9月11日は本当に「日本の切り替わり」になったのか? 9/7〜13未来予測を検証

9月11日は本当に「日本の切り替わり」になったのか? 9/7〜13未来予測を検証

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先週、9月7日から13日までの日本未来予測の検証回。
最も強く出していたのが、9月11日午前10時頃から昼12時半前後。しかもこれは週次予測だけで突然出てきた日ではない。

9月3日に公開した月間の災害予測でも、先に9月10日夜から13日未明を最初の警戒帯として挙げ、その中でも9月11日前後を強く見ていた。ただし、週次予測を作り直した段階で読み方は少し変わった。

政治、行政、経済、市場、国土、インフラ、危機管理などが同時に動きやすい、日本全体の切り替わりの日とした。

果たして実際はどうだったのか。予測記事に書いた内容をそのまま順番に確認してみる。

先に自己採点

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今回は特に9月11日の時間帯まで含めた部分が強かった。また、9月7日、9日、12日は、後から何でも結びつければ説明できる程度なので、的中扱いにはしない。

9月7日 これは判定しにくい


予測では、「大きく動く前」、「政治や行政、財政面の準備」としていた。

実際、この日だけを見て後から明確に対応させられる大きな出来事は見つけにくい。
「静かだったから当たり」と言い始めたら何でもありになる。

なのでここは△。

少なくとも大きく外したとは言いにくいが、的中と呼べるほど具体的でもなかった。

9月8日 経済と円はかなり分かりやすかった


ここは予測通り、経済と市場がかなり動いた。

8日朝には4〜6月期GDPの2次速報、国際収支などが発表された。
実質GDPは前期比0.4%、年率1.4%。国際収支の経常黒字は2兆9889億円だった。

それ以上に目立ったのが円。ドル円は東京時間に152.89円まで円高が進み、2月以来およそ7カ月ぶりの円高水準を付けた。

一方の日経平均は前日比1130円51銭安の6万5269円33銭。国債利回りも動いた。

予測記事では、円、金利、国債、政府のお金に関する話、経済指標に対する市場の評価が動きやすいと書いていた。

ここはかなりそのまま出たと見ていいと思うので◎。

9月9日 「整理」は便利すぎる言葉だったかもしれない


9日は前日に急激な円高と株安が進んだ後だった。

ドル円は再び152円台まで円高が進んだものの、17時時点では153円台へ戻った。日経平均も前日比126円55銭安の6万5142円78銭と、8日の1130円安に比べれば値動きはかなり落ち着いた。確かに「前日の材料を整理する日」という読みには近い。

ただ、「整理」という言葉そのものが広すぎる。何も起きなくても使えてしまう。

なのでここは△にしておく。

次回からは、こういう日についても何が整理されるのか、もう少し具体的に絞った方がよさそうだ。

9月10日 夕方から本当に空気は変わったのか


予測では、9月10日夕方以降から今週の本番としていた。日本国内で17時を境に巨大事件が発生したわけではない。

ただ、市場を取り巻く状況はこのタイミングからかなり悪化した。

中東情勢への警戒から原油価格が急騰し、ブレント原油は10日に6%を超えて上昇。欧州中央銀行も利上げを実施し、世界的に金利上昇への警戒が強まった。円も10日は前日までの上昇から反落した。

この流れがそのまま翌11日の日本株急落につながっている。国内政治でも10日夕方には内閣改造をめぐる発言などが表面化していた。

つまり、「10日夕方に日本で何かが起きた」というより、「10日夕方から11日に向けて環境が切り替わった」という読みなら一致している。

ここは○くらい。

9月11日 ここはかなり強かった


問題の11日。

予測では、午前10時頃から昼12時半前後を今週最大の山としていた。実際、この時間帯にニュースを並べると、かなり変なことになっている。

まず株。

東京株式市場では寄り付きから急落し、午前9時20分には日経平均が前日比2062円安となる6万3208円63銭まで下落した。前場終値は1801円56銭安。

そして11時30分頃から12時半頃にかけて、自民党が飲食料品の消費税率を1%に引き下げる税制改正大綱案を了承。
政府ネットワークへの不正アクセスと、約24万6000件の個人情報漏えいの可能性が公表。
大雨によって17都県の農業用水路や林道など226カ所が損壊していることが公表。
浜岡原発の再稼働審査申請取り下げ検討。
ガス漏れ警報器設置をめぐる対応。

さらに政府の閣議では、経済安全保障、重要物資、重要技術、社会基盤の安定的提供などに関する基本指針がまとめて決定されている。

予測で挙げていた、政府/行政/経済/市場/インフラ/危機管理/情報が、かなり狭い時間帯に実際のニュースとして集中した。

中でも少し驚いたのが、デジタル庁の件。
不正アクセス自体が9月11日に発生したわけではないが、以前から調査されていた問題が9月11日に公表された。

なので、「この日に事件が発生する」という読みではない。

ただ予測では、以前から進んでいた問題が表へ出る、政府が対応や説明を迫られる、情報やインフラも同時に強くなるという方向も見ていた。

その意味ではかなり象徴的だったと思う。

大地震を示す配置ではなかったけれど


9月11日については、月初の災害予測でも注意日として挙げていた。
ホロスコープを詳しく見ると、地震を強く示しているというより、災害、国土、インフラ、交通、設備などに負荷がかかりやすい配置と読んでいた。

実際、9月11日に日本を揺るがすような大地震は起きていないが、それ以前から続いていた大雨による被害がこの日にまとまって表へ出た。
農業用水路や林道などの損壊、住宅被害、道路などへの影響。

農業用水路や林道については17都県226カ所の損壊が、この日の昼に公表されている。

今回の現実と照らし合わせると、災害の中身としては地震よりも、豪雨による被害や交通・インフラへの影響の方が近かったように見える。

今後は「災害リスクが強いか」だけでなく、地震、豪雨、土砂災害、暴風、インフラ障害など、何が強く出ているのかまで事前に絞れるかを見ていきたい。

株価予測はかなりそのまま出た


予測記事では9月11日の株について、

・前場と後場で空気が変わりやすい。
・特に昼過ぎから引けにかけて、それまでの値動きを修正する動きには注意したい。

と書いた。

実際は、朝9時20分に2062円安。前場は1801円安で終了。
後場寄りは1909円安。

そこから下げ幅を縮め、最終的には1259円61銭安の6万4011円34銭まで戻して引けた。

つまり、前場で急落し、後場に下げ幅を縮めた。
方向そのものは一日を通して下だったが、「朝の方向をそのまま維持せず、午後に修正」という値動きはかなり予測通り。

株価を一点で当てようとせず、値動きの形を見る方式は今後も使えそうだ。
ここは◎。

円も「一方向ではなく反転」が出た


為替については、円高か円安か一本に決めるより、大きく動いた後に戻される可能性、国内材料で一方向へ振れた後、海外材料で逆へ動くとしていた。

11日のドル円は朝方に154.62円までドル高・円安方向へ動いたあと、東京時間午後には154円を割った。
夜の米CPI発表後には一度154.48円付近までドルが買われたものの、その後一転して153.24円までドル安・円高。

さらにニューヨーク終盤には153円70銭台まで買い戻された。

高値154.62円。安値153.24円。

一日の中で1円38銭の値幅となった。
これはかなり分かりやすく、一方向ではなく何度も反転した。

ここも◎でいいと思う。

9月12日 ここは少し弱い


予測では、11日に起きたことの詳細や影響が分かる日としていた。

実際、11日に公表された政府ネットワークへの不正アクセスについて、侵入経路や情報漏えい範囲などが詳しく報じられた。
デジタル庁によれば、VPNの脆弱性が利用され、漏えいした可能性のある個人情報は約24万6000件だった。

また沖縄県知事選を翌日に控え、SNS上の中傷や誤情報が大量に拡散している問題も大きく報じられた。

ただし、「11日に起きたことの詳細判明が12日の主要テーマになった」とまで言えるほど綺麗ではない。

ここを全部「当たり」にしてしまうのは違うと思う。
なので△。

9月13日 「何が本当なの?」はどうだったのか?


この日は最初から沖縄県知事選の投開票日だと分かっていた。

なので、「13日に選挙報道が増えたから当たった」では意味がない。見るべきなのは予測で書いていた、同じ結果に対して、立場によって違う意味が与えられるかというところ。

選挙結果は古謝玄太氏の勝利。42万3124票を獲得し、玉城デニー氏に約14万7000票の差をつけた。投票率は61.57%で、前回より上昇した。

高市総理は、「経済成長を求める沖縄県民の意思が反映された」という趣旨で評価。自民党側は政権基盤の安定につながる結果だと説明した。

一方、海外報道では、日本政府が沖縄での軍備強化を進めやすくなるという安全保障面を強く取り上げた。

出口調査では、投票時に最も重視した項目は「経済の活性化」が49.5%。「基地問題」は20.9%だった。

つまり同じ選挙結果が、経済政策への期待、高市政権への追い風、辺野古問題、安全保障政策、沖縄県政の刷新など、それぞれ違う文脈で語られている。

これは予測記事で書いた、一つの地方選挙から大きな政治的ストーリーを作ろうとする動きにはかなり近かった。

ただし、選挙日自体は事前に分かっていたので純粋な未来予測の的中としては割り引いて、○くらいにしておく。

なお、沖縄県知事選についての予測の検証は、また後日、別で記事を書く予定。

一週間を振り返って一番大きかったところ


今回、一番残ったのはやはり9月11日だった。
月初に先に出した占断で9月11日前後を警戒帯としていた。

さらに週次予測を作ると、9月11日午前10時から昼12時半前後が強くなった。

そして現実では、株価の大幅下落、消費税減税の大綱了承、政府ネットワークからの情報漏えい問題、大雨による17都県のインフラ被害、経済安全保障や重要インフラに関する政府決定。

こうしたニュースが実際にその時間帯へ集中した。

偶然なのか?
占星術的な時間帯判定に何か意味があるのか?
一回だけでは判断できない。

だからこそ毎週同じ方法で先に予測を出して、後から検証していこうと思う。

今回の反省点


今回良かったのは具体的な事件名を無理に予言せず、どの分野が動くのかと時間帯を先に固定したこと。

株価も価格そのものではなく、前場と後場で値動きが変わるとしたことで、かなり検証しやすかった。為替についても同じ。

一方で、「準備の日」、「整理の日」、「詳しく分かる日」のような言葉は少し広すぎる。これでは後からいくらでも意味を合わせられる。

次回以降はこの部分も、何が、どの分野で、どの程度まで、もう少し絞っていきたい。

さて、次の一週間はどうなるだろうか。

来週も同じ方法で、昨日の未来予測記事から実際に何が起きたのかを後で検証する予定。
予測だけではなく、どこまで具体的に読めたのか。どこを読み違えたのか。

そこまで含めて記録していきます。
次回の日本未来予測についてもぜひ検証までお付き合いください。

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