勉強嫌い病

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英語講師を30年続けてきた経験から得た結論です。勉強を好きな生徒は少数で、勉強を嫌いな生徒は多数派になります。これはある意味で正常なのかも知れません。自分の学生時代を振り返ってみても分かります。勉強が好きで好きでどうしようもない生徒なんて一人もいませんでした。野球が好きで好きでどうしようもない生徒はいたかも知れません。今の時代ならば野球ではなくサッカーでしょうか。

私の意見です。一クラスに10人の生徒がいたら勉強が好きな生徒は2人で、勉強が嫌いな生徒は8人です。つまり20%の生徒は勉強に関心を示すが、80%の生徒は勉強に関心を示しません。講師の立場からすると非常に困った状態ですが通常です。だって勉強はつまらないし苦痛でもあります。それにも関わらず学校に行くのは何故か?それは卒業証書が欲しいからです。

卒業証書は欲しいけれど、勉強をしたくない生徒はどうするか?私が大学生の時は「代弁」が主流でした。講師は授業の初めに出席をとるので、友人に「出席」の欄にサインをしてもらい自分は授業を欠席します。幸いな事に私が講師になってからはこのような生徒はいませんでした。

勉強が嫌いな生徒にとって、授業は苦痛以外のなにものでもありません。これを仮に「勉強嫌い病」と名づけます。「勉強嫌い病」にかかった生徒は自己防衛策をとります。これを以下の三段階に分類しました。

軽症:イヤイヤながら講師の話を聞く。
中症:授業中に「隣の生徒とお喋りをする」「授業中に居眠りをする」「コンピューターゲームをする」などで時間をつぶす。
重症:「代弁」などの方法で授業に出ない。

英語講師としての意見です。「軽症」の生徒は「勉強嫌い病」が治る可能性があります。「中症」の生徒を治療するのは簡単ではありませんが、治る可能性はあります。「重症」の生徒は治りません。授業に出なければ教える事ができませんから。


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