デザイナーに依頼する前に準備したいもの

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デザイン・イラスト
デザイナーに、チラシやパンフレット、バナーなどをお願いしたいけれど、
「何を準備すればいいのか分からない…」と思ったことはありませんか?

実は、いくつかのポイントさえ押さえておけば、依頼はぐっとスムーズになります。
今回は、デザイナーに依頼する前に準備しておきたいものをご紹介します。

※ここでお伝えする内容は、あくまで私自身の経験に基づいたものです。
デザイナーによって考え方は異なる場合がありますので、参考程度にしていただき、最終的には依頼するデザイナーさんと相談してみてくださいね。

準備するもの【1】目的とターゲット

デザインを依頼するときに必ず必要なのが、「目的」と「ターゲット」です。

「目的」というのは、
・制作物を見たお客様にどう行動して欲しいのか
・その行動の結果、どういう効果を期待するのか
ということです。

「ターゲット」というのは
・年齢や性別、ライフスタイルや好み・興味など
・商品やサービスを認知しているか、既に使用しているかなど
です。

なぜこの二つが重要なのか。
それは「デザインのゴールを明確にし共有すること」ためです。

例えばサッカーをイメージしていてください。
チーム全員がゴールの場所を分かっているからこそ、同じ方向に走り、点を取ることができます。
もしゴールの位置がバラバラだと、逆方向に走ったり相手ゴールにシュートしてしまったりしますよね。

デザインも同じで、ゴール(=目的やターゲット)が共有されていないと仕上がりがイメージと大きくずれやすくなります

どんなにラフを作り込んで、素材や色・フォントを指定しても、
「目的」「ターゲット」が曖昧だと修正が多くなり、完成までの時間もかかってしまいます。

ちなみに具体例をご紹介します。
<ターゲット>
・30代女性、子育て中のワーキングママ。
・忙しく過ごしているが、丁寧な暮らしに憧れている。
・シンプルでナチュラルなデザインが好き。
・現在、「美容液」のみ利用中で、他の商品のことは知らない。
<目的>
美容液だけでなく、化粧水や乳液など他の商品も購入してもらい、クロスセルにつなげたい。

このように整理して伝えると、デザイナーは「どんな人にどう届けたいのか」を理解しやすくなります。
特に「目的」は絶対にブレないようにしましょう。


準備するもの【2】デザインイメージ

どんなデザインにしたいかを、デザイナーに共有するすることも大切です。

これは人によって意見が変わるところかもしれませんが、
今回は私のおすすめの伝え方を3つご紹介します。


①画像+文字で伝える
「高級感」という言葉を聞いても、人によってそのイメージはバラバラです。

「黒と金を使ったゴージャス」なイメージを想像する人もいれば、「白を基調としたシンプルな高級感」をイメージする人もいると思います。

そのためより正確にイメージを伝えたい時は、「画像」に「文字」を添えて伝えることが大切です。

②画像は複数枚用意する

複数枚用意することで「こういう雰囲気」という共通点をみつけやすくなり、より正確にイメージを伝えることができます。

また、1枚だけだとデザインが似すぎてしまい、著作権トラブルの原因になることも。
同業他社ではなく異業種のデザインを参考にすると、そのリスクはより減らせます。


③近いけど「これではないイメージ」も伝える
イメージを伝えるときは「こうしたい」だけでなく、「こうではない」という線引きをしておくのもおすすめです。

例えば「淡いピンクを使った可愛いデザイン」を希望するとします。
ただ、その中にも
・パステル調で甘い雰囲気の可愛さ
・グレイッシュなピンクで大人っぽい可愛さ
といようなイメージの違いが発生することがあります。

このとき、「パステル調で甘い雰囲気の可愛さではない」ことを伝えておくと、よりイメージのズレを防げます。
言葉だけでなく、画像を使って「似ているけど違う例」も共有すると、さらに効果的です。


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ちなみに、デザインイメージを集める時は、「バナー デザイン 参考」などで検索すると、デザインを集めたサイトがたくさん出てきます。
あとは「Pinterest」なども参考になるものが多いのでぜひ探してみてください。

さらに、クライアント様のHPやSNS、商品写真なども立派なイメージ共有の材料です。
「デザインイメージが分からない…」という場合は、相談しながら方向性を決められるデザイナーもいます。

もちろん、私も一緒にイメージ整理のお手伝いをしています。



準備するもの【3】ラフ

「ラフ」というのは、デザインの依頼をする時にテキストや画像の配置など「全体のレイアウト」の指示に使うものです。

デザイナーによって「細かい指示が欲しい」「ざっくりでも大丈夫」とスタンスは異なります。
あくまで私の肌感ですが、細かすぎるラフを作るより、ある程度ざっくりしたものの方が、デザイナーが良い感じに仕上げてくれることの方が多いように思います。

追加料金が発生する可能性が高いですが、ラフからデザイナーにお願いすることもできる場合があります。

ちなみに私の場合は、丸と線だけの簡単なラフでもOKです。
追加料金にはなりますが、ラフの制作も承れますので、よろしければご相談ください!


準備するもの【4】素材
素材というのはデザインに使う「画像」や「テキスト素材」などのことです。

クライアント様側でしかご準備できない素材、例えば「商品写真」や「ロゴデータ」「商品の成分内容や、金額などの情報」は必ずクライアント様でご準備ください。

画像素材については、
・クライアント様で撮影を行っていただく方法
・素材サイトなどで画像を購入していただく方法
の二つがあります。

クライアント様で撮影をしていただく場合
特に商品写真などは、クライアント様でご準備いただく必要があると思います。
プロのカメラマンさんに撮影していただくのがベストですが、
最近はスマホでも十分綺麗で高解像度の写真が撮ることもできます。


素材サイトなどで画像を購入していただく場合
デザイナーによっては素材探しから受けてくれる方もいらっしゃいます(費用は高くなる可能性がありますが…)

ただし素材の購入については、「クライアント様」側でしていただくのが、私的にはおすすめです。

その理由は、基本的に素材を購入した人に「使用権」があるためです。

クライアントが購入した素材 → デザイナーは依頼物に使用OK。ただしデザイナーは他案件に流用は不可。
デザイナーが購入した素材 → クライアントは自由に再利用できない。

つまり、今後も使う可能性がある素材はクライアント様側で購入した方が安心です。
サイトごとに細かい利用規約が違うため、購入前に必ず確認してください。

【解像度について】
また、画像のご準備の場合には「解像度」にお気を付けください。
特に印刷物の場合は「解像度」が低いと、仕上がりがぼやけることがあります。
解像度はなるべく高いものをご準備ください。

【デザイナーにお願いすることも可能】
デザイナーによっては、デザイン以外に得意とする分野があることも少なくありません。
ライティング、イラスト制作、写真撮影、写真の加工や合成が得意な人、などもいます。

素材に困った時は、そういうスキルを持つデザイナーを探すのもいいかもしれません。

ちなみに私の場合は、写真の加工はある程度できます。
なので、クライアント様側で撮影された写真を、イイ感じに直すこともできますので、必要があればご相談ください!


準備するもの【5】サイズなどの仕様、納品形式などの情報

デザインを依頼するときは「どんな仕様で作りたいか」「どの形式で納品してほしいか」を伝えておくと安心です。

仕様というのは、例えばチラシなら「サイズ」「折りの有無」「折り方」など、冊子なら「サイズ」「ページ数」といった情報が必要になります。
バナーやLPなどもサイズの情報が必要なので、事前に確認しておきましょう!

また、納品形式についても希望を伝えましょう。
一般的には PDF / JPEG / PNG といったデータ納品が多いです。
印刷物の場合は、印刷会社によって入稿データの決まりがあることもあるので、あらかじめ確認しておくとスムーズです。

さらに「IllustratorやPhotoshopで編集できるデータ」が欲しい場合は、その点も最初に相談しましょう。
ただし編集可能なデータは追加料金になることも多いです。

理由は、完成デザインの「著作権」は基本的にデザイナーに帰属するから。
編集データを渡すということは、クライアントが自由に編集や二次利用できる状態を提供する=本来の契約以上の権利を渡すことになるためです。

そのため「編集データもほしい!」という場合は、追加料金が発生する前提で考えておくとスムーズです。

最後に・・・デザインは「一緒に作る」つもりで。

稀にこんなクライアントさんがいます。

「よく分からないので、なんかいい感じで適当に作ってください」

これは、デザイナーが一番困ってしまう依頼の仕方です。
結果的に修正が増えたり、思っていたのと違う仕上がりになることも少なくありません。

デザインについて詳しくなくても大丈夫です。
分からないときは、
「ここを目立たせたい」「こんな雰囲気にしたいけど、どう思いますか?」と相談してみてください。
完璧な指示を目指さなくても、デザイナーさんは一緒に考えてくれます。

大切なのは「丸投げしない」こと。

あなたの商品やサービスに一番詳しく、思いがあるのは、デザイナーではなくあなた自身です。
「一緒に作ろう」という姿勢 が、良いデザインにつながります。

せっかくお金を払って依頼するのですから、無駄にしないように「共に作る姿勢」で臨みましょう。


少なくとも私は、細かく指示をくださるクライアントさんも大好きですが、
「商品やサービスに熱い思いを持っていて、相談しながら一緒に作りたい」という方には、より一層やる気が湧いてきます。

どうぞ安心して、まずは気軽にご相談くださいね。

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