「キレイになるのは誰のため?美容師歴30年以上の私が思う『自分を整える美容』」

「キレイになるのは誰のため?美容師歴30年以上の私が思う『自分を整える美容』」

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美容・ファッション
「もっとキレイになりたい」

女性なら、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。

髪型を変えたり、メイクを変えたり、新しい洋服を買ったり。

それだけで少し気持ちが明るくなることがあります。

私は30年以上、美容師としてたくさんの女性の髪に触れてきました。

そして頭皮や髪の悩みにも、長年向き合ってきました。

そんな私が今感じているのは、

**「キレイになることは、誰かに好かれるためだけのものではない」**

ということです。


## 髪を切ると、少しだけ前を向けることがある

先日、娘たちの髪を切りました。

一人は大切な予定を控えていて、もう一人は少し心が疲れている時期でした。

私は美容師ですが、娘たちに美容についてあれこれアドバイスすることは、ほとんどありません。

年代も違えば、時代も違います。

私が思う「キレイ」と、娘たちが思う「キレイ」も違います。

本人が知りたいと思ったときに聞いてくれれば、それでいい。

でも、

「髪を切って」

と言われたら、切ってあげることはできます。

ほんの少し髪を整えて、鏡を見たときに、

「なんか今日の私、いいかも」

そう思えたら、それで十分だと思っています。


## 外側を整えるだけでは、どうしても整わない日がある

美容師として仕事をしていると、外見を整えることで表情まで明るくなる方をたくさん見てきました。

でも同時に、

どんなに髪をキレイにしても、
どんなにメイクをしても、
高価なものを身につけても、

それだけでは整わないときがあることも知っています。

仕事で疲れているとき。

家庭のことで悩んでいるとき。

人間関係で傷ついたとき。

自分に自信をなくしているとき。

そんなときは、外側だけを一生懸命キレイにしても、心がなかなか追いついてこないことがあります。


## 「誰かにどう見られるか」ばかりになっていませんか?

人は自信をなくすと、

「どうしたら好かれるんだろう」

「もっとキレイになったら大切にしてもらえるかな」

「この髪だから自信が持てない」

「もっと若かったら……」

と、いつの間にか自分の価値を、誰かの評価の中に探してしまうことがあります。

髪の悩みも同じです。

薄毛や抜け毛が気になり始めると、人の視線が怖くなったり、鏡を見るたびに落ち込んだりすることがあります。

でも、そんなときだからこそ、一度立ち止まってほしいと思っています。

**私は、本当はどうしたいんだろう?**

誰かにどう見られたいかではなく、

自分はどうなったら嬉しいのか。

そこから美容を考えてもいいのではないでしょうか。


## 私が好きなのは、携帯のない時間

最近、娘と一緒にお風呂やサウナでゆっくりすることがあります。

私にとって、とても大切な時間です。

お風呂には携帯を持っていけません。

LINEもない。

SNSもない。

誰かからの評価もない。

ただ、

「温かいな」

「気持ちいいな」

「ちょっと疲れていたんだな」

そんな自分の感覚だけがあります。

私は、こういう時間も「自分を整える美容」の一つだと思っています。

何か特別なことをするのではなく、

自分の身体や心に少しだけ意識を戻してあげる時間。

忙しい女性ほど、こういう時間が必要なのかもしれません。


## 土台が整うと、鏡の中の自分が少し変わる

私は美容師として、髪をキレイにすることができます。

頭皮についての知識もあります。

でも、それだけで女性をキレイにできるとは思っていません。

大切なのは、その人自身が、

「少し自分を大切にしてみようかな」

と思えること。

きちんと眠る。

食べる。

お風呂に入る。

好きな服を着る。

髪を整える。

誰かと話す。

時には何もしない。

そんな小さなことの積み重ねで、少しずつ土台が整っていくことがあります。

するとある日、鏡を見て、

「今日の私、ちょっといいかも」

と思える瞬間が来る。

私は、その瞬間がとても好きです。


## 薄毛の相談も「髪」だけを見たくありません

私は長年、頭皮や薄毛に悩む女性の相談にも携わってきました。

だからこそ、相談してくださった方に、

「これを買えば大丈夫」

「これを使えば生えます」

と、不安を煽るようなことはしたくありません。

今どんな状態なのか。

何に一番困っているのか。

どうなりたいのか。

生活の中で無理なくできることは何なのか。

一緒に整理していくことを大切にしています。

必要のないものまで勧める必要はありません。

髪だけではなく、その方がもう一度自分に少し自信を持てるようになること。

それが、私が美容の仕事を続けてきた中で大切にしたいと思うようになったことです。


## 誰かのためではなく、自分のためにキレイになる

誰かに好かれるためにキレイになることがあってもいい。

大切な日のためにメイクを頑張るのも素敵です。

でも、それだけじゃなくていいと思います。

誰にも会わない日でも髪を整えて、

鏡を見て、

「今日の私、悪くない」

と思う。

それも立派な美容です。

キレイになることは、

誰かから価値を認めてもらうためではなく、

**自分自身をもう一度大切にするきっかけにもなる。**

30年以上美容師として女性の髪に触れてきた今、私はそう思っています。

もし今、

薄毛や抜け毛が気になって鏡を見るのが嫌になっている。

何をすればいいのか分からない。

商品や情報が多すぎて疲れてしまった。

そんな方がいらっしゃったら、一人で抱え込まずにお話しください。

不安を煽るのではなく、

今の状態と気持ちを一緒に整理しながら、

**もう一度、鏡を見たくなるきっかけをつくる。**

そんなお手伝いができればと思っています。
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