正直に書きます。
グリーフケアカウンセラーという肩書きを出してから、グリーフケアの相談はここのサービスを見ての通り。
まだ実績を上げていません💦
いろんなアプローチもしていますが、反応はありません。
これを書くことを少し迷いました。でも、このことを書かずにいると、大切なことが伝えられない気がしています。
なぜ、このことを書こうと思ったか。
グリーフについて、たくさんのコラムを書いてきました。
死別、ペットロス、仕事の喪失、恋愛グリーフ、自死遺族のグリーフ——さまざまな角度から、喪失の痛みを言語化してきました。
でも現実として、「話を聞いてほしい」という声がなかなか届かない。
なぜだろう、とずっと考えていました。そしてふと気づいたんです。
グリーフの中にいる人は、そもそも誰かに話す気力がないのかもしれない、と。
まさに、そのことを見過ごしていた。大きな凡ミスでした。
グリーフは、エネルギーを根こそぎ奪う。
人は喪失の中にいるとき、心身ともにエネルギーを根こそぎ奪われています。
眠れない。食べられない。何もする気になれない。
そんな状態で「誰かに相談しよう」と思えるかというと——正直、難しいですよね。相談って、前向きな行動です。そこまで辿り着けない。
相談するには、エネルギーがいります。予約して、言葉を用意して、自分の気持ちを整理して、誰かに伝える。それだけのことが、グリーフの中にいるときは、とてつもなく重い作業になる。
だから相談できない。
そりゃそうです。
これは意志が弱いからじゃなく、グリーフがそれほどまでに、心と体を消耗させているから。
「どうせ分かってもらえない」という壁。
もうひとつ、大きな壁があります。
グリーフの気持ちの奥深くにあるのは、「話したところでどうせ分かってもらえない」という気持ちです。
私自身もそうでした。母を亡くしたとき、誰かに話そうとは思えなかった。この悲しみはどうすることもできないと、悲しみを持て余していました。
それはなぜか。
・周りに同じ経験をした人がいなかった。
・いい大人がそこまで悲しむなんて恥ずかしいと思われそう。
同じ熱量で受け取ってもらえる人がいない・・・そう感じていたから、話す前から「どうせ」と思ってしまっていた。
これは弱さじゃなく、グリーフが人を孤独にする、という構造の問題です。
カウンセラーに相談が来ない、本当の理由。
だからカウンセラーに相談が来ないのは、グリーフの中にいる人が、そこまでたどり着けないからかもしれない。
話したくないわけじゃない。でも話す気力がない。どうせわかってもらえないと思っている。
そもそも「グリーフケア」という言葉を知らないまま苦しんでいる人もいる。
カウンセラーとして、正直に受け止めなければいけない現実だと思っています。「相談してください」と言うだけでは、届かない人がいる。
それでも私が書き続ける理由。
だからこそ、書き続けています。
相談する気力がないとき、ただ読むだけならできるかもしれない。
「これ、自分のことだ」と感じるだけでも、孤独が少し和らぐかもしれない。
いつか気力が戻ったとき、「あの記事を書いていた人に話してみようか」と思ってもらえるかもしれない。
このブログも、全部、その「いつか」のために書いています。
今すぐ相談できなくていい。ただ、ここにいることを知っていてほしいと思っています。
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気力が戻ったとき、思い出してください。話す準備ができたとき、ここへ来てください。
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