私は今、WebデザインやSNS運用の仕事をしていますが、実はずっと現役だったわけではありません。15年ほど前に一度デザイナーとして働いていて、そこから長いブランクがありました。
結婚・出産・育児で「デザインの仕事」から、すっかり離れていました。
もう一度やりたい!と思ったとき
育児がひと段落してきた頃、「またデザインの仕事がしたい」という気持ちが湧いてきました。
でも、ブランクは正直言って長かった。かつての知識も感覚も、そのままでは通用しない。「学び直さないと、もう一度スタートラインにも立てない」——そう感じました。
そこで、デザインスクールに通うことにしました。しかも1つではなく、2つ。それぞれ違う角度から学び直したくて、両方受講することにしたんです。
かけた費用は、合わせて数十万円でした。
正直、ずっと引っかかっていたこと
決して安い金額ではありません。それでも、「もう一度ちゃんとやりたい」という気持ちの方が大きくて、迷わず申し込みました。
ただ、学びながら、ずっと心のどこかに引っかかっていることがありました。
「副業やキャリアの再スタートのために、これだけのお金を先に払える人は、実はそんなに多くないんじゃないか」ということです。
私の場合は、なんとか払える状況にありました。でも、これから副業を始めたいと思っている人の多くは、むしろ逆なんですよね。
「お金に余裕がないから、収入の柱を増やしたい」
「今の暮らしを楽にしたいから、新しいスキルを身につけたい」
そう思って一歩踏み出そうとしている人に、いきなり数十万円のハードルを見せるのは、なんだか矛盾しているように感じていました。
しかも今は、物価もどんどん上がっています。
数年前より、その数十万円の重みは増しているはずです。
学び直してわかったこと
スクールで学んだこと自体は、間違いなく私の力になりました。
基礎から丁寧に学び直せたからこそ、今こうして仕事ができています。
そこに後悔は一切ありません。
ただ、学び終えて改めて思うのは、「あの学びの中身すべてに、数十万円が必要だったわけではない」ということです。
大事なポイントは、実はそこまで多くありません。
1.基礎を正しい順番で押さえること
2.独学で迷子にならないこと
3.自分の制作物にプロからフィードバックをもらうこと
この3つさえ揃っていれば、学び直しはもっと身軽に始められるはずだと、今は思っています。
高額な講座がすべて悪いというわけではありません。手厚いサポートや、深い専門知識が必要な人には、それだけの価値があります。ただ、「まず一歩を踏み出したい」という段階の人にとっては、必ずしもそこまでの投資は必要ない、ということです。
この経験があったから私は今、発信の仕方や教える内容を考えるときに、いつも「これは、お金に余裕がない人にも手が届くか?」を自分に問うようにしています。
副業を始めたい人の背中を押したいのに、その入り口に高いハードルを置いてしまったら、本末転倒だと思うからです。
数十万円かけたからこそ言えることがあるとすれば、それは「そのお金がなくても、正しい順番さえ知っていれば、ちゃんと始められる」ということです。私は遠回りをしましたが、あなたが同じだけ遠回りする必要はありません。
おわりに
長々と自分の話をしてしまいましたが、これが今発信をしている理由です。
学び直しにお金をかけた経験があるからこそ、お金をかけられない人の気持ちが痛いほどわかります。
だからこそ、これからも「お金をかけずに正しく進むには」という視点で、この場所から発信を続けていきたいと思っています。
このブログでは、これからも未経験からデザインで一歩を踏み出したい人に向けて、私の経験から伝えられることを発信していきます。
よかったら、また読みに来てください。