【初心者】ExcelVBAを使った日報自動作成ツールの作成方法

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本記事では、ExcelVBAを使った日報自動作成ツールの作成方法について解説します。日報はビジネスマンにとって欠かせない業務の一つですが、手動で作成すると時間がかかり、ミスも起こりやすくなります。そこで、ExcelVBAを使って自動化することで、効率的かつ正確な日報作成を実現しましょう。

1. ExcelVBAとは


ExcelVBAとは、Microsoft Excelのマクロ機能を使って、VBAというプログラミング言語を使ってExcelの操作を自動化することができるツールです。ExcelVBAを使うことで、繰り返し行う作業や複雑な計算処理を自動化することができます。

2. 日報自動作成ツールの作成方法


2-1. シートの準備

まずは、日報を作成するためのExcelファイルを用意しましょう。このファイルには、日報をまとめるためのシートが必要です。シートの作成方法は、新しいシートを作成するボタンをクリックするだけで簡単に作成することができます。

2-2. マクロの作成

次に、VBAエディタを開いて、マクロを作成します。マクロとは、Excelの操作を自動化するために記述するプログラムのことです。今回は、日報のフォーマットにあわせて、各項目に自動で値を入力するマクロを作成します。
例えば、日付や時間、プロジェクト名、作業内容、作業時間などの項目に値を入力する場合、以下のようにマクロを作成します。
スクリーンショット 2023-03-13 082629.png

このように、各項目に値を入力するマクロを作成することで、日報の作成作業を自動化することができます。

2-3. ボタンの作成

最後に、作成したマクロを実行するためのボタンを作成します。ボタンを作成することで、クリックするだけで日報作成が完了するようになります。
ボタンの作成するには、以下の手順を行います。

①開発タブを表示する
開発タブを表示するためには、Excelのオプションを設定する必要があります。Excelのバージョンによって設定方法が異なりますが、一般的には以下の手順で開発タブを表示できます。

②ファイルメニューから「オプション」を選択します。
「カスタマイズリボン」を選択し、右側の「開発」にチェックを入れます。

③フォームコントロールのボタンを挿入する
開発タブにある「挿入」グループの中にある「フォームコントロール」から「ボタン」を選択し、ボタンを作成する範囲をドラッグします。

④ボタンにマクロを割り当てる
作成したボタンを右クリックして、「マクロの割り当て」を選択します。マクロの一覧が表示されるので、先ほど作成したマクロを選択します。

⑤ボタンのデザインを変更する(オプション)
ボタンのデザインを変更することで、より見やすく、使いやすいボタンにすることができます。ボタンを右クリックして「ボタンの書式設定」を選択し、色や形、テキストなどを変更することができます。


以上の手順でボタンを作成することができます。ボタンをクリックすると、作成した日報が自動的に作成されるようになります。このように、ExcelVBAを活用することで、煩雑な作業を自動化することができ、効率的な業務が実現できます。是非、今回の記事を参考にして、自分だけのVBAマクロを作成してみてください。


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