53.「『できない』と言われたとき、最初に見ること」

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学び
子どもが問題を前にして、
「できない」

「無理」

「わからない」
と言うことがあります。

親御さんとしては、
「まだやってないでしょう」

「まずやってみたら?」
と言いたくなることもあると思います。
でも、「できない」という言葉の中には、いろいろな状態があります。
今回の中心は、
「できない」と言われたとき、まず“何ができないのか”を考えてみる。
です。

① 「できない」=全部できない、ではない
たとえば、
問題文の意味がわからない。

計算の途中で止まっている。

やり方はわかるけれど自信がない。

最初の一歩がわからない。
など、「できない」の中身はさまざまです。
だから、すぐに
「できるよ」

「頑張ればできるよ」
と励ます前に、
「どこで止まっているんだろう?」
と考えてみる。

② 「できているところ」を探してみる
全部できていないように見えても、
問題文は読めている。

途中の式までは書けている。
前の問題なら解けている。
ということがあります。
そこで、
「ここまではできているね」

「この先で止まったんだね」
と確認する。
「できない」の中にも、できている部分があります。

③ 「できない」と言えたことも大切にする
子どもによっては、「できない」と言うこと自体が苦手です。
失敗したと思われたくない。

怒られたくない。

がっかりされたくない。
そんな気持ちから、黙ってしまうこともあります。
だから、
「そっか。どこから一緒に見てみようか」
と返すことができれば、
できないときに助けを求めても大丈夫
と思えるようになることがあります。

まとめ
子どもに「できない」と言われたとき、
すぐに励ましたり、答えを教えたりする前に、
「何ができないんだろう?」

「どこまではできているんだろう?」
と考えてみる。
「できない」という言葉は、その子の能力そのものを表しているわけではありません。
「できない」は能力の評価ではなく、困っている場所を知らせる言葉。
そう考えると、声のかけ方も少し変わってくるかもしれません。


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(ではまた次回に。)

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