今日のブログは、"なぜ人間は物事を悲観的に捉えてしまうのか?"と言う事で、読者の方々の人生をより豊かにする考え方を発信していきたいと思います。
「何だか周りに変な目で見られている。」
「他人の話をネガティブに捉えてしまう。」
「自分には運がないと思ってしまう。」
常日頃から悲観的に捉えてしまう事はありませんか?
その原因は
あなたの"思考の癖"にあります!
今回は、物事を悲観的に捉えてしまうあなたの心の本質に迫りあなたの悲観的思考を楽観的思考に書き換えて行きたいと思います。
何もかも悲観的に考えてしまっては、あなたの幸福度は下がってしまいます!このブログを見て、あなたの本来求めている最幸の人生を取り戻しましょう!
なぜ悲観的に捉えてしまうのか?
人はなぜ物事を悲観的に捉えてしまうのでしょうか?
それは、あなたの"自己肯定感が低い"ことが原因に挙げられます。
自己肯定感とは、
「ありのままの自分を肯定し、好意的に受け止めることができる感覚」のことを言います。
自己肯定感が低いと、自分に自身が持てないために失敗しそうな事を避けるようになったり、否定的に物事を捉えやすくなります。
例えば、仕事で重要なプロジェクトを任された時、
「あなたならこのプロジェクト絶対達成できるよ!」
と言われても、
「私なんかにできっこない」「絶対に無理だ」
と否定的に考えてしまう。仮にそのプロジェクトが達成できたとしても、
「ただ運が良かっただけ。」「私じゃなくてもよかった」
などと相手から賞賛を浴びても素直に相手の言葉を受け取れなかったりします。
"自己肯定感は幼少期に構築"されると言われ、幼少期の環境や教育によって人それぞれ自己肯定感には差が生まれます。
私たち日本人は義務教育で自己肯定感について学ぶことがなかったので、特に日本人は自己肯定感が低い傾向にあるとされていますが、その"自己肯定感の低さが悲観的に物事を捉えてしまう原因"だと言われています。
悲観的に捉えてしまう思考の働き
前章で悲観的に捉えてしまう原因は"自己肯定感の低さ"が原因という話をしました。ではなぜ数ある選択肢の中から悲観的な考えに至ってしまうか、その捉え方のメカニズムを解明していきましょう。
Q.なぜ"物事を悲観的に捉えてしまう"のでしょうか?
結論…”悲観的に捉えてしまうのは脳の仕組みが原因”です。
物事の判断基準となる価値観は、"育った環境や関わった人間によって形成されていく"と言われています。その形成された価値観が、現在のあなたの判断基準になっているのです。
上の図は物事の判断基準となる思考の仕組みを表す図になります。
人は物事を解釈する際、"育った環境や関わった人間によって形成された価値観(スキーマ)"を基準にし目の前に起きている事を解釈します。そしてその目の前に起きている事柄に対して咄嗟に思いつく考えの事を自動思考と言います。
これが人間の物事の判断基準となる思考の仕組みになりますが、この思考の核(スキーマ)がネガティブな基準を持っていると、ふと思いついた自動思考がネガティブな思考になりやすくなります。
脳の判断基準の仕組みについては下記のブログで詳しく紹介しているので、もっと詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。
【物事を悲観的に捉えてしまう理由を参照】
悲観的な人の特徴
物事を悲観的に考えてしまう悲観的な人の特徴は、
・ネガティブな言動が多く見られる
・否定的な発言が目立つ
・無表情でテンションが低い
・自分と他人を比較しがち
・新しい事に取り組むのを嫌う
・被害妄想してしまう癖がある
・心配性で、些細なことでも不安に感じてしまう
・過去の嫌な体験からトラウマを抱えている
・他人に褒められても素直に受け取れない(謙遜してしまう)
などが挙げられます。
上記に取り上げた特徴を見てわかるかと思いますが、やはりネガティブ思考がかなり強く、物事を楽観的に捉えることが苦手な傾向にあります。
しかし、悲観的な思考は自分の思い込みであることが大半です。
悲観的な思考を楽観的思考にアップデートするのは時間がかかりますが、訓練次第で可能なのです。
あなたの悲観的思考を楽観的思考にアップデートすための方法を次章で紹介していきますので、まずは簡単なことから取り組んでみましょう!
物事を楽観的に捉えるコツ
①悲観的に考える自分に名前をつける
楽観的な考えを身に付けたい方は、悲観的な考えをする自分にあだ名をつけてみましょう。
本当の自分は楽観的で、悲観的な自分はもう1人の自分(2面性のイメージ)という感じで楽観的な自分と悲観的な自分を分けて考えるようにするのです。
例えば、悲観的な自分に"ネガティブモンスター"と言う名前をつけたとして、日常生活でネガティブな発言をしている自分に気が付いたら、「私の中のネガティブモンスターが騒いでいる。」とネガティブな自分が出てきている事を認識しましょう。
このように日常生活で悲観的な自分を認識する仕組みを作ることで、無意識に悲観的な発言をする前に悲観的な自分に気がつく癖をつけていきます。
悲観的な自分に気がつく癖をつけることで、あなたのネガティブな思考の核に楽観的な思考を植え付けていきましょう。
②「まぁいいか」と開き直る
他人から気に触る事や、心が落ち込んでしまう言葉をかけられた時、ネガティブ思考の方はかけられた言葉以上に思い詰めてしまう傾向があり、深く思い詰めてしまうことがあります。
考えれば考える程、思い込みは悪化してしまい、良い方向に向かうことはありません。この場合はできるだけ早く思い込みを断つことが重要です。
他人から不快な言葉をかけられて、自分がネガティブ思考になりそうと思った時は「まぁいいか!」と開き直ってしまいましょう。
「まぁいいか!」と口にすることで、自身の思考に強制的にストップをかけることができます。
「考えるな!考えるな!」と、考えないようにしたところで人間の思考は止まりません。「考えないようにする!」ではなく「まぁいいか!」と口にして自身の思考の核を「開き直りました!」「諦めました!」と錯覚させましょう!
本当に効くのか?と思うかも知れませんが、簡単の割に効果は大です!
③相手の気持ちを素直に受け取る
相手からの褒め言葉やアドバイスなどを素直に受け止めてみましょう。
悲観的な人は相手からの褒め言葉を素直に受け止められない傾向にあるので、相手からの気持ちを素直に受け取り、「自分は必要とされている」「自分にもできるんだ」と自分を認めてあげましょう。
自分を受け入れられない、認められない人間に楽観的人生は訪れません。
誰もが持っている存在価値を存分に自分に感じさせてあげましょう。
④悪い所より良い所に視点を向ける
悲観的な人は良い所があったとしても悪い所に焦点を向けがちです。
"悪い事でも、その中に良い点はないか?"を探してみましょう。
Q.あなた今日一日の中で良い点を教えてください。
と聞かれた場合、悪い点は見つかっても良い点は見つかりにくいものです。
それはあなたが常日頃から悪い所にばかり焦点を向けているから、悪い点に焦点が向くように癖がついてしまっているのです。
悪いことばかり起きたと感じた日でも必ず良い事はあります!
「今日は道がいつもより空いていた。」
「弁当のおかずがいつもより少し多かった。」
小さな事でもその"積み重ねが大きな幸になる"のです。
今日一日、良い所に焦点を向けて過ごしてみてください。
⑤過去、未来に囚われず今を生きる
過去「昔は〇〇だったのに…。」
未来「もしかしたら〇〇が起きるかも!?」
など、過ぎてしまった事やこれから起こるかも知れない事を考えても意味はありません。考えれば考える程思考の落とし穴にハマってしまうのがオチですし、考えた所で過去、未来を変えることはできません。
大切なのは"今ここを生きる"ことです。
過去の私が今の私を作り、今の私が未来を作ります。
今のあなたにできることは、今を強く生きる事だけです。今ここを強く生きる事こそが未来のあなたを作ることになるのです。
今を幸せに生きましょう!後ろを振り向かない、見えない未来を恐れない。今ここに集中し、幸せに生きることが自身の幸福を作りあげていきます。
まとめ
物事を悲観的に捉えてしまう考え方は、あなたの性格ではなく、"あなたの今までの人生で培われてきた思考の癖"です。
「私の性格だから」「今更変わるなんて」などと言って悲観的な自分を性格だから仕方ないと諦めないでください。
悲観的思考は筋トレのように、日頃のトレーニングで変えることができます。もちろん今まで何年、何十年と使っていた思考の癖をすぐに取り除くことは容易いことではありません。しかし、あなたが「変わりたい!」と強く思い、日頃から意識して訓練すれば少しずつ思考の癖はアップデートされます。
毎日嫌なことばかり起こるのは周りの所為ではありません。
全てはあなたの思考の癖が作り出した思い込みです!
"物事は解釈次第で良くも悪くも何通りにも解釈するのが可能"です。
相席食堂に出演された時のアンミカさんのように、
店「4つとかあかへん数なんやけど…。」
という店員さんの発言に対して、
ア「関係ない!幸せの4ですよ。」
と自分の解釈次第でその状況を良く見立てることもできるのです。
あなたの人生は全てあなたが作り上げています。あなたの解釈次第で良くも悪くもどちらにも人生の道を広げていくことはできるのです。
より人生を豊かに、幸せに過ごすためにも、今の悲観的な自分とおさらばして、楽観的で幸せを感じることのできる自分を手に入れませんか?
全ては自分次第!"あなたはあなたの人生のCEO"です。
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あなたの日常が本来の明るさを取り戻しますように^^
最後まで読んで頂きありがとうございました^ ^
ではまた次のブログ記事でお会いしましょう!
心理カウンセラー しょうごろう