子どもが問題の前で手を止めて、
「わからない」
「できない」
と言っている。
そんな様子を見ると、親御さんとしては、
「ここはこうするんだよ」
「答えはこれだよ」
と、すぐに教えてあげたくなることもあると思います。
困っているなら、早く助けてあげたい。
それは自然なことです。
もちろん、答えや解き方を教えることが悪いわけではありません。
でも、その前に少しだけできることもあります。
① まず「どこまでできているか」を確かめる
前回も書いたように、「できない」と言っていても、全部ができないとは限りません。
そこで、すぐに解き方を教える前に、
「ここまではわかる?」
「次は何をすればよさそう?」
と聞いてみます。
すでにわかっているところが見つかれば、そこから子どもが自分で進めることもあります。
答えを教える前に、
「どこまでなら自分でできそうだろう?」
と、親御さんも考えてみることが大切です。
② ヒントは、少しだけ出してみる
答えを全部教えるのではなく、
「前の問題と似ているところはないかな?」
「この数字は使えそうかな?」
など、小さなヒントを出してみます。
そして、ヒントを出したら少し待ってみる。
そこで子ども自身が気づければ、
「自分でできた」
という感覚にもつながります。
手伝うことと、代わりに解くことは少し違います。
子どもが自分で考えられる部分を残しておくことも、ひとつの助け方です。
③ 考えている時間を急がせすぎない
子どもが黙っていると、
「わかっていないのかな」
「もう教えた方がいいかな」
と思うこともあります。
でも、その沈黙の中で子どもが考えていることもあります。
少し待ってみて、それでも困っているようなら、もう一つヒントを出してみる。
もちろん、長い時間そのまま苦しませる必要はありません。
待つことも、教えることも、
その子の様子に合わせて使い分けていいのだと思います。
まとめ
子どもが問題の前で止まっていると、早く答えを教えて助けたくなります。
でも、その前に、
「どこまでなら自分で考えられそうだろう?」
と、親御さんも考えてみる。
大切なのは、「答えを教えないこと」ではありません。
子どもが自分で考えられる余地を、少し残しておくこと。
それも、子どもを助ける方法のひとつなのだと思います。
「つい全部教えてしまう」
「どこまで手伝えばいいのかわからない」
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