初めてのLP制作|ホームページとの違いから、依頼前に準備すべき3つのことまで

初めてのLP制作|ホームページとの違いから、依頼前に準備すべき3つのことまで

記事
ビジネス・マーケティング
「新しい商品を売り出したいけれど、ホームページとLPのどちらを作ればいいのだろう?」

こうした疑問を持つビジネスオーナーは少なくありません。どちらもWebサイトの一種ですが、目的も役割もまったく異なります。

間違った方を選ぶと費用と時間をかけたのに成果がまったく出ない、という状況になりかねません。

LPとホームページのどちらか「正解」であるかは場面によって異なります

本記事では、LPとホームページの使い分けを解説するとともに今の貴社にはどちらが向くのかを提示します。

最後まで読むと「自社が今、どちらを選択をすべきか」が明確になるでしょう。

そもそもLP(ランディングページ)って?

4353563_s.jpg

ここまで自然にLP(ランディングページ)という言葉を使ってきましたが、もしかしたら初めてその言葉を聞く方もいらっしゃるかもしれません。

簡単に説明すると、LP(ランディングページ)の「ランディング」は、英語で「着地する」という意味です。つまり本来は、ユーザーが検索や広告をクリックして最初に「着地したページ」全般を指します。

広告やSEOの世界ではそちらの意味で使われることもあります。

ただしマーケティングや販売の現場では、もう少し狭い意味で使われることがほとんどです。

具体的には「訪問者に1つのアクションだけを取ってもらうために特化した、縦長の1枚ページ」を指します。

購入、問い合わせ、資料請求、会員登録など、目的は1つに絞られています。余計なリンクやメニューはなく、ページを閉じるか、ボタンを押すか、この2択だけがユーザーに与えられた選択肢です。

この「出口を絞って、行動させるという考え方が、LPの本質です。

LPとホームページの4つの決定的な違い

LPとホームページは、見た目は似ていても根本的に異なります。以下の表で比較してみると分かりやすいでしょう。

LPとホームページの比較表.png

役割のイメージで考えるとわかりやすい
ホームページは「会社の顔」です。実店舗に例えるなら、看板や店構えにあたります。訪れた人が会社を知り、信頼を感じてもらうための場所です。

一方、LPは「優秀な営業担当者」です。

チラシや訪問販売に例えると近いかもしれません。「この商品をあなたに届けたい」という1つのメッセージを、ページ全体で一貫して伝え続けます。

つまり、優劣ではなく「役割が違う」のです。社長の仕事と営業マンの仕事が違うのと同じなのです。

なぜLPは縦長なのか?
ホームページにはメニューがあり、訪問者は自由にページを回遊できます。これはホームページの目的である「豊富な情報の提供」に合った作りです。

しかしLP(ランディングページ)では、回遊は「離脱」とも言えます。

訪問者がメニューをクリックして別のページへ移動してしまったら、そこで成約の機会は失われます。

だからLPにはメニューがなく、縦にスクロールするだけの1枚ページになっています。

出口を「ボタンを押す」か「閉じる」の2択に絞ることで、成約率(CVR=コンバージョンレート)を高めるページの形になっているのです。

LPでSNSボタンは有効なの?
LP制作でも「SNSボタンはつけられますか?」というご相談はよくありますが、おススメはしません。

特にSNSは顧客の行動段階で考えると、「検討」より前の「認知」に有効なツールです。

せっかく「検討」してもらうためにLPに来てもらったのに、前段階に戻ってしまう仕掛けをしてももったいないのです。

ツールは「使い分け」が大切です。

あなたが今作るべきなのはLP?それとも、ホームページ?

4353535_s.jpg

LPとホームページの違いがわかったところで、「では自社はどちらを優先すべきか」という判断基準を整理します。

 LPを作るべき場合
以下に当てはまるなら、LPを優先することをお勧めします。

・売り出したい商品・サービスが1つに決まっている
・Web広告(Google広告、SNS広告など)の運用を予定している
・期間限定のキャンペーンやイベントの集客をしたい
・問い合わせや購入など、明確なゴールが決まっている

ホームページを作るべき場合
次のような目的であれば、ホームページが適しています。

・会社としての信頼性を高めたい、名刺代わりのサイトが欲しい
・複数の商品やサービスをまとめて紹介したい
・求人・採用活動に力を入れたい

両方必要になるケースもあります。「会社の信頼性はホームページで担保しつつ、新商品の販売はLPで行う」という使い分けは、多くのビジネスで見られる定番の組み合わせです。

LP制作で最初に決めるべきこと
仮に上記の選択でLPを作ると決めた場合、制作に入る前に明確にしておくべき項目があります。

これを曖昧にしたまま発注をしても、成果には繋がりません。これはWebデザイナーに依頼前に自社で整理しておくべき項目です。

①誰に向けたページか(ターゲット)
「20〜40代の女性」のような広い括りではなく「育児中で時間がない30代の主婦」のように、できる限り具体的に絞ります。

ターゲットが明確になるほど、刺さるメッセージが書けるようになります。

②何をしてもらいたいか(ゴール)
「問い合わせ」「購入」「LINE登録」など、1つのLPに対してゴールは必ず1つに絞ります。

2つ以上置くと訪問者が迷い、結果としてどちらも達成されにくくなります。

③どこから人を集めるか(流入経路)
Google広告、SNS広告、SNSの投稿からの自然流入など、流入経路によってLPに来る人の温度感が変わります。

「すでに購入を検討している人」と「まだ商品を知らない人」では、書くべき内容がまったく異なります。

最低限、発注前にこの3点を事前に整理しておくことで、LP制作がスムーズになり完成後の成果にも大きく貢献するでしょう。

「とりあえずホームページに広告を出す」がうまくいかない理由

4353620_s.jpg

ここで多くのビジネスオーナーが陥りやすい誤解にも触れておきます。

「ホームページはあるから、そこに広告を出せば売れるはずだ」と考えて、思うような結果が出ないケースは非常に多いです。

原因はシンプルです。
ホームページは情報が多く、訪問者が迷子になりやすいのです。

広告をクリックしてホームページに来た人は、すでにその商品やサービスに興味を持っています。

しかしそこで会社概要や採用情報、他のサービス一覧が目に入ると、「何をすればいいのかわからない」という状態になります。そのまま閉じてしまう、つまり「離脱」です。

このように販売が主目的であれば、ホームページに広告から流入させることは必ずしも正解ではありません

ただし、ホームページへの【流入や認知を高めたい】場合は有効な施策になります。

ここでも、「使い分け」が必要なのです。

広告からの流入先には、基本的には1つのアクションだけを促すLP(ランディングページ)が適しています。これがLPを作るべき最大の理由の1つです。

まとめ

ここまで「LPとホームページの違い」「LPとホームページの使い分け」と言うテーマを中心に解説してきました。

ここで、今回の記事のポイントを振り返りましょう。

・LP(ランディングページ)は「1つの行動をさせることに特化した縦長の1枚ページ
・ホームページは「会社の信頼性を伝える総合的なWebサイト
・売りたい商品・サービスが決まっていてWeb広告を使うなら、LPが適している
・ホームページに広告を出しても成果が出にくいのは、出口が多すぎるため
・LP制作前にターゲット・ゴール・流入経路の3点を明確にすることが重要

LPとホームページ、どちらが自社に必要かは目的によって変わります。「何のために作るのか」を先に明確にすることが、失敗しないための第一歩です。

LP制作について相談したい方、制作を検討している方は、以下のサービスページをご覧ください。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す