52.「『わからない』で手が止まったとき」

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問題を解いていて、途中で手が止まる。
「どうしたの?」と聞くと、
「わからない」

「もう無理」

「できない」
と返ってくる。
そんなとき、親御さんとしては、
「もう少し考えてみたら?」

「さっき似た問題をやったでしょう?」
と言いたくなることもあると思います。
でも、「わからない」=全部わからないとは限りません。

① 「わからない」の中身を分けてみる
ひとことで「わからない」と言っていても、
問題文の意味がわからない。

計算のやり方がわからない。

途中まではできるけれど、その先がわからない。
など、状態はいろいろあります。
そんなときは、
「どこまでならわかっているんだろう?」
と考えてみます。
全部できないように見えていても、実は途中までは理解できていることがあります。

② 「どこがわからない?」と聞きすぎない
子ども自身も、どこでつまずいているのかわからないことがあります。
そんなとき、
「どこがわからないの?」
と聞かれても、
「全部」

「わかんない」
としか答えられないこともあります。
そこで、
「ここまではわかる?」

「この式は作れそう?」
と、少しずつ一緒に見ていきます。
わからないところを説明してもらうのではなく、一緒に探していく。
そんな考え方でもいいのだと思います。

③ 「わからない」と言えたことも大切です
子どもによっては、
「わからない」と言うこと自体が苦手なこともあります。
「怒られるかもしれない」

「できないと思われたくない」
そんな気持ちから、わかったふりをすることもあります。
だから、
「そっか。じゃあ一緒に考えてみよう」
と返すことができれば、
わからないときに助けを求めても大丈夫
という安心につながることがあります。

まとめ
子どもが「わからない」と言って手を止めたとき、
すぐに先へ進ませるより、
「どこまでならわかっているんだろう?」
と考えてみる。
「わからない」は、できない証拠ではありません。
次にどこを見直せばいいのかを教えてくれる言葉でもあります。

「何がわからないのか、本人もうまく説明できない」

「どこから勉強をやり直せばいいかわからない」
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(ではまた次回に。)

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