「キレイなデザインのLP制作を依頼すれば、問い合わせが増えるはず」
初めてLP(ランディングページ)制作を依頼する方の多くが、そう考えているのではないでしょうか?
しかし、残念なお知らせです。
結論をお伝えします。
LPを作っても問い合わせが増えない原因の大半は、デザインではありません
あなたは「見た目が良いLP=成果が出るLP」だと考えていませんか。他の多くの発注者の方も、そのように考えているでしょう。
だからこそ、デザインを一番重視して依頼先を探します。ポートフォリオを見比べて、好みに近い雰囲気の制作者に声をかける方も多いはずです。
実際、依頼先を探すときに「LP おしゃれ」「LP デザイン かっこいい」といったキーワードで検索していませんか?
それが大きな失敗の原因です。
では、デザインを重視してLP制作依頼をすると失敗する"本当の原因"は何なのでしょうか。
それを知らずに依頼してしまうと「せっかく作ってもLPから問い合わせが全然ない」という残念な結果になりかねません。
ココナラは一般的な制作会社より安価で依頼できるケースも多いですが、それでも時間もお金もかけたのに成果が出ない、という状況は避けたいはずです。
もし、あなたがデザインだけを重視して発注を決めるとLPの公開後に後悔してしまうかもしれません。
この記事では、そんな状況にならないようにLPの発注前に考えておくべきセンターピンと言えるある「視点」を解説します。
LPが「売れない」時、デザインは悪者か?
いきなりですが、結論を言います。
LPが売れない"本当の原因"は、デザインではなく「構成」が悪いことです。
だから、仮に公開後の成果がいまいちになってしまったとした場合に構成を検討せずにデザインだけ変更しても恐らく成果は変わらないでしょう。
なぜなら、LPの目的はそもそも「きれいに見せること」ではないからです。
LPに訪れた人に問い合わせや申し込みという行動を起こしてもらうことが目的です。この目的より優先してデザインを重視してしまうと、【見た目は良いのに成果につながらないLP】が出来上がります。
LPで成果を出すために「構成」が重要な理由
ユーザーに行動を起こしてもらうには、読み手が疑問や不安を一つずつ解消する必要があります。
最後に「これなら申し込もう」と納得できる【流れ】が必要です。この流れを作るのが「構成」です。
LPに限らなくとも、文章やプレゼンの説明の順番で大きく内容の印象が変わることは体験された人も多いでしょう。
つまり、同じ内容・同じ実績を伝えるLPでも、情報を出す順番が違うだけで納得感は変わるのです。
具体的には
・先に料金を出すか
・先に安心材料を出すか
これだけでも、印象は大きく変わるはずです。
同じ文章でも構成が変われば、受け取られ方が逆転することさえあります。構成一つで、読み手が受け取る印象は大きく変わってしまうのです。
デザインが美しくても、この順番がおかしければ読み手は途中で離脱してしまうでしょう。
そうなれば、せっかくLPを最後まで読んでもらえる可能性があったのに、途中で離脱されてしまうのは大きな損失です。
つまり、発注前にまず確認すべきは「デザインの雰囲気」ではありません。
あなたがLPの制作を検討する際にデザイナーのポートフォリオを見るとします。
その時にチェックするのは「デザインのカッコよさ」ではなく「情報がストーリーになって、自然と読み進めたくなっている構成になっているか」なのです。
では、LPのデザインはどうでもいいのか?
ここまでのお話だけを聞けば、もしかすると「デザインは二の次でどうでもいいの?」と思われたかもしれません。
もちろん、そんなことはありません。デザインも成果がでるLPを制作するために大切な要素です。
しかし、デザインはあくまで目的を達成するための「手段」なのです。見た目の美しさは、その結果に過ぎません。
なぜそう言えるのでしょうか。デザインの役割は、構成が決めた情報の流れを読み手が迷わず追えるようにすることだからです。
例えば、デザイン論の基本として
・整列
・反復
・近接
・対比
があります。
情報の優先順に沿って設置されたコンテンツを「整列」させることで、読者は無意識に読みやすくなるでしょう。
しかし、「構成」という根本の土台がなければ、デザインは目的を失います。
さらに言うと、
・見出しの大きさ
・色の使い分け
・余白の取り方
これらはすべて「伝えたい情報を伝えたい意図で届けるため」に存在します。
配色やフォントにこだわっても、情報の順番が整っていなければデザインは役割を果たせません。
どれだけ美しい素材を使っても、伝える順番が崩れていれば、読み手には正しく届きません。
LPを発注する際「おしゃれなデザインにしてほしい」と考えるのは自然なことです。ただ、それだけを基準に依頼先を選ぶのは危険です。
あなたがLPを発注する目的は?
あなたは、
・きれいなデザインの「作品」が欲しいのでしょうか?
・それとも、問い合わせという「成果」が欲しいのでしょうか?
デザインの完成度と成果の出やすさは、必ずしも一致しないという点を覚えておいてください。
実際、ぱっと見の見た目の評価は分かりやすいでしょう。一方で、構成の良し悪しはロジカルな思考が必要です。
だからこそ、発注者にとってはいわゆる「デザインの良さ」の方が判断しやすくそちらに意識が向きやすいのです。
しかし、その考え方では「失敗」してしまう可能性が大いにあることをここで確認してください。
LPの発注者が気づきにくい3つの「落とし穴」
デザインだけでLP制作の依頼先を決めると「落とし穴」に気づかないまま契約してしまうかもしれません。
そこで、あなたが「落とし穴」にはまらないように注意すべきポイントを列挙しておきます。
1. 読者の不安や不満に応えていない
特に比較的単価が高いサービスにおいて、検討者は不安や疑問を抱えています。
その不安や疑問(不満)に応えるコンテンツがあり、そして適切な表現がされているかを確認しましょう。
どの段階で解決策を提示しているかは要チェックポイントです。
2. 導線が設計されていない
最近はAIでキレイな画像が出力できるようになりました。既に多くの人が実験しているのを見ると「成果が上がっていない」ケースが多いようです。
つまり、なんとなくキレイな画像は生成されるけれど「どの導線にすれば読み進めやすいか?」「行動をさせるためのボタンの大きさは適正か」というところまではAIは現時点で対応できていません。
これは人間が作っても、構成や導線が設計されていない場合同じ現象が起きます。
LPは特に「営業心理学」や「販売心理」に基づいたロジカルな設計が必要です。LPの良し悪しを判断する最重要ポイントです。
3. ターゲットがぶれている
ターゲットが曖昧なまま制作が進むと、文章のトーンや訴求ポイントが一貫しなくなります。
仮にデザインだけの完成度が高くても「なんとなく良さそうだけど、自分には関係なさそう」という印象を与えてしまいます。
また、例えばシニア向けビジネスなのに「オシャレ優先で字が小さい」というケースもありがちです。
デザインだけ見ると字が小さい方がオシャレに見えるケースはありますが、そもそも読者が読みづらければ意味がありません。
これらの「落とし穴」は、デザインそのものの完成度とは無関係に発生します。
デザインが素晴らしいLPでも、この3つの「落とし穴」にはまれば成果につながりません。
可能であれば、LPの発注前に確認しておきましょう。
LPの申込前に本当に確認すべきこととは?
ここまでの内容を踏まえると、あなたがLPの申込前に確認すべきことが見えてくるのではないでしょうか。
それは「見た目の好き嫌い」ではなく「よい構成ができそうか」ということです。
依頼先を選ぶときには、ポートフォリオのデザインだけを見てはいけません。
事例について
「どういう意図でこのデザインにしたのか」
「なぜ、この順番なのか」
「どういう流れの構成なのか」
と言ったことを確認しましょう。
LPの申込前にこの確認作業をしないことが、あなたがLP公開後に後悔しないための分かれ道になります。
もちろんですが、デザインの完成度も大切な要素の一つです。ただ、それは構成という土台があって初めて意味を持つものです。
土台と仕上げ、どちらが先に整うべきかを間違えないようにしてください。
まとめ
せっかく費用をかけてLPを発注しようとするならば、誰しも失敗したくないものです。
しかし、多くの発注者はデザインや見た目だけを重視してLPを発注した結果、公開してしまうことも少なくなくありません。
そうならないためには、以下の点を理解しましょう。
・LPが売れない一番の原因は、デザインや見た目ではなく「構成」
・デザインは、構成が決めた情報の流れを届けるための「手段」
・デザインだけで依頼先を選ぶと、公開後に気づく「落とし穴」がある
・LP発注前に確認すべきは、デザインではなく「構成」
初めてLP制作を依頼する方こそ、デザインより先に今回のお話を頭に入れて検討をして欲しいものです。
それが、LP制作の契約後に後悔しないための一番の近道です。
もし、「構成」から相談したい場合は下記のサービスをご利用ください。
見積依頼前にココナラの「メッセージ」機能を使ってご相談いただいてもOKです。