2025年の「啓蟄」はいつ?
啓蟄は二十四節気のひとつです。二十四節気は季節の移り変わりを知るためのもので、約15日間ごとに24に分けられています。啓蟄は毎年3月6日頃~3月20日頃にあたりますが、日付が固定されているわけではありません。
二十四節気は1年を太陽の動きに合わせて24等分して決められるので、1日程度前後することがあるからです。2025年の啓蟄は、3月5日から3月19日です。
啓蟄の読み方、意味は?
啓蟄は「けいちつ」と読みます。啓蟄とは、「冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる頃」という意味で、春の気配を感じて、冬ごもりをしていた虫たちが活動を開始する頃を表しています。
啓には「開く」「開放する」などの意味があり、蟄には「虫などが土の中に隠れて閉じこもる」という意味があります。虫という漢字はもともと蝮をあらわす象形文字で、昔は昆虫に限らず、蛇や蜥蜴、蛙なども虫と呼ばれていました。たしかに、漢字が虫偏になっていますね。
啓蟄の初侯・次侯・末侯
二十四節気をさらに3つに分けた七十二侯は、啓蟄の間にこのように移り変わります。
※日付は、2025年の日付です。
初侯:蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)3月5日頃
啓蟄を詳しく表したもので、冬ごもりをしていた虫たちが戸を開いて顔を出したような表現です。虫に限らず、様々な生き物が目覚める頃です。
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次侯:桃始笑(ももはじめてさく)3月10日頃
桃の蕾がほころび、花が咲き始める頃。昔は花が咲くことを「笑う」「笑む」と表現していました。花も人も笑うと周囲が明るくなって良いですね。
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末侯:菜虫化蝶(なむしちょうとなる)3月15日頃
青虫が羽化して紋白蝶になる頃。菜虫とは菜を食べる虫ということで、紋白蝶の幼虫である青虫をさしています。紋白蝶のほかにも、いろいろな種類の蝶が舞い始める季節です。
春の訪れを感じさせる東大寺の「お水取り」
奈良市の東大寺二月堂(にがつどう)で毎年3月1日から14日まで修二会(しゅにえ)が行われます。修二会は穢(けが)れを祓(はら)い、国家の平安を祈願する法会(ほうえ)です。修二会の期間中、二月堂の舞台では毎晩、松明(たいまつ)を引き回す「お松明」も盛大に行われます。
「お水取り」は修二会のいわばクライマックス。3月12日の深夜から13日の未明にかけて、本尊にお供えする水(香水/こうずい)を堂前の井戸から汲み上げます。これがお水取りです。奈良など関西の人たちにとって、お水取りは春の訪れを感じさせる行事としても親しまれています。
陽気を感じ、虫たちはモゾモゾ、ウキウキ。その気持ちは、私たち人間も同じです。コートやジャンパーを着ずに出かけられる日はもうすぐです。私たちも啓蟄の日々を朗らかに楽しみましょう。
参考・画像:All About「二十四節気「啓蟄(けいちつ)」とは?2025年はいつ・意味や風物詩を解説」、ウェザーニュース
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