わたしのはしごから 空へと昇りなさい
かみを伝い あたまに足をかけ
今すぐ 飛んで行けばいい
遠くへ 旅立てばいい
あなたが星につくころ わたしはひとり泣くから
***
おはようございます ^^
czenです。
出だしから
おセンチなメッセージですみません!
実は18年前の今日
わたしはこの曲を 朝目覚めてからずっと聴き続けていました。
cocco「星のうまれる日」という曲。
全身麻酔が身体中につたわっていくのを待ち
予定された手術室へ向かいました。
わたしのお腹に宿っていた
超未熟児の双子を救出する日でした。
1200gと1600g
人間の身体の水分は新生児で75%くらいですから
二人合わせてちょうど1人分の出生体重とはいえ
ひとりの子の脚の太さは
なんとボールペン一つ分の細さ‼でした…
私の太腿に二人が並んで寝ることができるほどの小ささ…
おかげさまで
臓器はすべて完成し 生まれてくれました!
命をさずかったその日から生まれるまで いや生まれてからも…
大学病院の専門家たちのもとで
機械とチューブにつながれ
人工的に管理された娠出産育児のはじまりはじまり~。
”異常妊娠”と”異常分娩”と刻印された母子手帳をたずさえて。
白い巨塔のような大学病院の中で
教授と研修医の研究対象として
毎度の診察はいろいろな恥部を研究対象として
ずらっと並んだDrに診られるという…!!!
なんともバツの悪いもの(慣れたら平気になりましたが!母つよし。笑)
わたしにとって
妊娠と出産と育児は
幸せな思い出だけではありませんでした
お腹に授かった命を守ることと育てることで
せいいっぱい
だから
この曲に出会ったとき
子供たちにいだく想いを代弁してくださっているかのようで
ずっと聴き続けながら祈っていたのです。
私をつたい
大いなる宙へ羽ばたいていってほしい。
私の命は
彼らが幸せであってくれるために使い果たせれば本望。
今日はその双子が…成人です!
私が母となった節目の日です!
いやーーーーー。
感慨深い…涙
今日は節目なので
息子たちに手紙を書きました。
たくさん伝えたいことが浮かんできましたが・・・
ほんとうに伝えたいことだけを書くことに決めました。
「生まれてきてくれて ありがとう」
「母にしてくれて ありがとう」
です。
いろいろあっても
生き方 活き方 逝き方
と真剣に向き合うことができているのは
この子たちのおかげかな、とも、思います。
「愛する」ということ
エーリッヒ・フロム
私の人生のバイブルのひとつです。
この本にも書かれているように
「愛するということ」は
相手に対する思いやりと無償性とともに
どうやら技術が必要だということを
私は子どもたちを育てることからも
深く学ばせていただいている気がします。
未来を担う子どもたちが
すくすくと健やかに育つ環境が
守られ続く世界でありますように…
私の使命を
まっとうできますように。
成人おめでとう!
花束を母に♡
(夫からのサプライズプレゼントです、涙。ありがとう)
明日限定ヒーリングのご案内です。
ひとりでも多くの女性性が 安定し満たされていきますように。
世の中を支え 慈しみのまなざしをもつ方が
ひとりでも多くこの世の中に増えていきますように。
必要なタイミングで必要な方へと お届けできますように。