パティシエにレシピ相談をすると、何を見てもらえる?

パティシエにレシピ相談をすると、何を見てもらえる?

記事
コラム
「自分で作ったレシピがあるけれど、なんとなくしっくりこない」

「味は好きだけど、もう少し食感を変えたい」

「翌日になるとパサつく。どこを変えればいい?」

お菓子を作っていると、こんなふうに「失敗ではないけれど、あと少し何かを変えたい」という場面が出てきます。

でも、レシピを検索しても出てくるのは別のレシピ。

自分の配合のどこを、どう変えればいいのかまでは、なかなかわかりません。



そんなとき、パティシエがレシピを見ると何を考えているのか。

今回は少しだけご紹介します。


レシピ、と呼ばれるものは、「材料の一覧」ではない



例えば、パウンドケーキひとつでも、

バターをどれくらい使っているか。
砂糖は何を使っているか。
卵とのバランスはどうか。
粉は薄力粉だけなのか。
ベーキングパウダーなのか、重曹なのか。

それぞれが、食感や口溶け、焼き上がりに影響します。

さらに、同じ配合でも、

・材料の温度
・混ぜ方
・乳化の状態
・生地の温度
・型の大きさ
・焼成温度と時間
・焼成後の保存方法

などによって、仕上がりは変わります。

そのため、レシピ相談では単純に

「砂糖を10g減らしましょう」

と配合だけを見るのではなく、

**なぜ今の仕上がりになっているのか**

を考えるところから始めます。

「どうしたいか」で直し方は変わる


例えば、

「もっとしっとりさせたい」

という相談。

一見シンプルですが、

油脂を増やすのか、
砂糖を変えるのか、
粉の種類を変えるのか、
水分量を調整するのか、
焼成を見直すのか。

方法はいくつもあります。

そして、どれを選ぶかによって味や食感も変わります。

「しっとりさせたいけれど、重たくはしたくない」

「サクサクにしたいけれど、口溶けも残したい」

「甘さを減らしたいけれど、食感は変えたくない」

こういった細かな希望まで聞きながら、調整方法を考えていきます。



失敗の原因が、レシピではないことも



「何度作っても膨らまない」

「中心だけ生焼けになってしまう」

「焼いた翌日に硬くなる」

こうした場合も、必ずしも配合だけが原因とは限りません。


工程や温度、使用している型、オーブンの特徴など、別のところに原因があることも。

だからこそ、

**レシピ+実際の作り方**

を一緒に見ることが大切です。



こんな相談でも大丈夫です



完成されたレシピでなくても構いません。

「この配合、どう思いますか?」

「小麦粉を米粉に変えてみたい」

「もう少し日持ちする焼き菓子にしたい」

「カフェで販売できるレシピにしたい」

「何回試作しても理想の食感にならない」

など。


現在のレシピと、「今どうなっているか」「最終的にどうしたいか」がわかれば、そこから一緒に原因と改善方法を考えることができます。



レシピには、ちゃんと理由があります。


お菓子作りでは、ほんの少し材料を変えただけで仕上がりが大きく変わることがあります。

だからこそ、

「なんとなくこれを増やしてみる」

ではなく、

**なぜこの材料を増やすのか

変えることで、何が起こるのか**

そこまで理解できると、自分でレシピを調整する力も少しずつ身についていきます。

レシピを直して終わりではなく、

「なぜそうするのか」

までお伝えすることを大切にしています。

お菓子のレシピで行き詰まっている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す