Web制作には、コーポレートサイト・採用サイト・ECサイトなどさまざまな形式があります。
ココナラでも数多くの出品者が多種多様なサービスを提供しています。
その中で私は、「不動産売却特化のLP(ランディングページ)制作サービス」という非常に狭い領域に特化したサービスを出品しています。
不動産業向けのサービスはいくつか見受けられますが、不動産の中でも売却に特化したサービスは珍しいのではないでしょうか?
不動産業は実は約12万社存在し、コンビニエンスストアの約2倍以上の「不動産屋さん」があるのです。12万社ある不動産会社の中で、大半は5名以下の中小企業です。
そのような企業が飛躍するためには「元付」物件の獲得が重要となります。
しかし、特に売買仲介の分野において実際元付になるには大手不動産以外ではなかなか難易度が高い実情があります。
売主様から直接相談を獲得するには「一括査定サイト」と言われる比較サイトの利用が現在は主流です。
しかし「価格の比較をするサイト」からの反響なので単に査定価格が高いという理由だけで選ばれたり、気軽に多くの会社に問い合わせできる分、連絡がつかないことすらあります。
本来「街の不動産屋さん」は地域の不動産相場を守り、お客様の資産価値を守るという大切な使命があります。
本サービスは「不毛な価格競争に巻き込まれている不動産会社への新たな武器」として活用してほしいという想いから生まれました。
今回の記事では、私が不動産売却LPに特化している理由に触れながら荒波の業界で勝ち残るためのヒントを提示します。
元付を増やしたい、一括査定サイト依存から脱却して飛躍したい不動産会社様はぜひご参考ください。
1. 小さな不動産屋さんが、売主集客に力を入れるべき理由
不動産業界では、大手ポータルサイトや全国展開のフランチャイズチェーンが圧倒的な知名度と広告費を持っています。
5名以下で運営している小規模な不動産会社が、同じ土俵で戦っても勝てません。では、小規模な会社が生き残り、安定した経営を続けるために何が必要なのか。
それは「元付物件(売主から直接依頼を受けた物件)を持っているかどうか」です。元付物件をどれだけ持っているかで、不動産会社の経営が左右されると言っても過言ではありません。
買主を探す「客付」業務は、物件情報があれば誰でもできます。現在は、ポータルサイトが集客の中心であり掲載すればある程度の集客も見込めるでしょう。
しかし、そもそも「広告掲載許可」がもらえるかどうかは元付次第です。元付の広告承諾がなければ、ポータルサイトに掲載ができません。
実務上、特に中古物件では「自社HPはOK、ポータルサイトはNG」というケースはまだまだ多いはずです。
従って、買主集客の最重要戦略であるポータルサイト掲載ができるかどうかは元付次第なのです。
つまり、客付中心の方針でやっていくとしてもそもそも買主の集客にハンデがあるのです。
だからこそ、売主からの直接の依頼を受けて元付になることが不動産仲介会社にとって重要なのです。
2. 両手取引がもたらす生産性の向上
不動産会社が売上を最大化するには、1件の取引からいかに多くの収益を得るかが重要になります。
不動産仲介では、売主と買主の双方から仲介手数料をいただける「両手取引」が、最も効率の高い取引形態です。
「両手取引」とは、売主様から仲介手数料をいただき同じ取引で買主様からも仲介手数料をいただくことです。これにより同じ1件の取引で、収益は片手取引の2倍になります。
ちなみに賃貸仲介でも両手の可能性はありますが、仲介手数料の金額が全く違います。
つまり不動産仲介会社が売上を最大化するには、
・売買仲介のうち、売主の
・元付物件
に注力して活動することが、営業の生産性を上げて売上を最大化する王道の戦略なのです。
人数が少ない中小企業こそ、1件あたりの生産性を高めることが経営の安定に直結します。10件の片手取引より、5件の両手取引の方が、同じ収益を半分の工数で得られます。限られた人員で最大の成果を出すためには、両手取引につながる元付獲得にリソースを集中させることが合理的な戦略です。
そして両手取引を実現するためには、まず売主から直接依頼を受けること、つまり元付を獲得することが前提になります。元付なくして両手取引はありません。
3. 一括査定サイト依存の弊害
「売主集客には一括査定サイトを使えばいい」と考えている方もいるかもしれません。
確かに、一括査定サイトは売却を検討しているユーザーが集まるプラットフォームです。しかし、現場でその実態を見てきた私は「依存」することのリスクを強く感じています。
一括査定サイトの構造的な問題は「査定価格の比較」が前提になっていることです。査定価格を一括で問い合わせるサイトなので、ごく当たり前のことです。
複数の査定先を指定したユーザーは複数の会社から査定結果を受け取り、その中から依頼先を選びます。
この構造の中で何が起きるかというと、誠実に「本来の相場」に沿った価格提示や査定を出す会社ほど選ばれにくくなるという逆転現象です。
適正価格を提示した会社より、売れるかどうかは別として高額な査定を出した会社の方が「高く売ってくれそう」(=高預かり)という印象でとりあえず選ばれやすくなります。誠実であることが報われにくい、不毛な競争構造がそこにあります。
相場より高くても売れる可能性はもちろんありますが、一般的には「相場より安く買いたい」といのが買主の心理ではないでしょうか?
実際の動きも、販売価格を下げて相場に近い価格になった時点で売れていくのです。その数カ月間、売主様は売れるか売れないかやきもきしながら待つことになるのです。
不動産会社も実はもちろん、相場よりかけ離れて高い金額で売れないことを知っています。
それでも【一旦】、売主様に気に入られるために売れるはずもない高い査定金額を提示するのです。
これは売主様にとっても不幸な結果になりますし、不動産会社のビジネスの観点から見ても回転率が悪くなります。
さらに、一括査定サイト経由の案件は複数の会社に同時に届くため、他社とのスピード勝負になります。
いち早く電話をかけ、アポを取り、訪問する。この競争に勝つために、営業マンの労力だけが削られていきます。問い合わせが来るたびに複数社と競い合い、勝てなければコストだけが積み上がる。小規模な会社にとって、この消耗戦は長くは続きません。
一括査定サイトは使い方次第で有効な手段にもなります。しかし、それだけに依存する集客モデルは構造的な限界があるというのが、現場を見てきた私の実感です。
4. 自社媒体で売却特化LPが必要な理由
では、どうすれば一括査定サイトという「他人の土俵」から抜け出せるのか?
答えは、【自社の土俵】を作ることです。
一括査定サイトは、複数の会社が横並びで比較される場所です。そこでは、個々の会社の強みや誠実さを伝えることが難しく、最終的に価格やスピードでの競争になりやすい。
これが「他人の土俵」での戦いです。
一方、自社の売却特化LPは、自社だけが語れる場所です。
地域での実績、お客様の声、専門資格、丁寧な対応のエビデンス、これらをページ全体を使って伝えることができます。
「家を売りたい」と本気で考えているユーザーが自社LPを訪れたとき、そこには他社との比較がありません。
ここで注意して欲しいことがあります。それは、「会社サイト(コーポレートサイト)の一部や一つのコーナー」として売却コンテンツを作るのではありません。
会社サイトの役割は「私たちはちゃんとした会社です」という信頼性を伝えること。
不動産売却の集客は「売却相談」あるいは「査定依頼」を直接受ける「行動をしてもらう」ことであり、役割が違います。
賃貸情報も管理業務の案内も、関係のない情報のノイズがない。
ただ「不動産を売却したい人」に向けて、自社の強みと誠実さをダイレクトに伝えられる場所が、売却特化LPです。
自社LPを通じて問い合わせてきた売主は、貴社の情報だけで埋め尽くされたLPを見て問い合わせてしてきています。
つまり、その時点で「他社の土俵」に上がっていません。
価格を比較される場合と較べて、どちらが専任媒介契約に近いかは言うまでもないでしょう。
5. まずは、気軽に試すことが重要
とはいえ、LP制作には費用がかかります。
一般的なLP制作を外注すれば、30万〜50万円の初期投資が必要になります。大手企業や潤沢な広告予算を持つ会社にとっては許容範囲かもしれませんが、5名以下で運営している会社にとっては、大きなリスクを伴う投資です。
「本当に効果が出るか分からないものに、最初から大金は払えない」
これは、不動産会社の経営者の率直な本音でしょう。
そして、この声に応えるために本サービス「不動産売却LP制作サービス」を作りました。
売却LPに共通する有効な構成をあらかじめ設計・構築しておくことで、毎回ゼロから行う構成設計の工数を削減しています。
そのため、基本価格を抑えて制作ができます。
サービスについては、こちらの記事もご参考ください。
オリジナル性、独自性を出して差別化したい方にはさままざまなオプションをご用意しています。
必要な分だけ、オプションをご利用ください。
「まずは試してみる」という判断ができる価格帯にすることで、初期投資のリスクを大幅に下げています。
1件の売買契約における仲介手数料を考えれば、LPへの投資は十分に回収できます。
「試せる価格で始めて、効果が出たら本格的に活用する」という入り口を作ることが、このサービスの出発点です。
まとめ
一括査定サイトに依存し、価格競争と対応スピードの消耗戦をいつまでも続けますか?
その覚悟がある方には、このサービスは不要かもしれません。
しかし、査定価格だけで不動産会社を選んで後悔している売主様は数多く見受けられます。そのような売主様のためにも、本来の自社の強みをしっかりアピールできる自社媒体の「不動産売却LP」の運用は有効な戦術です。
これからは、数多くの不動産会社がある中で自社の強みをしっかり伝えることができる会社が生き残れる時代になるでしょう。
地域に根ざして長年営業してきた街の不動産屋さんには、大手にはない武器があります。
・地域の相場を熟知していること
・顔の見える関係で丁寧に対応できること
・地域の資産価値を守るという使命感。
こうした強みは、本来であれば売主に直接伝わるべきものです。
しかし、一括査定サイトという「比較の場」では、その強みが伝わりにくい。だからこそ、自社の土俵で戦うための売却特化LPが必要です。
街の不動産屋さんが持つ「本来の強みと使命」を、必要としている売主に届けるための武器として、このLPを活用していただきたい。
それが、このサービスを作った理由です。
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