# お菓子作りの「なぜ?」を考える
お菓子を作っていると、レシピ通りに作ったはずなのに、思ったように仕上がらないことがあります。
パウンドケーキがパサつく。
マフィンが翌日になると硬くなる。
クッキーが広がりすぎる。
焼き色はついているのに、中がなんとなく重たい。
もう少ししっとりさせたい。
甘さを減らしたい。
この材料を別のものに置き換えたい。
そんな時、レシピを検索して、少しずつ配合を変えてみる。
それでうまくいくこともありますが、ひとつ変えたことで、今度は別のところがうまくいかなくなることもあります。
お菓子のレシピは、材料それぞれが役割を持って成り立っています。
砂糖は甘くするためだけのものではないし、卵も生地をつなぐだけではありません。
粉の種類が変われば吸う水分量が変わり、砂糖の種類が変われば食感や焼き色も変わります。
同じ配合でも、混ぜ方や生地温度、型、オーブンによって仕上がりは変わります。
だから私は、うまくいかなかった時に、
「何を足せばいいか」
よりも、
**「なぜ、こうなったんだろう?」**
を考えることを大切にしています。
たとえば「パサつく」というひとつの悩みでも、水分が足りないとは限りません。
粉の性質かもしれない。
焼きすぎているのかもしれない。
砂糖や油脂の配合かもしれない。
作る工程に原因があるかもしれない。
特に米粉のお菓子を作るようになってから、この「なぜ?」を考える機会がさらに増えました。
米粉は、小麦粉以上に粉の選び方で仕上がりが変わります。
同じ「製菓用米粉」と書かれていても、吸水性や粒子の違いによって、同じレシピが同じように仕上がるとは限りません。
だからこそ、単純に
「薄力粉100gを米粉100gに置き換える」
だけでは解決しないことがあります。
私はこれまで、パティスリー、製菓専門学校、ホテル、レストランなど、いろいろな場所でお菓子を作ってきました。
その中でずっと繰り返してきたのも、
作る。
食べる。
考える。
少し変える。
また作る。
ということでした。
今回ココナラで、お菓子のレシピや配合について相談できるサービスを始めました。
「このレシピ、どうしてうまくいかないんだろう」
「もう少ししっとりさせたい」
「甘さを変えたいけど、配合を崩したくない」
「小麦粉のレシピを米粉で作りたい」
「自分で考えたレシピを、一度プロの目で見てほしい」
そんな時に、レシピや仕上がりの写真を見ながら、原因を一緒に考えます。
完成したレシピを一方的に渡す、というよりも、
**「なぜそうなるのか」を整理して、次の試作につながる提案をする。**
そんなサービスにしたいと思っています。
お菓子作りで、ひとりでは答えが見つからない「なぜ?」が出てきた時に、気軽に相談してもらえたら嬉しいです。