前回占断はどこまで当たった? 米・イスラエルVSイラン戦争、「本当の終戦」は2027年か

前回占断はどこまで当たった? 米・イスラエルVSイラン戦争、「本当の終戦」は2027年か

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つべこべ言わずにとっとと止めろよって毎日思う。
2026年2月に始まった、アメリカ・イスラエルとイランの戦争。
一度は停戦へ向かう動きもあったものの、そのまま終わることはなかった。
僕は、この戦争がいつ、どのように終わるのかを一度占っている。

そのとき使ったホロスコープは5枚。

戦争開始、報復、ホルムズ海峡を巡る経済戦、和平ルートなどを重ねて、「一発で勝敗が決まって終わる戦争ではない」、「軍事的なピークが少しずつ下がり、経済、海運、外交、面子の調整によって終わったことにしていくと予測した。
さらに時期まで出していた。

そして現在は9月。そろそろ答え合わせができる。
先に結論を書くと、かなり拾えていた部分がある。

しかし、肝心の「最終的にいつ終わるのか」は早く見積もっていた可能性が高い。
なので今回は、前回占断を検証した上でホロスコープを大幅に増やし、もう一度この戦争の出口を占ってみた。

今回の結論は、2026年中にも停戦や終戦交渉は起こる。
しかし、持続する停戦の本命は2027年3月下旬から4月。

そして、アメリカ・イスラエル・イランによる直接戦闘が事実上終了する最有力期間は、2027年5月中旬から6月中旬。前回より半年以上後ろへずれた。

なぜそう読んだのか。
まずは前回の答え合わせから始めよう。

前回は何を予測していたのか


3月の記事では、戦争の流れを四段階に分けた。

第一段階。
3月末から4月上旬。
報復と混乱が前面に出る段階から、外交の言葉が増え始める。

第二段階。
4月上旬から6月中旬。
最初の本格的な停戦窓。ただし理想的な和平ではなく、限定停戦、条件付き休戦、不満を残した合意のような形になると予測した。

第三段階。
6月中旬から8月下旬。
合意があっても不安定。国内向けの強硬発言や、面子を守るための再攻撃が入りやすく、「停戦しても終戦感は薄い」と書いた。

そして第四段階。
8月下旬から10月上旬。
「実務的な戦争終結の本命」としていた。

さて、どうなったか。

6月の「最初の停戦窓」はかなり近かった


6月14日、アメリカとイランは戦争終結へ向けた予備的な枠組みに合意した。

軍事行動停止、アメリカによるイラン港湾封鎖の終了、ホルムズ海峡の再開などが含まれ、その後60日間でより包括的な合意を交渉する流れになった。

前回予測は、4月上旬から6月中旬が最初の本格停戦窓。実際の合意は6月14日。ここはかなりきれいに入った。

しかも予測では、「全部解決した和平ではない」、「これ以上コストを増やしたくないための条件付き手打ち」と読んでいた。

実際の合意でも、イラン核問題など重要な争点は後の交渉へ持ち越されていた。だから、この段階についてはかなり拾えていたと思う。

「停戦しても終わらない」も現実になった


次に予測していたのが、6月中旬から8月下旬は不安定。

合意ができても、強硬発言、面子を守る攻撃、国内政治向けの態度が出て、まだ終戦感は薄い。これも現実になった。

7月10日、トランプ大統領は、6月に成立した停戦は終わったと明言した。
一方でイランとの協議自体は続けるとしており、戦闘再開と外交交渉が同時進行する状態に戻った。

つまり、「停戦した」と、「戦争が終わった」はやはり同じではなかった。
ここも前回の読みとかなり一致した。

でも「8月末から10月に実務的終戦」は外れそう


問題は前回、8月下旬から10月上旬を、実務的な終戦の本命と予測した。
しかし9月現在、戦況は逆方向へ動いている。
8月には一時的に戦闘が落ち着いたものの、9月に入ってアメリカとイランの攻撃は再び激化。
ホルムズ海峡周辺でも軍事的な応酬が再開した。

さらにイランを支援するフーシ派はサウジアラビアの複数都市を攻撃し、石油関連施設にも被害が出ている。

戦争は縮小するどころか、周辺地域へ広がる危険まで出ている。

もちろん10月上旬まではまだ時間がある。
だから現時点で完全な「ハズレ」と確定するのは早い。

それでも、9月上旬時点で、僕が想定していた「実務的な終戦」へ向かっているようには見えない。

今回使ったホロスコープ


今回は、2026年2月28日の戦争開始図、アメリカが攻撃を最終承認した図、9月の本格再燃図、アメリカ国家図、イスラエル建国図、イラン国家図2種類、ドナルド・トランプ大統領、ベンヤミン・ネタニヤフ首相、現在のイラン指導部などを重ねた。

一枚だけを見て、「この日が終戦」とはしていない。

複数の図で同じ時期に変化が起きるところを優先した。
また、出生時刻が確定していない人物については、出生時刻で大きく変わる要素を強い根拠には使っていない。

そして今回は、停戦と、戦争そのものの終了も分けている。

ここを一緒にすると、6月のような一時停戦を再び「終戦」と判定してしまうからだ。

ところで、日本は本当に傍観者なのか


ここで占星術から少し離れて、現実の日本を見る。
この戦争は遠い中東の話に見える。

でも、ホルムズ海峡が不安定になれば、原油価格や物流を通して日本にも影響が返ってくる。つまり日本も完全な部外者ではない。

そして興味深いことに、日本国内にはすでに仲介へ向けて動いている人物がいる。
参議院議員の伊勢崎賢治さんだ。

伊勢崎さんは3月の国会で、在京イラン大使と直接話していることを明らかにし、オマーンなどによる仲介ルートを維持しながら、日本政府にも働きかける考えを示している。
さらに在京オマーン大使やサウジアラビア大使とも接触し、日本の政治家との橋渡しを行っている。
そして高市首相に対しても、トランプ大統領との関係を利用して停戦へ働きかけるよう国会で求めている。

もちろん、「伊勢崎さんが動けば戦争を止められる」なんて簡単な話ではない。
伊勢崎さん自身に停戦を命令する権限があるわけでもない。

高市首相がトランプ大統領と良好な関係にあるからといって、一言でアメリカの軍事行動を止められるわけでもない。

ただ、和平交渉というものは、いきなり首脳同士が握手して始まるものでもない。
相手は何なら飲めるのか、どこまでなら譲れるのか、何を国内向けの「成果」として持ち帰る必要があるのか。
その条件を水面下で拾い、相手側へ渡す人間が必要になる。

伊勢崎さんは国連などで武装解除や紛争処理に携わってきた人物でもある。
だから仮に、イランや湾岸諸国の意向を伊勢崎さんが拾う。
それを日本政府へ渡す。高市首相がトランプ政権へ働きかける。
オマーンなどの仲介国が正式な交渉へつなぐ。

そんな形が作れるのであれば、日本にもできることはある。

実際、高市首相自身もイラン大統領やオマーン国王と電話会談を行い、緊張緩和と協議再開を求めている。

僕は政治家同士が、「仲良しです」とアピールすること自体には、それほど意味を感じない。
でも、その関係によって戦争を一日でも早く止められるなら話は別だ。

それこそ、人脈を政治的成果へ変えるということではないだろうか。

今回の占断では、この先、10月下旬から11月中旬に外交や条件交渉の動きが強まると読んでいる。

そのとき、オマーンなどの仲介国だけでなく、日本が何らかの橋渡し役として表へ出てくるのか。
ここも今後の答え合わせ項目に加えておきたい。

9月から10月前半は、まだ終わらない


まず現在。戦争開始図と9月の再燃図を見る限り、9月から10月前半はまだ軍事的な圧力が強い。

相手へ譲歩するというより、「こちらの条件を飲ませる」という力が前へ出ている。
現実でも、現在の戦争は膠着状態に近い。

イラン経済はアメリカの制裁と封鎖によって強く圧迫されている。
しかしイランにも、ホルムズ海峡、ミサイル、無人機、周辺勢力を使ってアメリカ側へ損害を返す能力が残っている。
どちらも簡単に勝てない。
しかし、まだ簡単に降りることもできない。

だから、9月中の本格終戦はないと予測する。

最初の変化は10月24日前後


最初に興味深い切り替わりが出るのが、2026年10月24日前後。
アメリカが攻撃を最終承認した時刻のホロスコープで、大きな周期が切り替わる。

ここまでは、国家の意思、指導者の威信、戦争を遂行する力が強い。
そこから、外交、国際関係、条件交渉、合意形成の意味が強くなる。

だから10月下旬から「どう勝つか」だけではなく「どう終わらせるか」という議論が本格化すると見る。

ただし、ここで戦闘が止まるわけではなさそうだ。
むしろ、交渉を有利にするために軍事的圧力を残す動きになりやすい。

11月4日から17日は、本格交渉の第一候補


次に複数の図がかなりきれいに重なるのが、11月4日から17日前後。

トランプ大統領、イスラエル建国図、ネタニヤフ首相、さらに戦争開始図。
それぞれが、この時期に大きく切り替わる。
一枚なら無視できるのだが戦争当事国と指導者が同じ時期に動く。

なので、2026年11月上旬から中旬を、次の本格的な停戦・条件交渉の山と予測しておく。

ここで再び、停戦案、仲介案、和平会議、部分合意のようなニュースが出る可能性がある。

ただし12月は危ない


ここが今回、少し嫌なところなのだが、戦争開始図やイスラエル側だけを見ると、12月には確かに緩和の要素がある。

ところが、9月の再燃図、イラン国家図、トランプさん、ネタニヤフさん。
これらを重ねると、12月中旬から下旬には再び軍事的な圧力が強くなる。
特に12月20日前後。

ここはかなり注意したい。

だから、11月に停戦合意が出たとしても、僕はまだ戦争終結とは判定しない。

12月には、合意条件を飲ませるための攻撃、あるいは停戦破りのような動きが起こる可能性を残しておく。

本当に景色が変わるのは2027年春


2027年に入ると、複数のホロスコープが今までとは違う顔になる。

特に、3月20日頃から4月中旬。トランプ大統領には、海外で抱えた負担から距離を取ると読める動きが強くなる。
9月の再燃図も3月末に切り替わる。

イスラエル側にも、戦争を拡大するより、新しい制約やルールを作る方向の配置が出る。

ここまで来ると、数日だけ銃撃を止める停戦ではなく、戦闘を再開しにくくする条件そのものを作る段階へ入りそうだ。

なので、2027年3月下旬から4月中旬を、持続する停戦の第一本命としておく。

直接戦闘の終了は5月中旬から6月中旬


そして今回もっとも強く重なったのが、2027年5月14日頃から6月12日頃。戦争開始図そのものが5月中旬に大きく切り替わる。

長期間続いていた、圧力、消耗、長期戦という流れから、交渉、調整、合意へ動く。

トランプ大統領も5月末に切り替わる。

さらにイランについて。今回、イラン国家図については複数の時刻説があるため二種類を使っている。
その二つが、どちらも6月前後に大きな変化を示す。違う時刻を使った国家図が同じ時期を指すなら、かなり気になる。

そこで、2027年5月中旬から6月中旬を、アメリカ・イスラエル・イランによる直接戦闘が事実上終了する最有力期間と予測する。

前回と変わらなかったものもある


時期は後ろへずれた。
でも、前回からほとんど変わっていない読みもある。

それは、終わり方。

前回も、どちらかが完全降伏する、誰かが圧倒的勝者になる、という形には見えなかった。

むしろ、全員が戦争を続けるコストに耐えにくくなり、それぞれが国内向けに「勝った」と言えるものを持って手を打つと読んでいた。
これは今回も変わらない。

そして前回、出口の鍵として挙げたのが、ホルムズ海峡、原油と物流、周辺戦線、仲介国による交渉だった。

これも現在までかなり重要な争点として残っている。
6月の予備合意では、ホルムズ海峡の再開そのものが重要条件になった。
現在の再戦闘でも、再びホルムズ海峡が中心争点になっている。

つまり、戦争の出口の形はかなり拾えていた。
ただし、その出口へ一度入ったあと、また戦場へ戻る力を過小評価した。

ここが今回の反省点だと思う。

今回の予測を固定しておく


また後から何でも当たったことにしないため、今回も時期を残す。

2026年9月〜10月前半直接戦闘継続。本格終戦はしない。
2026年10月24日前後戦争の終わらせ方を探る動きが強くなる。
2026年11月4日〜17日前後本格的な停戦・条件交渉の第一候補。
2026年12月一度合意しても再び軍事的な圧力が強くなる可能性。
特に12月中旬から下旬は注意。

2027年3月20日頃〜4月中旬持続する停戦の第一本命。

2027年5月14日頃〜6月12日頃アメリカ・イスラエル・イランによる直接戦闘が事実上終了する最有力期間。

今回の占断を一言でまとめる


3月の占断では、最初の停戦が来る時期は拾えた。
停戦しても再び不安定になることも拾えた。
ホルムズ海峡や物流、仲介国が出口の鍵になるという構造も、今のところ変わっていない。

でも、「その後、そのまま戦争が終わる」ところまでを早く読みすぎた。

だから今回は、停戦する時期と、本当に戦争から降りられる時期を分けた。

その結果、2026年中にも「終わりそう」に見える場面は来る。
ただし、本当に終わるのは2027年春から初夏。
これが今回の再占断になる。

そしてもう一つ。

日本が、この戦争を遠くから眺めるだけの国で終わるのか。

それとも、イラン、湾岸諸国、アメリカとの関係を利用して、少しでも戦争を終わらせる側へ回れるのか。
そこも見ておきたい。

占いが当たることよりも、戦争が早く終わる方がいい。
もし今回の予測より半年早く平和が来るなら、そのハズレについては喜んで検証記事を書こうと思う。

鑑定について

今回のように、僕の鑑定では一つのホロスコープだけで結論を決めるのではなく、必要に応じて複数の図を重ねながら見ている。

そして、以前の占断がある場合には今回のように答え合わせもする。
後から都合よく意味を付け足すのではなく、その時点で何が読めて、何を読み落としたのかまで確認する。

これは個人鑑定でも同じ。

星に出ていることは読む。
複数の可能性が残るなら、その可能性も残す。

分からないことまで、それらしい物語を作って埋めることはしない。

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