苦手教科に手をつけられないとき、最初の一歩を小さくする

苦手教科に手をつけられないとき、最初の一歩を小さくする

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コラム
「苦手な教科を勉強しよう」と思っても、何から始めたらいいか分からず、なかなか手がつかないことがあります。

そんなとき、「苦手なところを全部やり直そう」とすると、始める前から大きな課題に感じてしまうかもしれません。

まずは、勉強の入口を小さくしてみましょう。

たとえば数学なら、いきなり問題を何ページも解くのではなく、

・教科書の例題を一つ読む
・途中式を見ながら、同じ問題を解いてみる
・分からない言葉や式に印をつける  

英語なら、

・教科書の本文を一段落だけ読む
・知っている単語に印をつける
・一文だけ、意味を確かめる  

といった始め方があります。

大切なのは、最初から苦手を克服しようとしないことです。「今日は一問だけ見る」「分からないところを一つ見つける」でも、次に何をすればよいかが少し見えてきます。

始めてみたら、どこで止まるかを確かめる

問題に取り組んでみると、「公式は覚えているけれど使い方が分からない」「問題文の意味がつかめない」など、苦手の中身が見えてくることがあります。

「数学が苦手」と一言でいっても、つまずいている場所は人によって違います。

どこで止まったかを見つけられたら、それは大事な手がかりです。すぐに解けなくても、「何が分からないか」が少し分かるだけで、次の勉強を選びやすくなります。

保護者の方からは、

「苦手な教科もやりなさい」ではなく、
「どこからなら始められそう?」

と聞いてみるのも一つです。

本人が自分で選んだ小さな課題なら、取り組み方を考えやすくなることがあります。もちろん、その日にすぐ始められないこともあります。急かすより、どこが負担に感じるのかを一緒に確かめることも大切です。

私は講師8年・教室長約9年、教育に約17年間携わってきました。

学習相談では、「苦手だから、もっと勉強する」と決める前に、ご本人や保護者のお話を伺いながら、どこでつまずいているのか、何が負担になっているのかを整理します。

そのうえで、本人が納得できる、今の生活の中で始めやすい一歩を一緒に考えます。

「苦手教科を避けてしまう」
「何を手伝えばいいか分からない」

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