【投資と心理105】個人がまとめて買った週のあと、その株は20日で1.40%上がっていた。下げたら買い、上げたら売る個人の売買を、取引所の注文で数えた研究

【投資と心理105】個人がまとめて買った週のあと、その株は20日で1.40%上がっていた。下げたら買い、上げたら売る個人の売買を、取引所の注文で数えた研究

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

投資と心理の話の105回目です。前回は、少ない銘柄に集中した人の買いが、分散した人の買いより良かった研究でした。
今回は、短い期間で見ると、個人がまとめて買った株がそのあと上がっていた、という研究です。



デューク大学のカニエル、ニューヨーク大学のサール、テキサス大学のティットマンが使ったのは、ニューヨーク証券取引所の注文の記録です。
2000年から2002年までの3年間、1,920銘柄について、個人の買い注文と売り注文が、銘柄ごと、日ごとに分かります。約定した注文そのものなので、買いか売りかを推し量る必要がありません。



まず、個人がどんな場面で売り買いしていたかです。

個人が強く売った週の前の20日間、その株は市場より3.97%上がっていました。
個人が強く買った週の前の20日間は、市場より2.54%下がっていました。

上げたら売り、下げたら買う。短い期間では、個人は逆張りで動いていました。



次に、そのあとです。

個人が強く買った週のあと、20日間で、その株は市場より1.40%上がっていました。
個人が強く売った週のあとは、はっきりした動きは出ませんでした。

これまでの研究では、個人の売り買いは、1年ほどの長い目で見ると成績が悪いことが多く出ています。短い目では、それと違う形が出たことになります。



著者は、これを、急いで売りたい機関投資家の相手を、個人が引き受けた結果と見ています。急ぐ側が少し不利な価格で手放し、それを受けた側が、価格が戻る分を取った、という読み方です。

この研究で私が目を留めたのは、同じ個人の逆張りでも、見る期間で成績の見え方が変わるところです。

自分の逆張りの取引を、数日で閉じたものと、長く持ったものに分けて、成績を並べてみてください。
過去の売買の記録から、持った期間ごとに成績を数える仕事も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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