米雇用統計でドル円はどう動く?158円台回復後の相場シナリオを解説【8月7日相場解説】

米雇用統計でドル円はどう動く?158円台回復後の相場シナリオを解説【8月7日相場解説】

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マネー・副業

こんにちは。

2026年8月7日金曜日、本日の為替相場を見ていきます。

昨日の米国株式市場は下落しました。S&P500は前日比0.2%安、ナスダック総合指数は0.1%安となり、ダウ平均も大きく下落しています。原油価格や米国債利回りの上昇が、株式市場の重しとなりました。

為替市場では円安・ドル高が進み、ドル円は再び158円台まで上昇しています。

本日の最大の注目材料は、日本時間21時30分に発表される米国の7月雇用統計です。

今晩の米雇用統計に注目


米雇用統計は、今後のFRBの金融政策を考えるうえで重要な経済指標です。

市場予想を上回る強い結果となった場合は、米国の利上げ観測や高金利長期化への警戒が強まり、ドル買いが進む可能性があります。

反対に、市場予想を下回った場合は、米国経済の減速懸念が意識され、ドル売りで反応することが考えられます。

今回の相場で重要なのは、単純に雇用者数だけを見るのではなく、次の項目を総合的に確認することです。

・非農業部門雇用者数
・失業率
・平均時給
・過去分の雇用者数修正

表面的な数字が強くても、過去分が大幅に下方修正されていれば、ドル買いが長続きしないことがあります。

反対に、雇用者数が弱くても平均時給が強ければ、インフレ懸念からドルが買い戻される展開も考えられます。

ドル円は158円台まで上昇


ドル円は円買い介入後に大きく下落したものの、その後は徐々に値を戻し、現在は158円台で推移しています。

短期的には、雇用統計をきっかけに再び値動きが大きくなる可能性があります。

雇用統計が強く、ドル円が上昇した場合は、159円から160円付近が次の重要な価格帯になりそうです。

ただし、急激な円安が進んだ場合は、日本政府や財務省関係者から円安をけん制する発言が出る可能性があります。

相場が一気に上昇した場面では、追加介入への警戒から突然大きく下落することも考えておく必要があります。

雇用統計直後の飛び乗りには注意


雇用統計発表直後は、上下に激しく振れることがあります。

最初はドル買いで上昇しても、その数分後にすべての上昇を打ち消して急落するケースも珍しくありません。

特にドル円は、経済指標だけでなく介入警戒もあるため、通常以上に値動きが不安定になりやすい状況です。

発表直後の値動きに飛び乗るよりも、最初の急騰・急落が落ち着いてから方向を確認するほうが安全です。

雇用統計で利益を狙うというよりも、雇用統計による大きな損失を避けることを優先したいところです。

次の焦点は9月の日銀金融政策決定会合


短期的には米雇用統計が重要ですが、中期的には日銀の金融政策が大きなテーマになります。

次回の日銀金融政策決定会合は、2026年9月17日と18日に予定されています。

今後、市場では日銀が追加利上げを行うのかどうかが、徐々に意識されていくと考えられます。

重要なのは、会合直前の利上げ織り込み度です。

市場が追加利上げを強く織り込んでいる状態で、日銀が金利を据え置けば、失望による円売りが一気に進む可能性があります。

一方、事前に日銀関係者が慎重な発言を繰り返し、市場の利上げ期待を下げておけば、据え置きでも円の急落を抑えられる可能性があります。

そのため、9月の日銀会合までは、日銀総裁、副総裁、審議委員の発言に注意する必要があります。

159円から162円は売り場になるのか


中期的には、ドル円が159円から162円付近まで上昇した場合、売りを検討する投資家も増えてくると考えられます。

理由は、次の3点です。

第一に、160円を超える水準では介入警戒が強まりやすいこと。

第二に、9月の日銀会合に向けて追加利上げ観測が高まる可能性があること。

第三に、円安が急激に進めば、政府・日銀からのけん制発言が出やすくなることです。

ただし、円安トレンドが強い相場で早過ぎる売りを行うと、含み損を抱える可能性があります。

価格だけを見て売るのではなく、上昇の勢いが弱くなったことや、日足・4時間足で高値更新が止まったことを確認してから判断したいところです。

今後のドル円シナリオ


現時点では、大きく3つのシナリオが考えられます。

シナリオ1 雇用統計が強い

雇用統計が予想を上回れば、ドル円は159円から160円方向を試す可能性があります。

ただし、急上昇した場合は介入警戒が強まるため、高値圏での買い追いには注意が必要です。

シナリオ2 雇用統計が弱い

雇用統計が予想を下回れば、ドル円は157円台、場合によっては156円台まで下落する可能性があります。

ただし、日米の金利差が依然として大きければ、下落後に再び買い戻されることも考えられます。

シナリオ3 予想に近い結果

結果が市場予想と大きく変わらなければ、一時的に上下したあと、再び158円前後のレンジ相場に戻る可能性があります。

この場合は、雇用統計そのものよりも、その後に発表される物価指標やFRB関係者の発言へ関心が移っていくでしょう。

本日の投資戦略


本日は21時30分の米雇用統計までは、無理に大きなポジションを持たないほうが安全です。

すでにポジションを保有している場合は、想定以上の値動きが起こることを前提に、ロットや損切り位置を見直しておきたいところです。

短期トレードでは、雇用統計発表直後ではなく、最初の値動きが落ち着いたあとの押し目・戻りを狙う方法が現実的です。

中期的には、159円から162円付近で上昇の勢いが弱まるかどうかに注目します。

ただし、日銀の追加利上げはまだ確定していません。

「9月に必ず利上げされる」と決めつけるのではなく、市場の織り込み度や日銀関係者の発言を確認しながら、柔軟に戦略を変更することが重要です。

まとめ


本日の最大の注目材料は、21時30分に発表される米国7月雇用統計です。

強い結果であればドル円は159円から160円方向、弱い結果であれば157円台以下を試す可能性があります。

ただし、ドル円が大きく上昇した場合は、追加介入や円安けん制発言への警戒が必要です。

短期的には米雇用統計、中期的には9月17日・18日の日銀金融政策決定会合が重要な相場材料になります。

予想を当てることよりも、どの結果になっても対応できる準備をしておきましょう。

それでは、本日も無理のないトレードを心がけて頑張っていきましょう。

※この記事は相場情報の提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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