ホームページから月1件も問い合わせが来ない会社の共通点5つ

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ビジネス・マーケティング
ホームページを作ってから半年、1年経つのに、問い合わせフォームからのメールはほぼゼロ。Google Analyticsを開いても、訪問者数は月に数十人。

「うちのホームページ、そもそも見られていないのか?」

「制作会社に何十万円も払ったのに、なぜ成果が出ないのか?」

このような状況で悩む中小企業の経営者・Web担当者の方は、想像以上に多いのが現実です。

私はフリーランスのWeb制作者として、これまで多くの「問い合わせが来ないホームページ」を診断・リニューアルしてきました。その経験から断言できるのは、問い合わせが来ない会社のホームページには、ほぼ例外なく5つの共通点が存在するということです。

逆に言えば、この5つさえ押さえれば、今あるホームページを大きく作り変えなくても、問い合わせ数は確実に改善できます。

この記事では、その5つの共通点と、それぞれの具体的な改善方法を、現役のWeb制作者の視点から余すことなく解説します。

共通点1:そもそも「検索されていない」

最も多く、そして最も致命的なのがこのケースです。

「ホームページを作れば、Googleが勝手に見つけてくれて、お客様が来てくれる」——これは残念ながら、完全な誤解です。

実際にどのキーワードで何回検索されているか、自社サイトがそのキーワードで何位に表示されているか。これを把握していない会社は、9割以上が「問い合わせが来ない」状態に陥っています。

確認すべきポイント
- Google Search Consoleを導入しているか
- 自社サービスに関連するキーワードでの検索順位
- 表示回数(インプレッション)が月間どれくらいあるか

改善の方向性
ターゲット顧客が実際に検索する言葉を洗い出し、それらのキーワードを「ページタイトル」「見出し」「本文」に自然に盛り込む。これだけで3〜6ヶ月後の流入は明確に変わります。

共通点2:「誰に・何を」が一瞬で伝わらない

サイトを訪れたユーザーが最初の3秒で判断するのは、「このサイトは自分に関係があるか?」のたった1点です。

問い合わせが来ない会社のトップページには、次のような特徴があります。

- 「私たちは創業○年の信頼ある会社です」など、自社語りから始まっている
- 「○○ソリューション」「トータルサポート」など、抽象的すぎる表現が並ぶ
- 結局、何を売っている会社なのかパッと見でわからない

ユーザーは「自分の課題が解決できるかどうか」を探しています。会社の歴史や理念は、信頼を判断するうえで**2番目以降**の情報にすぎません。

改善の方向性
ファーストビュー(画面を開いて最初に見える領域)に、次の3要素を必ず入れてください。

1. 誰のためのサービスか(例:「中小企業の経営者向け」)
2. どんな成果が得られるか(例:「採用応募数を3倍に」)
3. 何をしている会社か(例:「採用特化Webサイト制作」)

この3つが10秒以内に伝わらないサイトは、その時点で大半のユーザーを取りこぼしています。

共通点3:信頼の「証拠」が決定的に足りない

サイトを訪れたユーザーが関心を持っても、最後の問い合わせボタンを押すかどうかは、「この会社に頼んで大丈夫か?」という不安を払拭できるかにかかっています。

問い合わせが来ないサイトには、この「信頼の証拠」が圧倒的に不足しています。

掲載すべき信頼の証拠
- 実績・事例:過去にどんな会社の、どんな課題を、どう解決したか
- お客様の声:顔写真・会社名つきが理想(最低でも業種・規模)
- 数字での実績:「導入企業○社」「平均問い合わせ数○倍」など
- 会社情報の透明性:代表者の顔写真、所在地、設立年など
- メディア掲載・受賞歴:あれば必ず掲載

「ホームページにこれらが載っていない」というのは、「信頼してください、根拠はないけど」と言っているのとほぼ同じ意味になります。

## 共通点4:問い合わせまでの「導線」が悪い

意外と見落とされがちなのが、「問い合わせフォームまでたどり着く動線」の設計です。

- トップページに「お問い合わせ」ボタンがヘッダーにしかない
- 各サービスページの末尾に問い合わせ導線がない
- 問い合わせフォームの入力項目が多すぎる(10項目以上は要注意)
- 「送信」ボタンの色が背景と同化していて目立たない

ユーザーは、興味を持ったまさにその瞬間に問い合わせたいのです。その瞬間に「ボタンが見当たらない」「フォームが長くて面倒」と感じさせた時点で、機会損失が確定します。

改善の方向性

- 各ページの末尾に、必ず問い合わせCTA(行動喚起)を配置する
- フォーム項目は最小限に(名前・メール・問い合わせ内容の3つで十分)
- 「無料相談はこちら」「30秒で完了」など、心理的ハードルを下げる文言を添える

フォームの項目を3つに減らしただけで、問い合わせ数が2倍以上になった事例は、決して珍しくありません。

共通点5:スマートフォンでの体験が壊れている

2026年現在、BtoCサイトはもちろん、BtoBサイトでもアクセスの6〜7割がスマートフォン経由です。

それにもかかわらず、問い合わせが来ない会社のサイトには、次のようなスマホ崩れが頻繁に見られます。

- 文字が小さくて読めない、または逆に大きすぎる
- ボタンが小さくて指で押しにくい
- 画像が画面からはみ出している
- 読み込みに5秒以上かかる
- 電話番号がリンクになっておらず、タップで発信できない

PCで作って「完成」とした制作会社の手抜きが、スマホ表示の崩れとして残っているケースは驚くほど多いのが現状です。

確認方法
ご自身のスマホで自社サイトを開き、トップから問い合わせ完了まで、実際に操作してみてください。少しでも「使いにくい」と感じた箇所があれば、そこは確実に離脱の要因になっています。

まとめ:5つの共通点をセルフ診断する

最後に、自社サイトをセルフ診断できるチェックリストをまとめます。
☑️ Google Search Consoleで検索流入を把握している
☑️ ファーストビューで「誰に・何を」が3秒で伝わる
☑️ 実績・お客様の声・代表者情報が掲載されている
☑️ 各ページに問い合わせ導線があり、フォームは簡潔
☑️ スマホで問い合わせ完了までスムーズに操作できる

このうち3つ以上「いいえ」があるなら、新規でサイトを作り直す前に、既存サイトの改善で問い合わせ数は確実に伸ばせます。

おわりに:「作り直し」の前にできること

「問い合わせが来ない=サイトを作り直すしかない」と考える必要はありません。多くの場合、上記5つのうち2〜3つを改善するだけで、数字は動き始めます。

もし「自社サイトのどこに問題があるか分からない」「具体的に何から手を付けるべきか相談したい」という方は、お気軽にメッセージください。

現役のフロントエンドエンジニア兼Web制作者として、貴社サイトを実際に診断し、優先順位をつけた改善プランをご提案いたします。


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