皆様、いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
タロットセラピストの杏です。
今回も、先日対面鑑定でお話ししたエピソードをご紹介します。
💼 「現場から経理への異動が不服…もう会社を辞めたい」
私の前に座られたのは、30代のショートカットの女性。
どこか表情が薄く、何か深刻なお悩みを抱えているような雰囲気が伝わってきました。
福祉のお仕事をされているという彼女ですが、今回「現場から経理への異動」を命じられたことが、どうしても納得いかないご様子でした。
「私はもっと現場で人と関わりたいんです」
「経理の仕事なんて、どの会社で行っても同じこと。もう、今の会社を辞めたくなりました」
終始、不満や悔しさがにじみ出るような言葉遣いと表情でお話ししてくださいました。
対面鑑定をしていると、ときどきこのような状況に出会います。
「会社からの評価」が、自分の思っているものと違って出てくる瞬間です。
それは時にマイナスに感じられることもありますが、見方を変えれば「自分は周りからそう思われていたんだ」「自分にはそんな才能(適性)もあったんだ」と気づくきっかけにもなります。
🃏 タロットが映し出した「足りないカップ(感情)」の世界
彼女の複雑な胸中を写すように、慎重にカードを展開していきました。
現れたカードの束を見てみると、ある特徴がはっきりと表れていました。
ロジカルで冷徹な思考を表す【ソード(剣)】のカードが多く、一方で、感受性や優しさ、女性性を表す【カップ(聖杯)】のカードが極端に少なかったのです。
そこで、私は彼女にひとつの提案をしてみました。
「今、あなたの中に足りていない『カップ(感情・ゆとり)』の世界観をあえてプラスしてみることで、今とはまったく違った景色が見えてくるのではないでしょうか?」
すると彼女は、少し怪訝そうにこうおっしゃいました。
「カップを足したらどうなるんですか? 正直、イメージが湧きません」
実は、「イメージが湧かない」ということ自体が、カードの示す通りのサインだったのです。日々の不満や理詰めの思考(ソード)で頭がいっぱいになり、心で感じる余裕(カップ)を失ってしまっている状態でした。
🍰 損得ではなく「美味しい、美しい」を感じる時間を
私は彼女に、さらにもう一歩踏み込んでお伝えしました。
「仕事での得とか損とか、そういうカテゴリーから一度離れてみましょう。美味しいものを味わって食べる、美しいものを見て『素敵だな』と思える。まずは、そんな純粋に心を満たす時間を意図的に作ってみてください」
会社の経営陣や人事のプロは、私たちが思っている以上に社員のことを冷静に、多角的に観察しています。現場で一所懸命に活躍してきた彼女を、あえて今このタイミングで経理に異動させたのは、彼女の新しい可能性や「今、彼女に必要な環境」を会社側が感じ取ったからかもしれません。
✨ 杏からのメッセージ
仕事で行き詰まったとき、私たちはどうしても「白か黒か」「辞めるか続けるか」という思考に陥りがちです。
でも、タロットが教えてくれるのは、そんな二者択一だけではありません。
あなたの中に眠っている「まだ使っていない心の引き出し」をそっと開けてくれることがあります。
もし、今の環境にモヤモヤしていたり、自分の評価に納得がいかなかったりするときは、一度作戦会議をしにきてくださいね。あなたの心が少しでも軽くなるヒントを、一緒にカードから読み解いていきましょう。