あの経験は無駄ではない。自分にとって必要だった。
自分が悩んだこと、経験したことに無駄なことなんて一つもない。
多くの人が一度とは言わず悩んだことがあるだろう。
たくさん傷ついた過去がある人は、その分、他人の気持ちがわかってあげられる優しい人になっているだろう。
たくさん涙を流した人は、その分、笑顔が素敵な人になっているだろう。
たくさん後悔をした人は、当たり前に起きていることが一番大切だと
理解をし、今を大切に生きているだろう。
たくさん失敗をしている人は、それだけ前に進んでいるだろう。
自分の人格というのは、楽しかったことや成功したことだけではなく
つらかった経験、失敗や挫折した事からできている。
”あの時の経験があったから今の自分がある”
”あの経験”というのは、その時の自分にとっては耐え難いことだったはず。
このままでいいのか。未来が見えない。やらかしてしまった。人生終わったな。
でもその経験を経て今の自分がある。その経験が今の自分をつくっているのなら、人生に無駄なことなんて一つもない。
つらい経験をたくさんしている人の方が他人の気持ちもよく理解し、優しくて魅力的な人。
だから、深刻に考える必要はない。
今までも何とかなってきたから大丈夫。
『 あなたは一年前の自分の悩みを覚えていますか? 』
この言葉を言われて、きっと、その時のことを明確に覚えている人は少ないはず。 その時は何かに悩んでいて、でも今は…、 あれ悩んでたかな?
その時は深刻に悩んでいても人間は一年経てば、忘れる生き物です。
大丈夫。人生最後の日からしたら、今悩んでいることすべては”懐かしい思い出”になる。
でも泣くことは悪いことじゃないから、たくさん泣いて、涙が枯れるくらい泣いて、スッキリしよう。家族の前じゃ泣けない人は、感動する映画やドラマを見てごまかしてもいい。ベッドの上で一人で静かに泣いてもいい。
涙を流すことで副交感神経のスイッチが入り、自律神経のバランスが整うようになるそうです。つまり、涙を流すことはストレス解消につながる。
涙の数だけ、強くなれるよ。
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