「あの人がいると、場の空気が変わる」そんな経験はありませんか?
会議の開始前、まだ言葉を発していないのに、なぜか空気がやわらぐ人。部署や立場の違うメンバーが集まる場で、自然と会話の輪をつくってしまう人。
ビジネスの現場では、スキルやロジックだけではどうにもならない「人と人の分断」があります。そして、それを人柄そのもので越えてしまう存在がいるのも事実です。
それが、ストレングス・ファインダーでいう「包含(Includer)× 社交性(Woo)」を併せ持つ人です。
社交性(Woo)=広くつながる才能
社交性は、「人と打ち解けること」にエネルギーを感じる資質です。初対面でも物怖じせず、声をかけ、関係性の入口をつくるのが得意。
営業やコミュニティ運営で語られることが多い資質ですが、実は社交性の本質は「人を区別しないフラットさ」にあります。
肩書きや部署、年次に縛られず、まずは一人の人として関われる。だからこそ、情報と人が自然と集まってくる“ハブ”になりやすいのです。
包含(Includer)=輪に入っていない人に気づく才能
一方、包含はとても静かな強みです。場の中心に立つというより、「輪の外」に視線が向きます。
・あの人、まだ発言していないな・なんとなく居心地が悪そうだな
そんな小さな違和感に気づき、「一緒にどう?」と自然に声をかけられる。
包含は、心理的安全性を言語化せずにつくれる資質とも言えます。
包含 × 社交性が生む「組織の潤滑油」
この2つが組み合わさると、何が起きるのか。
それは、「情報の分断」ではなく「人の分断」を先に溶かしてしまう力です。
部署間対立やサイロ化は、仕組み以前に感情の問題であることがほとんど。包含×社交性の人は、そこを理屈ではなく関係性で超えていきます。
プロジェクトのキックオフで、全員に安心感をつくる
コミュニティで、参加者同士を自然につなぐ
M&A後のPMIで、「うち/そっち」という壁を薄める
特に「心理的な統合」が必要な場面では、代替のきかない存在です。
ただし、気をつけたいポイントも
この強みは、とても優しい分、無意識に疲れやすい一面もあります。
・全員を巻き込まなきゃ・誰かを置いていってはいけない
そんな思いが強くなりすぎると、自分のエネルギーが削られてしまうことも。
大切なのは、「つなぐこと」と「背負いすぎないこと」を分けて考えること。
あなたが輪をつくったあとは、その中でどう動くかは他の人の強みを信頼して委ねてみてください。
自分に置き換えて考えてみよう
もしあなたが、
人と人をつなぐ場面で自然と動いている
会議や集まりで「全員がここにいていい」と感じてほしい
組織の空気を読むことに長けている
そんな感覚があるなら、それは立派なビジネススキルであり、再現性のある強みです。
「性格だから仕方ない」ではなく、意図して使える才能として扱ってみてください。
まとめ:あなたは、組織の“ハブ”になれる人
包含×社交性は、派手な成果指標では測りにくい強みです。けれど、その人がいなければ回らない場面が、確実に存在します。
誰ひとり取り残さず、人と人の間に橋をかけ続けること。
それは、これからの分断が進む組織において、ますます価値の高い役割になっていくはずです。
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