資料の「数字」で信用を落とす3つの書き方

資料の「数字」で信用を落とす3つの書き方

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ビジネス・マーケティング
提案資料を見ていて、いちばんもったいないのが数字の書き方です。内容は正しいのに、書き方のせいで疑われてしまう。よくある3つを挙げます。
■ 1つめ:単独で置かれた数字
「コストを30%削減」とだけ書かれていると、読み手は比較対象を探します。何と比べて30%なのか、いつの時点の話なのか。ここが無いと、数字は主張ではなく感想として読まれます。
直し方は、比較対象・基準・出典の3つをセットにすること。「現在の月96時間(2026年8月時点・貴社ご提供資料)を24時間へ」と書けば、聞かれる前に答えたことになります。
■ 2つめ:きれいすぎる数字
「4つの業務がそれぞれ24時間」のように、内訳がきっちり割り切れていると、実測ではなく机上の計算に見えます。実際の業務は32時間・26時間・22時間・16時間のように偏るものです。合計が同じでも、偏りがあるほうが信用されます。
■ 3つめ:計算式のない効果試算
「年間190万円の削減」だけでは、決裁の場で必ず「その根拠は」と聞かれます。72時間 × 2,200円 = 158,400円/月、×12ヶ月 = 1,900,800円。このように式ごと載せると、質問が「本当か」から「前提は合っているか」に変わります。議論が前に進みます。
■ 数字が手元にない場合
無理に埋めないでください。空欄の枠として作り、あとから記入する形にしたほうが安全です。根拠のない数値は、商談でいちばん危ない場所です。
■ チェック
・その数字に比較対象があるか
・いつ時点の数字か書いてあるか
・出典が書いてあるか
・計算式が添えてあるか
・内訳が不自然に揃っていないか
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