HSP(繊細さん)、ADHD(せっかちさん)、ASD(会話パニックさん)、SLD(一部苦手さん)、カサンドラ症候群(相方疲弊)をみげか相性で分析する。
第一回はASDの会話パニックさん。
一昔前は、アスペルガー症候群と呼ばれ「アスペかよ」はネットで見たことがある。
自分は発達障害を「とがった少数派」と言い換えている。
例えば、もし世界の9割が目が見えない人で1割が見える人なら「見えてる人が変なことをいう発達障碍者」といわれる。
今でいう、スピリチュアルでオーラや未来、幽霊が見える人の扱いだ。
発達障害の人が見える、聞こえる世界は特殊であり、常人には理解できない。
ASDで会話が苦手な人の本ではこう語っていた。
雑音と声が一緒に重なって聞こえないんだ。
普通の人は、「そんなことある?」と思うかもしれない。
この一言で浮かんだのは、「妊婦体験の重り」である。
出産と育児経験のある主婦ならわかる、妊娠中の買い物して階段を下りる大変さ。
男性には絶対に通じない。
だが、とある番組で、10キロの重りを積んだ「妊婦の疑似体験スーツ」を来た男性は、階段を下りるのに四苦八苦していた。
妊婦さんの視点だと、足元が見えずに、怖かった。
そう、男性には見えない視点と重さを「体験スーツ」が、ASDの人の聴覚と「覚醒しやすい薬」になるのである。
とある実験で、ADHDの人に覚醒しやすい薬を微量に処方したところ、注意散漫が落ち着いて集中できるようになったそうだ。
先ほどの「雑音が大きすぎて会話が聞こえない」というのが「人類の通常」であり、音声ノイズキャンセル機能がついているのが「聴覚異常の超人」である。
もし聴覚異常の超人が95%だったら? 普通の会話の人がASD扱いされる。
ASDの方に、雑音が減ってフィルターがかかる補助イヤホンを付けたらどんな世界になるだろうか?
逆に、今の95%の常人に「雑音が200%強調されて、中音(人間の声)が大幅減衰するイヤホン」を装着したらどうなるか?
妊婦スーツと同じく、ASDイヤホンを付けて初めて、「会話の難しさ」を理解できる。
俺はそのASD体験イヤホンの経験はないが、見えてる聞こえてる世界が違って「常人には見えない世界」なのはわかっている。
この違いを理解している常人が、何割いるかは知らない。
ASDは異常者ではなく、聴覚フィルターや脳の一部の処理がとがっていて、少数派だけなのだ。
さて、みげか相性を語ろう。
ASDの人でも、みげか相性の未来:現在:過去=1:6:3は変わらない。
ASDは会話が苦手で、脳の処理自体が一部鈍化していて、他の部位にエネルギーを回している。
みげかにおける現在共感型の6割に当たる人は、一番苦労する。
なぜかというと、6割の現在共感型は会話が好きで、周囲に合わせること、みんなが認める価値を重視するからだ。
心は現在共感型でも、体(脳)が会話や協調性が苦手な場合は、乖離が大きい。
3割の過去再現型や技術職でコツコツ努力する、自分でじっくり考えるのが得意であり、コンサルタントや営業には向いていない。
なので、過去型ASDは交流会話の舞台を好まず、得意分野で勝負するので実は常人過去型よりも成功しやすい。
なぜなら、会話リソースに脳のエネルギーを使っていない(抑えている)ため、自分の得意分野のコツコツ努力の組み合わせや積み上げにエネルギーを回せるからである。
未来創造型のASDは、夢の実現のために人を集めて説得するときに苦労するが、これも交流や流行、会話による団結の価値にそこまで魅力を感じない。
自分が感じた直感の、未知に突っ走るときに壁にならない限り困らない。
6割の現在共感型のみ、ASDの会話苦手がかみ合わず悩み苦しむ。
苦しむ原因は、心(みげか現在共感型)が会話を望み、体(脳の信号強度)が会話に耐えられない構造だからだ。
例えるなら、運転手はアウトドアを望み運転しているのに、車は走行に耐えられない車種(農家コンバイン)だからだ。
未来創造型や過去再現型は、農家コンバインでのんびり稲策すればよいのでアウトドアドライブ(会話と共感)を望まない。
心と体の乖離によって、苦しみ悩む。
そして「自分だけがおかしいのでは?」と気づいて、病院に行って気づく。
ASDの程度は違うが、主に聴覚による会話理解、複合会話による文脈の理解と、会話の作成に苦労をする。
対策としては、多人数の会話を避けて、1:1にする。
録音を事前に許可してもらい、後で聞き返して理解してから返答するなどのツールや相手の許諾が必要となる。
そのためには、自分がASDで会話が苦手であり、迷惑かけないために「最善を尽くしますが、協力していただきたいです。よろしくお願いします」の心構えとカミングアウトが必要だと思う。
今の世の中、ASDの本、大人のASDの本、ASDの人と付き合う本などが大量に出ていて、Youtube等でその特徴や対策がたくさんある。
理解されている特徴であるため、社会でも自分でしっかり覚悟を持ってカミングアウト(自白)すれば、相手だって柔軟に対応してもらえる。
ただ、ASDなどを免罪符にして、失敗を「私ASDだから」と言い訳に使うことなく、自分のASDを誇りに思えるようになってほしいと思う。
色々なASD,ADHDの本を読んだが、一定数の人が「ADHDで良かった。誇りに思う」と言っている。
これは、通信簿でオール3の平均値の人よりも、1と5が乱立するとがった特徴(ASD,ADHD等)のほうが最終的な社会では貢献できるからである。
1の成績をツールや社会の認知と協力で補い、5の部分を自分の理解と努力、会社の投資によって伸ばすことで社会貢献になる。
短所を補うことは自己満足、長所を伸ばすことは社会貢献。
これは発達障害と呼ばれている「とがった少数派」の人に伝えたい。
まとめ
①ASDの会話苦手さんは、脳の電気信号の特徴で聞き話しが苦手
②6割の現在共感型のASDは会話好きで会話できない悩みを持つ
③社会認知されつつあるので、理解と自白で得意分野を伸ばそう