自分で引くと当たらない、ひとつの理由。

自分で引くと当たらない、ひとつの理由。

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占い
自分で引くと当たらない、ひとつの理由。

自分でカードを引いてみたことがある人なら、
こんな経験があるかもしれません。

本を片手に一枚めくって、意味を調べて、書き写す。
読み終わっても、なんだかしっくりこない。
結局、ネットで意味を検索したのと変わらなかった。

私も、長いあいだそうでした。

カードの意味を覚えて、それを並べれば読める。
そう思っていたんです。

でも、意味をどれだけ正確に並べても、
前向きな答えにたどり着けないことがありました。

行き詰まると、辞書を何度も引き直して、
同じところをぐるぐるしていました。

変わったのは、カードの知識が増えたからではありません。
引く前の「問いの形」を変えたときからです。

前に、鑑定では答えより問いを渡している、と書きました。
自分で引くときも、同じなんです。

たとえば「転職すべきですか」とカードに聞くとします。

この聞き方だと、カードは答えを出す係にされます。
イエスかノーか、当たりか外れか。
出たカードの意味を自分の状況に当てはめて、それで終わりです。

合っている気がすれば安心して、ずれている気がすれば引き直す。
考えているようで、判断をカードに預けているだけなんです。

聞き方を変えます。

「今の職場で、私は本当は何を我慢しているんだろう」
「辞めたあとの生活で、いちばん怖いのは何だろう」

イエスかノーで終わらない。「何を」「どうして」で始まる。
閉じた質問を、開いた質問に組み替える。やることは、それだけです。

同じ一枚が、別のことを話し出します。

たとえば、目隠しをした人が、剣を二本、
胸の前で交差させて座っているカードが出たとします。

「転職すべきですか」と聞いていたら、
答えは「まだ決められない」「保留」

それだけです。へえ、で終わります。

でも「私は本当は何を我慢しているんだろう」と聞いていたら、
同じ絵が違って見えます。

目隠しをして、両腕で自分をふさいでいる人。
見ないようにしているのは、何だろう。
腕を下ろしたら、何が目に入るんだろう。

そうやって絵の中に入っていくと、あ、と声が出ることがあります。
頭の中にあったのに言葉にできなかったものが、目の前に置かれる感じです。

引く前に、これだけやってみてください。

まず、これから聞きたいことを紙に書く。
その問いが、イエスかノーで答えて終わる形になっていないか確かめる。
なっていたら、「何を」「どうして」から始まる質問に書き直す。
それから、一枚引く。引いたら、絵の中の何がその問いに触れたか、一つだけ書き留める。

たったこれだけで、同じデッキから返ってくるものが変わります。

仕事のことでなくてもいい。
「この人と続けるべきか」なら、「この関係で、私は何を諦めたくないんだろう」に。

あなたが次にカードに聞きたいことは、どんな問いになっているでしょうか。

問いは立ったけれど、そこから先が動かない。
そんなときは、頭の中でぐるぐるしていることを、カード越しに言葉にする鑑定もやっています。
気になったら、覗いてみてください。

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