【投資と心理108】先月、1日で大きく跳ねた株は、翌月の成績が月に約1%悪かった。宝くじのような値動きに、人は高く払っていた研究

【投資と心理108】先月、1日で大きく跳ねた株は、翌月の成績が月に約1%悪かった。宝くじのような値動きに、人は高く払っていた研究

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

投資と心理の話の108回目です。前回は、近所づきあいのある家ほど、株を持つ割合が高かった研究でした。
今回は、一発で大きく上がる値動きを、人が好みすぎていた研究です。



人には、当たる見込みは小さくても、当たれば大きい、という賭けを好む傾向があります。宝くじが売れ続けるのも、その1つです。
バルー、チャキジ、ホワイトローは、株でも同じことが起きていないかを調べました。

使ったのは、アメリカの株の1962年7月から2005年12月までの記録です。毎月、過去1か月の中で、1日にいちばん大きく上がった日の上げ幅で、株を10組に分けました。



結果です。

1日の最大の上げが大きい組ほど、翌月の成績が悪くなっていました。いちばん大きい組と、いちばん小さい組の差は、月に1.03%。株価の動きのよく知られた要因を差し引いても、月に1.18%の差がありました。

細かく見ると、1組目から7組目までは、翌月の成績が月1.00%から1.16%と、ほとんど同じでした。差が出たのは上の3組で、0.86%、0.52%、そして一番上の組はマイナス0.02%でした。
この上の3組は、先月の1日の最大の上げが、平均で9%、12%、24%の株です。



しかも、大きく跳ねる株は、翌月も大きく跳ねやすい株でした。いちばん上の組の株が、翌月も同じ組に入る見込みは35%、上の3組のどこかに入る見込みは68%ありました。

著者は、大きく上がる見込みに惹かれた投資家が、こうした株を高く買い、その分、あとの成績が下がっていると見ています。



この研究で私が目を留めたのは、成績の差が、上の3組、とくに一番上の組に集まっていたところです。ふつうの値動きの株では差がなく、極端に跳ねた株だけが、あとで負けていました。

自分が飛びついた取引のうち、直前に大きく跳ねていた通貨ペアに入った回だけを抜き出して、成績を並べてみてください。
過去の売買の記録から、入る前の値動きごとに成績を数える仕事も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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