結論から言うと、Figmaだけで「LPを作る」ことはできるが、「公開まで完結」させることはできない、というのが正確な答えです。
ただし、この「作れる」「作れない」は、LPをどこまでを指すかによって意味が変わってきます。
この記事では、
Figmaでできること
Figmaではできないこと
実務での正しい使いどころ
この3点を整理します。
Figmaでできること
Figmaは本来、デザイン設計のためのツールです。
LP制作において、以下の部分は非常に強力です。
まず、見た目の設計。
ファーストビュー、CTA、配色、フォント、余白、セクション構成など、LPに必要なビジュアルはすべてFigma上で作れます。
次に、構成の整理。
「どこで興味を引くか」「どこで信頼を出すか」「どこで行動させるか」といった、LPのストーリー設計を視覚的に確認できます。
さらに、共有と確認。
URLを送るだけで、クライアントやチームに見てもらえるため、修正指示やすり合わせが非常にスムーズです。
この段階までであれば、FigmaはLP制作においてほぼ必須と言っていいツールです。
Figmaではできないこと
一方で、Figmaには明確にできないことがあります。
まず、Webとしての公開。
Figmaで作ったデザインは、そのままではインターネット上に公開できません。
URLは発行できますが、それは「デザイン閲覧用」であり、検索結果に出たり、広告から直接遷移させたりするLPにはなりません。
次に、フォームの送信処理。
お問い合わせフォーム、予約フォーム、申し込みフォームなど、実務で必須な機能はFigmaでは動きません。
また、SEOや表示速度の最適化もできません。
タイトルタグ、メタ情報、画像最適化、Core Web VitalsといったWeb特有の要素は、Figmaの役割外です。
つまり、Figmaは「設計図」であって、「建物そのもの」ではありません。
実務での正しい使い方
実務では、Figmaはこう使われることがほとんどです。
まず、FigmaでLPのデザインを作る。
次に、そのデザインを元にHTML/CSSやフレームワークでコーディングする。
そして、サーバーやホスティングにアップして公開する。
この流れが基本です。
「FigmaだけでLPを作りたい」という相談はよくありますが、
実際に求められているのは、
早く完成形を見たい
修正しやすくしたい
失敗を減らしたい
このあたりであることが多いです。
そういう意味では、FigmaはLP制作を失敗させないための最重要ツールと言えます。
まとめ
FigmaでLPは「作れるか?」という問いに対する答えは、
デザインとしては作れる
Webページとしては作れない
実務では必ず他の工程と組み合わせる
この3点に集約されます。
LP制作を効率よく、質高く進めたいなら、
Figmaは「ゴール」ではなく「スタート地点」。
ここを勘違いしなければ、Figmaは非常に強力な武器になります。