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 よく考えてみますと、いままで携わってきた通信は、ローカルや専用線での直接通信(もしくは隠蔽されて気にならない)が主でした。
 一般的なパソコン環境やスマートフォンなどでインターネットを利用して端末間の通信を実現しようとするとなかなか面倒なようです。
 実験的に無償で利用できそうなものを3点試してみました。データー送受信、文字チャットのような例です。

1.WebRTC
 NTT comの旧SkyWayを試してみました。サンプルもサクッと動作し反応性も抜群です。おそらくP2Pできるのは限られた環境で、中継サーバーを使用することになるのだと思います。SDK依存になるので障害時は自分だけで解析が難しいかもしれません。

2.Google GAS
 GASを中継サーバーにしてWebサービス公開で試してみました。一次記憶はなんでもいいのですが、スプレッドを使用しました。GETでID別のシートにデーターをセルに積んだり崩したりする感じです。これをXMLHttpRequestで送受します。
 GASは一回のトランザクションが数秒かかるので反応性はチョット緩慢ですね。Googleアカウントで気軽に試すことができるは便利です。

3.レンタルWebサーバー
 レンタルWebサーバーを中継サーバーにしてみました。SSLに対応してPythonやPHPのCGIが使えることから、XREAというのを試してみました。
 基本はGASと同じですが、反応性は申し分ないです。一時記憶はファイルにしました。
 無償では広告を埋め込む必要があり、実際のデーターよりこの部分の容量が大きくなりそうです。
 XMLHttpRequestで広告のHTMLは伝送されますが、表示はされないので規約に沿うかどうか不安なところです。広告部を取り出してメインのページで表示させる必要があるかもしれません。


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