変わりたいと思ったとき、 過去の自分を否定しそうになる看護師さんへ

変わりたいと思ったとき、 過去の自分を否定しそうになる看護師さんへ

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コラム
「もう、しんどい」
「楽にしていいよ」
「休んでいいよ」

ここまで、たくさんそんな言葉を重ねてきました。

それはきっと間違っていなかったし、
必要な言葉だったと思っています。

でも最近、ふと立ち止まって思ったんです。
それだけで、ほんまに十分やったんかなって。

看護師さんって、
ずっと走り続けてきた人が多い。

忙しいのが当たり前で、
余裕がない状態にも慣れてしまって、
それがやりがいや責任感と結びついてきた。

「患者さんのために」
「今やらなあかん」
「気づいたら動く」

そうやって体も心もできあがってきたから、
急に
「自分を大切にしよう」
「自分を優先にしよう」
って言われても、
頭では分かってるのに、身体がついてこない。

それって、怠けてるからでも、
意識が低いからでもない。

ここまで必死にやってきた結果なんやと思うんです。

最近、私は
「今の自分を変えたい」と思う気持ちの裏に、
「今までの自分はダメだったんじゃないか」
っていう感覚が入り込むことがあるな、って気づきました。

でも、それは違う気がして。

今までの自分を否定しなくても、
前に進むことはできる。

「そうやってやってきたんやな」
「それだけ頑張ってきたんやな」

まずは、
今の自分をそのまま認めること。

無理に前向きにならなくていい。
変わろうとしなくてもいい。

ただ、
「今の私は、こうなんやな」
って、静かに置いてみる。

それだけで、
少し視界がひらけることもある。

また走りたくなったら走ればいいし、
立ち止まりたくなったら立ち止まればいい。

その間に、
何も求められず、
何も説明しなくていい場所があったら。

きっとまた、
自分の足で動き出せる。

ここは、
そんな気持ちをそっと置く場所として
存在していたいなと思っています。
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