失策!志望動機 ~先輩の失敗から学ぶ~

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フリー面接トレーナーのnoriさんです😊
面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ☆
前回の志望動機の続編です😎

今日の【めんたいこ】 志望動機「先輩の失策から学ぶ」

今回も前回のテーマに続き、志望動機について話します。

失敗事例というよりも、失策と表現しています。
みなさんが練りに練った志望動機に、失敗はありません。
ですが、練りに練りすぎて裏目にでる方もいらっしゃいます😵

伝えたい想い=志望動機を相手の心に響かせるために、先輩の失策志望動機から学ばせていただきましょう。

練るところを間違えた志望動機

間違いとは言いたくありませんが、あえて間違いと呼びます。
それは、志望動機として語る内容が、志望先の誉め殺しになっていることです。
「誉めたらダメなの!?」
誉めても良いのですが、誉めるだけでは、面接官には、「あなたがなぜ志望しているか」わからないですよね。

「えっ!?じゃあ何を伝えれば😵💦」
ってことですよね😊

失策の原因
では、先輩の志望動機の事例です。

A.Cさん(女性) 大学4年(受験当時) 
受験先:〇〇株式会社(派遣会社)
応募職種:営業職
(本人に許可をもらいましたが、配慮し脚色しています)

私が御社を志望した理由は、まず御社の社風が非常に良い点です。説明会に参加させていただき、明るく挨拶をしてくださる社員さんが多く、安心できました。さらに、説明を聞く中で、地元企業からの信頼が厚く、企業側が困った時に、御社に相談があるという話を伺い、本当に素晴らしい会社だと思いました。そして、御社は売り上げも好調ということを知り、地元企業だけではなく、仕事を探されている方にとっても、それだけ良い仕事を紹介でき、人と企業を繋ぐことができていると思いました。また、女性が活躍できる環境が整い、県からも表彰を受けたとお聞きしました。社員としても誇らしいことだと思いました。そのような素晴らしい御社で働きたいと思いました。
さて、いかがでしょうか?
あなたが面接官だとしたらどのように感じますか?

A 素晴らしい!合格!
B よく喋れるな!合格!
C よく調べてあるな!合格!
D 何かが物足りない!?

もちろん、私はDの立場で話します
A~Cの考えでも間違いではないと思います。
もし、こちらの企業に応募者が一人もいなければ、採用してもらえる可能性はあります。
現実としては、応募者が集まる会社だったので、残念ながらA.Cさんは不合格でした。
では、何が物足りなかったのでしょうか?

A もう2~3個志望したいという想いを伝えるべき
B 会社の規模を話すのに具体性がなかった(売上や社員数)
C もっと情熱的な語り口調にしないと!
D この人、結局何がしたいの?

何度も言いますが、私はDの立場です。
相談当初、この方には、厳しいと思いながらも、「結局あたなたなにがしたいの?」と問いました。
A.Cさんは、何も答えられないまま黙ってしまいました。
そうですね。このA.Cさんには、結局なにをしに、この会社に入りたいか?が足りていません。

褒め殺しは誰にでも陥る志望動機の罠

褒めてしまこと自体はダメではないんです。
実際に、面接官側も、応募者がどの点に共感してくれたのかは知りたいはずです。
でも、大切なことは、「人材採用は、その企業(自治体等も)のファンを採用したいわけではなく、一緒に働く仲間を採用したい」のです👆

応募者は、志望度が高ければ高いほど、一生懸命になり、自分をもっと良く見せたい気持ちが無意識に働きがちです💦

A.Cさんのの場合ですと、こんなことも知っている。ここも好き。ということばかりに目がいき、最終的には、感想文のような内容になってしまいました。
褒めるのではなく、ここに共感した。という感覚に置き換える必要がありそうです。

「好き」への意味づけ
そして、「だから何?」と自分で考えてみてください。
これは意味付けです。
「御社の■■が好き。だから〇〇です。」
というように、好きなポイントに理由・意味を付け加えてみてください🤔
例えば、A.Cさんの事例を使わせていただくと、

地元企業からの信頼が厚く、企業側が困った時に、御社に相談があるという話を伺い、本当に素晴らしい会社だと思いました。
私は、人から頼りにされることでモチベーションが高まり、苦難を乗り越えていける性格です。だからこそ、地元密着型の企業で、地域の企業の方々や求職者の方々に困った時に相談をされるような人材になりたいと思い、御社を志望しました。
このように、褒めて終わりではなく、「〇〇が好き。だから〇〇です。」と付け加えてみましょう。

練りに練っても、間違った方向で考えすぎて、本質を見失うとそれは失策です。気を付けましょう👆

最後に 改善はフィードバックをもらう

自分の志望動機が褒め殺しになっているかわからない
という人も少なからずいます。
やはりそういった時こそ、大学キャリアセンターなど活用すると良いと思います。
もちろんnoriさんも同様に活動しています。


ぜひ、私に任せていただけませんか?
一緒に志望先面接をクリアしましょう!

第三者からの視点でフィードバックをもらって初めて、自分の志望動機が相手につたわるかどうか。問題点に気が付くことができます。
志望動機は、想いを伝える最大の魅せ場です!
ぜひ納得できる内容を考え伝えましょう👍

今回はここまで。それじゃあまたね(@^^)/~~~
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