物件選びの決め手は、周辺環境!…生活するイメージが想像できるかどうか

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法律・税務・士業全般
いま、仕事の依頼で賃貸物件を探してるのですが、これがなかなか周辺環境はチェックすることが多いんです。

売買物件となれば買うわけですから、尚更いろいろ気になりますよね?…街並みはどうかとか、日当たりとか、生活の利便性とか…

物件周辺がどのようになっているか知らないってことは、実際に住んでからの生活がどうなるか分からないということです。

たとえば買った当初は、隣は空き地だったのに3階建てのマンションがドーンと建ったらどうですか?

そのせいで日当たりが悪くなって、視線も気になって…でも、買ってしまったんです…

売ります?貸します?…引っ越すなんて現実的じゃないですよね?

不動産の周辺環境の調査は、それくらい大切なことなんです。

べつに特別な知識が無くても、「ただ行くだけ」それだけである程度見えてくるんです。

物件を検討するために現地に行った時のポイントをあげてみるんで、参考にしてみて下さい。

物件周辺の環境を、肌で感じてみる!

まずはスマホで地図アプリを用意しましょう、Googleマップでも、Yahoo!MAPでも、なんでも構いません。

もちろん、人によって優先順位は違うでしょうが、現地に行って見て欲しいポイントが3つあります。

①物件周辺の街並み
②何か立ちそうな空き地や、工事中の現場はあるか
③駅やバス停までの距離、アクセス

時計周りでもなんでもいいので、物件をスタートして、物件がある道路で囲まれたブロックをぐるーっと歩いてみてください。

周辺をただ歩くだけでなくて、たまにスマホに目をやると、店舗や施設名とかが出てきますよね。

つまり、そうすれば、少し離れたところでも周りに何があるか見えてくるんです。

ん?これって夜うるさそうな建物?なんか匂いも出そう…
空き地?畑?…なんにもしてない土地があるけど…
なんか工事がはじまる?工事看板が立ってるけど…

こんなふうに、ちょっと気になる土地や建物は、地図アプリを見ながら現地を確認して、チェック登録していきます。

また現地周辺は平日と週末で何度か見た方がいいです。

前に、何も知らないで買った土地が、平日は車通りが全然なのに、週末は商業施設に入るために前の道が大渋滞…

しかもそれが毎週…買って後悔した…なんて人がいました。

平日と週末で、交通の状況が大きく変わる様子を実際に見てたら、買わなかったかもしれませんね。

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駅やバス停などの、公共交通機関まで歩いてみる!

自分は車通勤だから、関係ない!

ではなくて、会社の体制も変わるかもしれませんし、仕事も変わるかもしれませんし、お子さんが通学で利用するかもしれません。

一度、地図アプリのナビを使って、駅やバス停などの公共交通機関まで歩いてみてください。

公園、コンビニ、郵便局、ATM…いろんな施設があることに気づきます。

さんざん歩いたのに何もない…やっぱりもう一度エリアを考え直そうかな…

はじめはちょっと郊外がいいなんて思ってたのに、こんな気づきがあるかもしれません。

だから車から降りて、歩いてみないとダメなんです、車乗っちゃうと感覚がマヒしちゃうんです。

昼間だけでなくて、夜も歩いてみることをおススメします、かわいいお子さんが暗い夜道をひとり…急に心配になるかもしれません。

実際に「自分の家はここだ!」となりきっちゃて、イメージしてみて下さい。

歩いていると「これもいいね、ここもいいね、いいね…早く住みたい!…
いい物件ってそんな感じです。

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現地に行った時に、ご近所さんから声を掛けられたらラッキーですww

たとえば、近くに商店街とかフラッと入れそうなお店があれば、実際に入ってみて雰囲気とか会話とか人の様子とか感じてみましょう。

話しやすそうなら、ご近所さんやお店の店員さんに話しかけてみましょう。

素敵なところなんで、この辺で土地を買って家を建てようか悩んでるんですけど、住みごこちはどうですか?」…とか。

地元の人しか知らない、その街の情報があるんです…つまり、それがホントの住み心地なんですね。

目で見て感じる感覚も大事なんですけど、会話から得られる感覚はすごく貴重です!

そもそも昔と違って、地域とのコミュニティが薄くなってきている昨今…さらにリモート環境が急速に推進されて、より「個」の世帯が増えています。

特に他のエリアから移って来て物件を買う場合、おだやかに人とつながりを持てるコミュニティがありそうかというところも大切です。

ネットだけではわからない情報や、その街や物件の雰囲気は「ただ行くだけ」でつかめるんです。

利便性や治安はどうか、自然があるか、おだやかにコミュニティがある街かどうか…

自分の足で、その物件、その街で生活するシミュレーションをしてみましょう。
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