「誰もやりたがらない仕事」が回ってくると、なぜか燃える
トラブル対応、クレーム処理、システム障害。正直、できれば避けたい仕事ですよね。
でもなぜか――「それ、私がやります」と手を挙げてしまう。しかも、修羅場になればなるほど集中力が増して、気づいたら解決している。
もしそんな経験があるなら、あなたの中には回復志向 × 達成欲(Restorative × Achiever)という強力な組み合わせが眠っているかもしれません。
この資質コンビは、いわば“マイナスからのV字回復”を楽しめる人。今回は、そんな火消しのプロの強みと、ビジネスでの活かし方を掘り下げてみます。
回復志向 × 達成欲とは?ざっくり言うと
まずはそれぞれを簡単に。
回復志向(Restorative)壊れているもの、不調なもの、うまくいっていない状況を見ると「原因を突き止めて直したい」と自然に考える資質。
達成欲(Achiever)今日も何かを成し遂げたい。ToDoを消す、ゴールに近づくこと自体がエネルギーになる資質。
この2つが組み合わさるとどうなるか。
👉 「問題がある=やるべきことが明確」
👉 「直せば前に進める=燃料が尽きない」
つまり、トラブル=最高の仕事素材になりやすいのです。
「大変そうだね」と言われるほど、内心ワクワクしている
回復志向 × 達成欲の人は、・障害対応・炎上プロジェクト・クレーム案件・赤字部門の立て直し
といった場面で、本領を発揮します。
なぜならそこには
明確な「壊れている状態」
直せば確実に「前進」がある
から。
他の人が「精神的にしんどい」と感じる状況でも、このタイプの人はどこか冷静で、「で、原因は何?」「どこから潰せば一番効率いい?」と頭が自然に回り始めます。
そして一つ直すたびに、達成欲が「よし、次もいける」と背中を押してくれる。
この粘り強さは、周囲から見ると驚異的です。
英雄になりやすい職種・役割
この資質の組み合わせが特に輝くのは、こんな場面です。
システムエンジニアの障害対応・保守運用
カスタマーサクセスでの深刻な顧客トラブル
業務改善・プロセス再構築
経営再建、赤字プロジェクトの立て直し
ポイントは、「うまくいっていない状態」が前提の仕事。
ゼロから何かを生むよりも、マイナスをゼロに、ゼロをプラスに戻す流れで圧倒的な力を発揮します。
ただし、注意点もある
強力な資質だからこそ、落とし穴もあります。
トラブルが多い環境に身を置きすぎて疲弊する
「自分がやった方が早い」と抱え込みがち
平常運転になると急にモチベーションが下がる
回復志向 × 達成欲の人は、問題がない状態が続くと、逆に物足りなさを感じることも。
これは弱点ではなく、「どんな環境で力が出やすいか」を知るためのヒントです。
今日から試してほしい、強みの使い方
ぜひ一度、こんな問いを自分に投げてみてください。
今の仕事で「直すと一気に前進する部分」はどこだろう?
周囲が敬遠している問題の中に、チャンスはないだろうか?
すべて抱え込まず、役割として火消しを担えないか?
自分が「燃える瞬間」を言語化できると、仕事の選び方も、頼まれ方も変わってきます。
ピンチを任される人は、信頼されている人
回復志向 × 達成欲を持つ人は、知らないうちに組織の安全装置になっていることがあります。
「この人に任せれば、なんとかなる」そう思われる存在は、簡単には代わりがききません。
あなたのV字回復力は、ただの根性論ではなく、れっきとした“強み”です。
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