タフティの三つ編み理論、引き寄せの上位互換のように絶賛されているのを見て、ちょっと気づいた。
引き寄せも、タフティも、量子力学の不思議現象を再現させた「過去再現型の納得超常現象」なのでは? と。
転生後ごとに現在共感→過去再現→未来創造の業をクリアしていくのだが、その途中、過去再現性で生きる人の場合はタフティがとても有効だ。
読者に聞きたいが「ジャンヌダルクどう思う? あなたがジャンヌならどう行動する?」って聞くと、3タイプの目指す形が見える。
①現在共感: 苦しまず楽しく生き残る! →野原ひろし派
②過去再現: 成り上がって成功する! →タフティ派
③未来創造: 神の企てに従って業(神のトロコン)に協力! →ジャンヌ
タフティは、自分を俯瞰して考えて、自分の気づきを冷静に判断して、行動する! というもの。
気づきの中心点、鏡の法則、三つ編み、というワードもわかりやすい。
映画の中の役者として、なり切って、「ふりをする」というのも共通点だ。
これはとても良い考えだと思う。
80億足のタコの人形劇、って例える通り、人は器であり、神の分身=意識体(クオリア)であり、あなたも私もずっともだよー!
という話だが、お互い自演(手の1本)で、神のすべての知識を使っている十平和すぎてつまらないので、潜在記憶の奥底に封印することで互い疑心暗鬼になるから、戦争や悲しみや喜びが生まれる。
主人公は自分であり、神であり、あなたたちも神であるからこそ、引き寄せ等も練習すればできるわけ。
野原ひろし派は、楽しく平凡に生きる! なのでタフティやジャンヌ盲信は不要。
タフティ派には、おそらくジャンヌ盲信を笑うだろう。
引き寄せがしっかりできているなら、無茶に前に出て火あぶりになるわけがないし、男装辞めれば助かったのに、意地張った彼女が悪い、過失だ!
これがタフティ派のプロの意見だと思う。
決して、「ジャンヌは神の信仰と未来に向けて犠牲になる覚悟を貫いてすごい!」とは思わない。
だって、自分の引き寄せをすべて「自分の利」のために使うのがタフティだから。
人類の構成比は、未来:現在:過去 = 1:6:3であり、タフティを使いこなせるのは3割。
転生回数が増えて、未来創造型が増えたら、「ジャンヌダルクの妄信」の価値が研究されると思う。
自分の死生観、転生の中にタフティのような魂を客観視して世界線を自分に引き寄せる仕組みはあるし、それを内包している。
でも、タフティの本には、一切の「神の企てに参加する価値」が書かれていなかった。
つまり、自分が展開する考えがタフティにない以上、タフティは万人に受ける「仕組み」ではなく、一部に有効という思想だ。
宗教はシンプルで分かりやすい。聖書があって、皆が同じ考えでいるから、安心感がある。
しかし、運営には金がかかるため、ミサ(寄付)や献身(ボランティア)が必要なためコストがかかる。
タフティは最近はやりの「自分俯瞰の気づきゲー」であり、神の企ては入っていない、自分の利に特化した、過去再現型向けのバイブルだ。
自分教とは、自分=神の分身であることを自覚し、受け入れ、自分も他人も同じワンネスで尊重し合える宗教だ。
しかし、共通の聖書のようなものはない。
だが自分はこの自分教に入るためには、超常現象の貴重体験と自認、他認を経ることで可能になると思う。
一つはレイキ、他はアヤワスカや臨死体験、極限の修行などだ。
そこには、タフティの利己の塊の引き寄せでは見つけられない、神の企てに参加の価値と意味と加護を知ることができる。
改めて、あらゆる哲学、思想、オカルトの人に聞きたい。
「ジャンヌダルクをどう思う? あなたがジャンヌならどう行動する?」