「LP制作を外注したいけれど、何から手を付ければいいかわからない…」
「丸投げOKって本当に大丈夫?失敗しそうで不安」
こうした不安を抱えるビジネスオーナーは多いではないでしょうか。
LPが思った通りの成果が出るかどうかは、作る前の準備でほぼ決まります。
そこで今回の記事では、LPを制作会社やフリーランスに依頼して成果を出すために、発注者が踏むべき5つのステップを解説します。
記事を読むことで、発注する前に具体的に「何を」「どうすれば」良いのかクリアになるでしょう。
【マインドセット】LP制作は「丸投げ」では成果が出ない
まず、最も本質的な考え方をお伝えします。
LP制作は「丸投げ」では成果は出ません。
もちろん「丸投げ」の程度にもよります。ここで言う「丸なげ」とは発注依頼の申し込みをしてから、後は全くなにもしないことを指します。
ここで、大きな疑問があります。
貴社のことを一番知っているのは誰でしょうか?
言うまでもなく、あなたの商品や顧客のことを一番知っているのは、あなた自身です。
Web制作者は、デザインやコーディングの技術を持っています。しかし、貴社自身のことを誰よりも一番知っているのは制作者ではなくあなたなのです。
当たり前のように思えるかもしれませんが、成果が出るLP(ランディングページ)は、「貴社のビジネスの強み(情報)」と「制作者のマーケティング・デザイン技術」の掛け算で生まれます。
どちらか一方が欠けても、売れるLPにはなりません。
5万円以下の超低価格LPや成果を求めないLPならそれで良いかも知れません。
しかし、あなたがLPに成果を求めるのであれば発注者側が全体の流れを把握した上で、制作者とともに歩み進めることが重要です。
丸投げではなく、パートナーとして伴走する意識を持ってください。
成果につながるLP制作の5つのステップ
では、具体的に成果につながるLPのステップを見てみましょう。
ステップは主に5つです。
ステップ①:目的・ターゲット・ゴールを言語化する(発注者の仕事)
「誰に」「何を」「どうしてほしいのか」を言葉にすることが、LP制作の出発点です。
ターゲットは「20〜40代の女性」のような広い括りでは不十分です。「育児中で時間がない30代の主婦」のように、できる限り具体的に絞ります。
ゴールは「問い合わせ」「購入」「LINE登録」など、必ず1つに絞ってください。
ここがブレると、どれだけ見た目を整えても売れないランディングページになります。「誰に何をしてほしいのか」を紙に書き出すことから始めましょう。
また、流入経路についても事前に整理しておくことをお勧めします。
Google広告から来る人と、SNSの投稿から来る人とでは、ページに到達したときの温度感がまったく異なります。
流入経路によって、書くべきメッセージの内容も変わってきます。
ステップ②:強みと素材を整理する(発注者の仕事)
次に、制作者に渡すための「材料」を準備します。
競合他社に負けない自社の強み(USP)を書き出してください。「なぜ自社を選ぶべきか」を、自分の言葉で説明できる状態にしておくことが重要です。
合わせて、以下の素材も事前に揃えておきましょう。
・お客様の声・レビュー
・よくある質問とその回答
・商品・サービスの写真や実績データ
・出品者・会社のプロフィール情報
素材が揃っているほど、制作者はより精度の高いLPを作れます。
逆に素材が不足したまま制作に入ると、「とりあえずのテキスト」で埋められたLPになりがちです。
準備の段階で、できる限り具体的な情報を集めておくことが、完成度を左右します。
ステップ③:構成案で情報の並び順を決める(共同作業)
ここから制作者との共同作業になります。デザインに入る前に、情報の並び順、つまりページのストーリーを決めます。
「まず読者の悩みに共感し、次に解決策を提示し、信頼性を示してから行動を促す」という流れが基本です。この順番が崩れると、訪問者は途中で離脱します。
デザインが完成してから「やっぱり順番を変えたい」となると、大幅な修正が発生します。文字と骨組みだけの段階でストーリーを確認しておくことが、コストを抑えるコツです。
このステップは、発注者が積極的に関わるべき場面です。
ここはあなたが作らずに制作者から提案を受けてもよいでしょう。
「なぜこの順番なのか」を制作者に確認しながら、納得した状態で次のステップに進んでください。
ステップ④:ターゲットに合ったデザインに落とし込む(共同作業)
構成案をもとに、デザインとコーディング(実装)を進めます。
ここで意識してほしいのは、「かっこいい」「可愛い」という感覚的な判断ではなく、ステップ①で決めたターゲットが「信頼できる」「これを買いたい」と感じるかどうかという視点です。
例えば、士業や医療系のサービスであれば誠実さと信頼感を伝えるデザインが適しています。一方、ファッションや美容系であれば世界観やトレンド感が重要になります。
ターゲットに合ったデザインの方向性を、制作者としっかりすり合わせてください。
デザイン案が出てきた段階で、「このデザインを見たターゲットはどう感じるか」という視点で確認することが大切です。
感覚ではなく、ターゲット目線で判断する習慣をつけてください。
ステップ⑤:公開後の体制を整える(発注者の仕事)
LPは公開してからがスタートです。広告を運用しながらデータを計測し、改善(LPO)を重ねることで成果が積み上がります。
公開後の修正対応の範囲や条件については、依頼前または依頼時に制作者と確認しておきましょう。後から「修正できると思っていた」というトラブルを防ぐために、事前の確認が欠かせません。
また、Googleアナリティクスやヒートマップツールなど、データ計測の環境を公開前に整えておくことも重要です。
数字を見ながら改善を重ねる体制があってこそ、LPは成果を出し続けます。
LP制作者とのコミュニケーションで失敗しないコツ
5つのステップを踏んだとしても、制作者との意思疎通がうまくいかなければ、思い通りのLPにはなりません。
要望は具体的に伝える
「なんとなくおしゃれな感じで」という伝え方では、制作者は判断できません。
「30代の主婦が安心感を持てるように、白を基調としたシンプルなデザインで」のように、意図と根拠をセットで伝えることが重要です。
もし難しければ参考にしたいデザインのURLを共有するのも、非常に効果的です。
修正は各ステップごとに確認する
デザインが全て完成した段階で「やはり並び順から変えたい」となると、追加料金や納期遅延の原因になります。
構成案の段階、デザイン案の段階と、各ステップで確認とOKを出す習慣をつけてください。これがコストを抑えながら質を上げる最も確実な方法です。
まとめ
この記事のポイントを振り返りましょう。
・LP制作の成否は、作る前の準備でほぼ決まる
・発注者が目的・ターゲット・ゴールを明確にすることが出発点
・強みと素材を事前に整理することで、制作の精度が上がる
・構成案の段階でストーリーを確認することが、コスト抑制につながる
・要望は具体的に、各ステップごとに確認を入れることが成功の鍵
LP制作は、制作者に任せきりにするのではなく、発注者が主導権を持って進めるものです。
この5つのステップを頭に入れておくだけで、公開されたLPの成果は大きく変わるでしょう。
LP制作の依頼を検討している方は、以下のサービスページをご覧ください。