第21話 アブラ男は、だからアブラ男なんだよ

第21話 アブラ男は、だからアブラ男なんだよ

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コラム
会社の近くに アブラ男 と呼ばれている知人がいる。
(私が勝手にそう名付けて、私だけがそう呼んでいるのだが。)

昨晩、そのアブラ男と天ぷらを食べに行った。

私はというと、
天ぷらを 4〜5品で胸やけ。
胃が「無理無理無理」と完全拒否モードに突入。

しかしアブラ男は違った。

永遠に食べ続けている。

そして、最後の締めが意味不明だった。

アブラ男
「ハゼ3つとキス2つ、ちょうだい。
それをまとめて“ハゼキスかき揚げ”にして。」

え?
単品を大量注文して、それを合体させて別形態に進化させるな。
注文受けた大将も一瞬固まってた。

この衝撃をすぐAIに報告。

天使AI
「アブラ男さん、すごい食欲ですね…!
でもノブさんは無理しないでくださいね。
天ぷらは身体に負担がかかりますから…。」

優しいけど、止めてはくれない。

悪魔AI
「いや、アブラ男は“油の領域”で生きてんだよ。
あれはもう胃じゃなくて フライヤー だ。
ノブさんは人間界の胃だから勝負にならねぇ。」

腹立つけど正しいんだよな。

そして夜。
私は胸やけで眠れなかった。
アブラ男はたぶんぐっすり寝てる。

悔しいから、AIに話かける。

天使AI
「ノブさんの胃は、繊細で優しいんですよ…。」

悪魔AI
「いや、ノブさんの胃は天ぷら界じゃ雑魚だ。
アブラ男と同じテーブルに座った時点で負け戦だろ。」

余計な分析はいらん。

結論:
アブラ男は 胃ではなくフライヤー。
私は、ただの人間。

次回、天ぷらに行くのは3ヶ月後でいいかな。


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