先週の日本未来予測検証 8月10日〜16日 |高市おろしは始まらなかった。主権・豪雨・相場が動いた

先週の日本未来予測検証 8月10日〜16日 |高市おろしは始まらなかった。主権・豪雨・相場が動いた

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占い
先週出した未来予測の検証回です。
何を書いたっけと思い出すところから始まるこのシリーズ。
検証なので当然ハズしたこともあるわけで、普通の占いの人はあまりやりたくないヤツである。
そこを敢えてやるスタイルなんです。
だって現実主義者ですから。

前回の記事では、8月10日から16日までの日本について、「高市さんで次へ進めるのかを、自民党内が本格的に測り始める週」と書いていた。

最大の山は8月12日から13日。

経済指標、相場、政策発言、内部情報、災害対応のどれかが引き金となり、高市政権の評価につながる可能性を挙げていた。

まず結論から書く。

高市おろしが具体的に動くという中心予測は外れた。

一方、最大警戒日とした8月13日には、企業物価、プーチン大統領の択捉島訪問、千葉県の記録的豪雨が集中した。
災害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
ここ数年、千葉は台風を始めとした雨の被害が多いよね...。

12日の為替も、下落した後にすぐ買い戻される往復となった。

15日の全国戦没者追悼式では、式辞の一部分が実際に大きく取り上げられ、靖国神社を巡る閣僚や自民党幹部の動きも16日まで報じられた。

したがって今回の総合判定は、「日付と分野は重なったが、中心に置いた政治的な因果関係を読み違えた部分一致」とする。

高市おろしは表へ出なかった

事前に決めていた最も重要な検証条件は、既に報じられていた支持率低下や「高市おろし」という言葉ではない。

8月12日から16日までに、

・高市さんと距離を置く新しい発言が出るか
・ポスト高市として新しい人物が動くか
・自民党や連立政権内で具体的な行動が始まるか
・誰が高市さんを擁護し、誰が離れるのかが見えるか

という点だった。

少なくとも公開報道で確認できる範囲では、これらに該当する新しい動きは出なかった。

「報道されていないだけで、水面下では動いていたかもしれない」と言い始めたら、何でも当たりにできてしまう。
今回は、表へ出なかった以上、中心予測は外れと判定する。

高市政権の長期的な危険期は7月27日から年末まで続くという占断だったが、それは今後の検証対象である。

8月10日は日銀の利上げ論が前へ出た


8月10日に公表された日銀の金融政策決定会合における「主な意見」では、物価の上振れリスクへの警戒とともに、利上げのペースが市場の想定より早まる可能性まで言及された。

予測では、日銀、政府、市場が同じ数字を異なる意味で利用し、説明を巡る対立が起きる可能性を挙げていた。

実際には、日銀の利上げ姿勢と市場の受け止め方は大きな話題になったものの、政府と日銀が正面から対立する発言までは確認できなかった。

テーマは合っていたが、予測したほど政治的な争いにはならなかったため、ここは部分一致とする。

既に分かっていた台風15号は的中に数えない


8月11日に台風15号が茨城県南部へ上陸し、2万2000戸を超える停電や約60便の欠航が発生した。

交通、電源、通信という予測分野とは重なっている。

ただし、予測記事の公開時点で台風の接近は既に判明していたので「占いで当てたこと」には含めない。

したがって、台風15号の上陸や欠航、停電は今回の的中には入らない。

8月12日から13日に複数の問題が集中した


日付の重なりが最も強かったのは、事前に最大の山としていた8月12日から13日だった。

12日には、高市総理とイランのペゼシュキアン大統領が電話会談を行い、ホルムズ海峡の自由で安全な航行と軍事的緊張の緩和について協議した。

同日には、熊本地震の第10回非常災害対策本部会議も開かれた。

13日には、国内企業物価指数が前年同月比7.2%上昇し、円ベースの輸入物価は29.1%上昇した。

さらに、プーチン大統領が択捉島を訪問した。
高市総理は北方領土を日本固有の領土とした上で、ロシア側へ強く抗議した。

その日の夕方から夜にかけては、千葉県で記録的な豪雨が発生した。

経済、外交、主権、災害対応が、最大警戒日としていた13日に重なったことは事実である。

ただし、これらが高市おろしや政権内部の離反へつながったわけではない。
日付の集中は一致したが、そこから導いた政治的な筋書きは外れた。

日食の象意を党内政局へ絞りすぎた


今回、最も大きな反省点がここにある。
予測では、獅子座の日食新月が日本の主権回復図を刺激することから、

・誰が国の方向を決めるのか
・政府と党のどちらが主導権を持つのか
・次の権力構造がどこで作られるのか

という国内の権力問題へ重点を置いた。

ところが現実に起きたのは、プーチン大統領による択捉島訪問だった。

これは、日本が主権を主張する領土へロシアの最高権力者が入り、実効支配を強く示した出来事である。

主権回復図への刺激としては、自民党内の力関係よりも、こちらの方が文字どおり「主権と支配」を表している。
占星術的には非常に重要な照合材料になる。

ただし、事前の記事ではロシア、北方領土、領土問題を具体的に挙げていない。
そのため、これを的中には数えない。

星の象意は出ていた可能性があるが、僕がその出口を党内政局へ絞りすぎた。

次回からは、国家図で主権や権力構造が刺激された場合、

・国内の政権再編
・外国からの主権への圧力
・領土や安全保障
・災害時の統治能力

を分けて比較する必要がある。

8月13日の千葉豪雨は日付と分野が強く重なった


8月13日、千葉県の広い範囲にレベル5の大雨特別警報が発表された。
気象庁は「これまでに経験したことのないような大雨」と表現している。

鉄道や道路が寸断され、成田空港では約7000人が足止めされた。
変電所の浸水によって、ピーク時には約6万8000戸が停電した。

8月17日午前10時現在、消防庁は死者10人、行方不明者1人、負傷者29人、住家被害1541棟と発表している。

亡くなられた方々に心よりお悔やみを申し上げる。

災害が起きたことを、占いが当たったと喜ぶ材料にはしたくない。
ここでは、事前に出していた日付と分野が、現実とどの程度重なったかだけを記録する。

予測では、8月13日を最大警戒日とし、

。・道路や鉄道、航空の障害
・停電
・物流の混乱
・小さな問題が重なって影響が拡大すること

を挙げていた。

日付と分野は強く一致した。

一方で、「新しい巨大災害そのものより、インフラや対応上の問題に注意」と読んでいたが、実際の千葉豪雨は新たに命を奪う大きな災害となった。
場所も千葉県まで絞れていない。

通信障害についても、大規模な携帯通信網の障害は確認できなかった。
したがって、災害・インフラ分野は強い部分一致と判定する。

熊本では、支援からこぼれる人が改めて見えた


熊本地震については、避難所へ入らず在宅避難や車中泊を続ける人へ、物資や情報が届きにくい問題を挙げていた。

8月14日の現地報道では、行政も車中泊を続けている人の全体数を把握できていないことが伝えられた。

政府が支援策を発表しても、避難所へ来られない人、柔らかい食事が必要な人、外国人、ペットと避難している人などへ、同じ方法で支援を届けることはできない。

物資そのものがあっても、情報、人員、移動手段、個別事情の把握が足りなければ、最後の一歩が届かない。

これは予測した「政策を発表することと、現場で実行することは別」という部分と一致する。

ただし、こうした問題は予測記事の公開前から既に始まっていた。
新しい出来事を当てたというより、期間中も問題が解消されず、象意が継続して表れたと評価するのが妥当である。

為替は往復したが、株と金利は一方向へ進んだ


8月12日のドル円は、米国の消費者物価指数を受けて下落した後、すぐに買い戻された。

13日も、日銀の利上げ観測によって円が買われる場面があったものの、追随する動きは弱く、再び159円台半ばへ戻った。

予測していた「最初の反応が後から修正されるような往復」は、ドル円には表れた。
しかし、日経平均株価は祝日を除く4営業日すべてで上昇した。
週間では3107円、4.74%上昇している。

日本の10年国債利回りも、前週末の2.80%から14日には2.88%近くまで上昇した。
株も金利も、一方向へ進んだと見る方が正しい。

したがって、

・為替の往復は一致した
・株価の往復は外れた
・金利の往復も外れた
・物価と利上げが市場の中心材料になる読みは一致した

という判定になる。

市場分野全体では部分一致とする。

8月15日の式辞は予測どおり言葉が注目された


全国戦没者追悼式が開かれること自体は、最初から決まっていた。
事前に注目点として挙げていたのは、高市総理の式辞や周辺発言だった。

特に、言葉の一部分だけが切り取られ、高市政権の思想や方向性を象徴する発言として扱われる可能性と書いていた。

高市総理は式辞で、「戦争の惨禍を、二度と繰り返させない」と述べた。

従来使われてきた「繰り返さない」ではなく、「繰り返させない」とした変更そのものが報じられ、その意味が検討された。

同日には、小泉進次郎防衛大臣を含む4人の閣僚と、自民党幹部3人が靖国神社を参拝した。

高市総理自身は参拝を見送り、私費で玉串料を納めた上で、離れた場所から遥拝したと報じられている。
中国政府は強く抗議し、韓国政府も遺憾を表明した。

式辞の一語と周辺の行動が、高市政権の歴史認識や外交姿勢を示すものとして15日から16日まで扱われた。

この部分は事前予測と一致したと判定する。

8月17日のGDPは今回の判定には含めない


予測期間が終わった翌17日、日本の4月から6月期GDP速報が公表された。
実質GDPは前期比0.3%増、年率1.1%増となり、3四半期連続のプラス成長だった。
ただし、市場予想の年率2.0%を下回り、個人消費や設備投資の弱さも確認された。

同日には10年国債利回りが一時2.93%付近まで上昇し、およそ30年ぶりの水準となった。
物価、円安、利上げ、財政運営が高市政権の評価材料になる流れは続いている。

ただし、17日は予測期間外である。
今回の判定へは加えず、8月17日から23日までの検証材料として扱う。

今回の総合判定


今回の結果を整理すると、次のようになる。

・高市おろしの具体的な動きは確認できず、政治の中心予測は外れた
・8月12日から13日に複数の問題が集中するという日付は一致した
・主権回復図の刺激は択捉島問題として出た可能性があるが、事前に書いていないため的中には数えない
・千葉豪雨の発生日と交通、電源、物流への影響は強く一致した
・災害の規模は小さく読んでしまった
・為替の往復は一致したが、株と金利の往復は外れた
・熊本地震では、支援からこぼれる人や人員不足の問題が続いた
・15日の式辞と周辺発言が注目される読みは一致した
・これらが高市おろしへ直結するという因果関係は外れた

総合判定は「部分一致」とする。

星の象意は、政治、主権、物価、災害対応という複数の場所へ出ていた。
僕はその中でも、自民党内の高市おろしへ比重を置きすぎた。
星の刺激が強いことと、その出口を正しく特定できることは別である。

今回の検証で得た最大の収穫は、そこだった。

未来予測は、当たった部分を並べて能力を誇るためのものではない。

どこまで読めたのか。
どこから先を読みすぎたのか。
次に同じ象意が出た時、どの可能性を残しておくべきなのか。

それを記録してこそ、占いを現実の判断へ使えるようになる。

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