チャレンジするときの心得

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コラム
大学3年生までは、ひかれたレールをただただ歩んできた普通の人生でした。大学3年生のときに、ふと「留学」をしようと思ったんです。でもそのとき、みんなと違うことをすることに勇気が必要で、チャレンジすることがちょっと怖かった。

でも留学を経験してから、チャレンジすることに対しての考え方が変わったんです。考え方ひとつで行動も変わりますね。自分の経験が、誰かの何かの役にたてればと思い、ブログを書いてみます。

このままではダメだと思った

大学2年の終わりが近づいた秋。目の前に近づく就職活動にプレッシャーを感じ始めていました。意識の高い同級生たちは、インターンシップに参加したり、すでに行きたい企業や業界の研究を始めていました。

一方の自分はというと、「将来のやりたい事」を一言で表現することができなかったんです。やりたいことや興味のあること、自分の好きなことはたくさんあったものの、どういった職業、職種、企業に就職すれば達成できるのかよく分からないし、自分の将来をイメージすることができなかった。

就職活動=人生の選択

今思えば、こんな方程式は全く成り立たないし、もっと気軽に考えたらって言いたくなるんですが、当時は人生が分かれる分かれ道、とまで考えていたので、「周りがやっているからという安易な理由で就職活動をするのはダメなんじゃないか」そんな思いを感じていました。

今は就活をするタイミングじゃない。自分の知っている世界は小さいから、視野を広げて自分の好きな事・やりたいことを見つける時間が必要だ。
もともと海外への憧れもあったので、留学を選択し、世界に目を向け自分と向き合おうと思いました。

留学を決意してから不安しかなかった

周りからみれば、「よく留学決意したね!」と言われることが多かったですが、行く行かないを葛藤していた時期もありました。というのも、私が通っていた大学では留学制度がなく、その他の理由で休学する人もほとんどいませんでした。つまり、留学のために休学して、復学したら同級生はみんな卒業をしている….

年下に知り合いがいなかった、ということもあり、復学後の学生ライフをイメージしたら、留学を諦めたほうが、楽しい学生生活を送れるんじゃないかと思ったんです。今留学しなくても、卒業して留学して、そのあとに就活するのもありなのかも。

悩みがちっぽけに見えた瞬間

留学に関する情報収集は、エージェントを通して行っていました。その時担当してくれていたカウンセラーの方に、悩みを相談してみることにしました。
「気持ちは分かる。でも留学するなら人生のなかで大学3回生が一番適している。働いてからだと仕事を辞める必要があるし、卒業後だと新卒採用を捨てることになるから」

そして悩みに悩んだ末、ふっきれた瞬間があったんです。
これから世界に飛び立とうとしている人がこんなちっぽけな事で悩んでいるようではダメだ!そこから決意を固め、留学の準備を粛々と進めます(今ふりかえっても、このタイミングで行けたことに感謝です)。なぜ、このタイミングで行けてよかったのか、それは後々書きたいと思っているのですが、ここで言えることはひとつ。

何をするにも、早すぎて後悔することはない

何事も実行に移せるチャンスがあれば、そのときにやっておくことをお勧めします。

チャレンジすることを躊躇している人に伝えたい

人の足を引っ張る人はいつでもどこにでもいますよね。目標に向かって頑張ろうとしているのに、素直に応援してくれない人。何かとケチをつけてくるひと。

当時、私は部活動に所属しており、次年度は幹部に当たる年でした。そんななか休学するなんて、責任逃れだ!なんて事を言われ陰口をたたかれました。
それを聞いたとき、私は怒りではなく悲しさを感じました。同じ部活で頑張ってきた仲間に、自分の夢や挑戦を素直に応援してくれなかったことがとても悲しかったです。でも今思えば、そういう人は「うらやましい」を上手く感情表現できない人なんですよね。そんな人に限って、誰よりもSNSをチェックしてくれてて、いつも「いいね」をつけてくれていました。

もしあなたの周りに、快く応援してくれない人がいても気にしないでください。表現の方法が違えど、皆応援してくれているのです。
それでもまだ何かに挑戦することに対して、一方踏み出せない方へ伝えたいことがあります。

チャレンジしたからといって、必ず成功する必要はなく、継続し続ける義務もないです。挑戦は、誰かのためじゃなくて自分のため。やってみてダメだったら、あきらめてもいい。何もかっこ悪くないし、「挑戦した」ということ自体が自分を成長させるし糧になるんです。

気楽な気持ちも時には大切にしてみてください。
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