わたしたちの生活は、ビジネスに囲まれています。
わたしたちはものを買って生活していて、それらはビジネスによって成り立っています。
服でも本でもなんでも「こんなのほしいな」というニーズがあり、「こんなのつくったぞ〜」という企業側からの供給があり、それに対して「おわっ、これがほしい!」と思って買う。
これがビジネスであり、生活を形作っているのです。
これは大脳の発達した人間が社会を形成した時点の太古から現代に至るまで受け継がれている、暮らしの営みです。
それ自体はまったく悪くありません。
人間として当然のことです。
しかし、メディアがよくありません。
どんな番組にもスポンサーがいます。メディアもすべてビジネスの一環なのです。
ここに広告がたくさん挟まりますね。最近では、番組の内容そのものも企業にとっていいように操作してしまいます。(本当は放送倫理で禁止されてるはずですが。)
この操作や広告というのは、人間の本能に訴える形で行われます。
ファストフードのCMなんかそうですが、本当に体の悪いものが、いかにも美味しそうにみえる過剰な演出で描かれていたりします。つい食欲をそそられるような感じですね。
好きな俳優やかっこいい人がやってるから、自分も〜と思わせたりもします。
顕在意識でそのように意識する人はいないかもしれませんが、人間の本能的な部分=潜在意識に刷り込む形でそれは起きます。
代表的なものは、タバコです。
テレビでかっこいい役者が吸ってるから、セクシーなお姉さんが吸ってるから、タバコに憧れる。
20世紀にこの手法は最も盛んに行われました。現代の若者ではそんな憧れをもつ人は減ってきましたが、とはいえ未だにその意識が強く出てしまう人も少なくありません。
タバコ業界はかつて、その刷り込みを意図的に行いました。
タバコ以外の情報もかなり精製・偏向して届けられます。
例えば、
レモン〇〇個分のビタミンC配合!
という文句は随分長いこと流行りましたが、100グラムあたりのビタミンC含有量はブロッコリーやキウイの方がうえで、さらに上の食材は他にもたくさんあります。
そしてそもそも、わたしたちは日常ではレモンを何個も摂る必要がありませんし、普通は何個も食べたいとは思わないでしょう。
それは身体にそんな量は必要がないからなのですが、なのにも関わらず、
「レモン〇〇個分のビタミンC」という広告に本当にたくさんの人が躍らされているのです。
ビタミンCの代名詞であるレモンが〇〇個分もとれるだなんて、すげー!
と直感的に思ってしまうのです。
それは、レモンはビタミンCに特化しているように本能的なところで刷り込まれているため、騙されてしまうのです。
このようにして、
メディアが席巻している現代では、広告に触れる機会が多すぎて、嘘の知識や嘘の欲求に苛まれやすくなっていて、普通に生きているだけで知能が下がるように出来ているのです。
ここから抜け出す心がけも書きたいのですが、また別の回に譲らせてください^_^