Vision Quest Tarot 78枚のカード紹介を終えて
これまで少しずつ書いてきた、Vision Quest Tarotのカード紹介。
大アルカナ22枚、小アルカナ56枚。
最後の「Ten of Earth」までたどり着き、全78枚を一通り紹介することができました。
長い連載になりましたが、読んでくださった皆さま、ありがとうございました。
私が鑑定で使っているVision Quest Tarot
Vision Quest Tarotは、私が普段の鑑定で中心に使っているタロットカードです。
一般的なタロットの構成を持ちながら、自然や動物、植物、火、水、大地など、ネイティブアメリカンの精神世界を思わせる象徴がたくさん描かれています。
私がこのカードを好きな理由のひとつは、絵柄そのものから感じ取れるものがとても多いことです。
同じカードでも、
鳥がどこを向いているのか。
人物がどんな姿勢をしているのか。
植物が元気なのか、枯れているのか。
空や水がどのように描かれているのか。
そんなところを見ていると、そのときの相談内容によって、違った部分が気になってくることがあります。
カードに書かれた意味だけではなく、絵柄と相談者さんのお話を合わせながら読んでいけるところが、Vision Quest Tarotの魅力だと感じています。
78枚を通して見えてきたこと
大アルカナには、人生の大きな転機や、心の成長、変化の流れが描かれています。
そして小アルカナには、もっと身近な日常があります。
Fireには情熱や生命力。
Waterには感情や人とのつながり。
Airには思考や言葉、迷いや恐れ。
Earthには仕事や生活、お金、身体などの現実的な世界。
78枚を順番に見ていくと、人の人生には本当にいろいろな状態があることが分かります。
前へ進むときもあれば、立ち止まるときもあります。
迷うこともあれば、思いがけず流れが開くこともあります。
何かを手放す時期もあれば、豊かさを受け取る時期もあります。
どのカードも、「良いカード」「悪いカード」と簡単に分けられるものではありません。
その人が今どこにいて、何を感じ、これから何を大切にするとよいのか。
カードは、そんなことを考えるきっかけを与えてくれるものだと思っています。
カードを一枚ずつ紹介してきて
今回78枚の記事を書いたのは、カードの意味を一覧にしたかったというより、私が鑑定で使っているVision Quest Tarotがどんなカードなのかを、少しずつ紹介してみたかったからです。
私自身、実際の鑑定ではマニュアルに書かれている意味だけでなく、カードの絵柄から感じることも大切にしています。
同じカードでも、相談内容が変われば読み方も変わります。
前後にどんなカードが出ているのかによっても、意味は少しずつ変わります。
だからこそ、78枚の記事を書きながら改めて、一枚のカードには思っていた以上にたくさんの物語があるのだと感じました。
これからも鑑定を続けながら、カードとの付き合い方も少しずつ深めていけたらと思っています。
この連載は、ここでひと区切り
Vision Quest Tarotのカード紹介は、今回でいったん終了です。
長く続けてきたシリーズなので、最後まで書き終えると少し寂しい気持ちもありますが、78枚すべてを紹介できたことは、自分にとっても大きな一区切りになりました。
またいつか、別のカードについて書いてみたり、違う占術について紹介してみたり、鑑定をしている中で感じたことを書いてみたり。
何かお伝えしたいテーマが見つかったときに、また少しずつ更新していければと思います。
ここまでVision Quest Tarotの連載を読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
これからも、このカードと一緒に、一人ひとりのお話を丁寧に見ていきたいと思っています。
もし今、不安や迷いの中で、自分の気持ちやこれからの方向を整理したいと感じているときは、カードを通して一緒に見つめていくこともできます。
必要なときは、どうぞお気軽にご相談ください。
Hal Luno
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This reading features cards from The Vision Quest Tarot, created by Gayan S. Winter and Jo Dosé, and published by AGM Müller. All rights reserved.