ポートフォリオに新しい事例を追加しました!
今回の記事は、追加した新事例を「どのように考えて、どう作った」かを紹介します。
私がどういう意図や方針、思考回路でLP制作を行なっているかというプロセスや考え方をご理解いただくことで、ご自身でランディングページを制作させる際のヒントになれば幸いです。
尚、本事例紹介はあくまで「私が今回のLPをどういう風に意図して制作したか」をご理解いただくことを主旨としており、クライアントのお考えや情報は意図的に省いている部分はあります。
ご理解いただけますと幸いです。
制作の背景|「一括査定だけでは、関係性が築きにくい」
不動産売却の集客手法として、
一括査定サイトを活用するケースは多く見られます。
一方で、不動産営業の現場では、
次のような課題が語られることも少なくありません。
・ 査定金額ありきになり、サービスの違いが伝わらない
・「どこに頼んでも同じ」に見えてしまう
・今すぐ売る人以外とは接点が持てない
・問い合わせ後に連絡がつかない場合もある
こうした背景から、
**「査定前の段階で、きちんと価値が伝わる設計」**を重視しました。
今回のLP制作では、
ココナラの出品サービスの仕様をベースとしながらも、
そのまま当てはめるのではなく、
カスタマイズによって設計を調整しました。
具体的には、
・サービスの考え方・立ち位置を言語化する構成設計
・「売却」ではなく「相談」から入る導線設計
・一括査定と比較した際の違いが直感的に伝わる表現
・読み手の不安を先回りして解消するストーリー構成
など、ご購入企業とご意向や方針を摺り合わせしながら
標準プランでは表現しきれない部分を重点的にカスタマイズしています。
その結果、「どこにでもある不動産LP」ではなく、
顧客企業様ならではの思想や姿勢が伝わるLPとして制作することができました。
差別化ポイント|よくある特徴ではなく行動段階で設計する
多くの不動産売却LPは、
「実績件数」「業歴」といった特徴の羅列になりがちです。
しかし今回のLPでは、
売主がどの心理段階にいて、そのニーズは何か?
という「ファネル(行動・検討段階)」の視点から全体を設計しています。
一括査定ユーザーと、今回狙うユーザーは“段階”が違う
一般的な一括査定は、
すでに「売る」ことを決めた顕在層を対象としています。
一方で本LPが狙うのは、
・まだ売るか決めていない
・価格よりも「どう進めるべきか」が分からない
・不動産会社に相談すると売り込まれそうで不安
といった、準顕在〜潜在層です。
この層に対して、
いきなり「査定」「媒介」「実績」を前面に出すと、
心理的ハードルが一気に上がってしまう可能性があります。
ファネルに合わせて“役割”を分けた情報設計
そこで今回のLPでは、
・「売却の前に悩むのは普通」という共感
・「査定や媒介を前提としない」という安心
・「今すぐ売らなくても大丈夫」という行動ハードルを下げる
というように、ストーリー型LPにしています。
もちろん、強みや他社との違い等「営業」部分もありますが、
全体のトーンとして「共感」「安心」を重視したLP制作になっています。
標準LPを“そのまま作らなかった”理由
ココナラの標準制作プランでも不動産売却LPは作れます。
「自分で作り直したい」「とりあえず一般的なLPでテストしたい」等のご要望には、標準プランでも対応可能でしょう。
しかし今回は、
・想定ユーザーの心理段階の違い
・一括査定との決定的な違い
・「売らない相談」という逆説的価値
を踏まえフルオーダーLP制作に近いカスタマイズを行いました。
その結果「よくある不動産LP」とは異なる、
相談されるための導線を持ったLPに仕上がっています。
ポートフォリオで実際にご確認ください。