どうしてもコーディングが難しい箇所は画像書き出しはありか

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IT・テクノロジー
Web制作をしていると、「これCSSで再現するのキツくないか…?」という場面に必ず出てきます。
そのときに出てくる選択肢が「画像書き出し」です。

では、これはアリなのか。
結論はシンプルで、「条件付きでアリ」です。

ただし、使い方を間違えると後から確実に困ることになります。

画像書き出しとは

デザインツール(FigmaやXDなど)で作られたパーツを、そのまま画像として書き出して配置する方法です。

例えば
・複雑な装飾
・グラデーションが重なったデザイン
・CSSでの再現が面倒なレイアウト

こういったものを、コードで作らず画像で置くというやり方です。

画像書き出ししてもいいケース

すべてをコードで再現するのが理想ですが、現実的には例外もあります。

完全に装飾として使う場合

ユーザーが操作しない、情報としても重要ではない部分です。

・背景のデザイン
・抽象的な装飾パーツ
・雰囲気を出すためのビジュアル

こういった要素は画像でも問題ありません。

再現コストが高すぎる場合

CSSで再現しようとすると、時間がかかりすぎるケースです。

・複雑すぎる形状
・何層にも重なったデザイン
・再現に対して得られる価値が低い場合

限られた時間の中で制作する以上、ここは割り切る判断も必要です。

今後変更されないと分かっている場合

更新が発生しない前提のパーツです。

・キャンペーン用の固定ビジュアル
・差し替え予定のないデザイン
・LPの一部の装飾

こういったものは画像でも運用に支障が出ません。

画像書き出ししてはいけないケース

ここはかなり重要です。間違えると一気に品質が下がります。

テキストを画像にする

これは避けるべき代表例です。

・SEOに弱くなる
・文章の修正ができない
・アクセシビリティが落ちる

後から「文言を変えたい」と言われたときに一気に手間が増えます。

ボタンやリンクを画像にする

操作要素を画像にするのもNGです。

・クリック領域が曖昧になる
・ホバーやアクティブ状態が作れない
・ユーザー体験が悪くなる

UIとして破綻します。

レスポンシブ対応が必要な部分

画像は基本的に固定サイズです。

・画面サイズによって崩れる
・スマホで見にくくなる
・無駄に重くなる

こういった問題が起きやすくなります。

判断基準は「楽かどうか」ではない

ここを間違えると成長が止まります。

「難しいから画像にする」ではなく、
「合理的だから画像にする」という判断が必要です。

迷ったときの考え方

判断に迷ったら、この順番で考えるのがおすすめです。

まずはCSSで再現を試す
一定時間やって無理なら切る
将来的に変更されるかを考える

この流れで判断するとブレにくくなります。

まとめ

画像書き出しは決して悪い手法ではありません。
ただし、使いどころを間違えると品質も保守性も落ちます。

・基本はコーディングで再現
・例外的に画像を使う
・必ず理由を持って選択する

このバランスが取れていれば問題ありません。
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