【開発の裏側112】同じ金が、業者によってGOLD、XAUUSD、GOLD#と名前が違った。コピートレードのEAで、相手の通貨ペアを探す順番と、両建てできない口座への写し方

【開発の裏側112】同じ金が、業者によってGOLD、XAUUSD、GOLD#と名前が違った。コピートレードのEAで、相手の通貨ペアを探す順番と、両建てできない口座への写し方

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

開発の裏側の112回目です。前回は、EAのパネルの地を薄く塗ったら、穴があいて透けた話でした。
今回は、コピートレードのEAを、どの業者でも動くようにしたときの話です。



コピートレードは、送る側の口座の取引を、受ける側の口座へ写します。
ところが、送る側と受ける側の業者が違うと、同じ金でも、通貨ペアの名前が違います。GOLD、XAUUSD、GOLD#、名前の後ろに記号が付くものもあります。名前が合わないと、写す先が見つかりません。



そこで、送る側が、使っている通貨ペアごとに、いまの価格、桁数、1ロットの量、どの通貨とどの通貨の組か、を一緒に送るようにしました。

受ける側は、次の順番で相手を探します。

1つ目は、手で書いた対応表です。いつもこれが最優先です。
2つ目は、同じ名前。
3つ目は、後ろの記号を外して同じ名前。
4つ目は、同じ銘柄の別名の辞書です。金、銀、原油、主な株価指数などを入れています。
5つ目は、どの通貨とどの通貨の組かが同じものです。

そして、どの候補も、いまの価格が送る側とほぼ同じ、差が3%以内でなければ選びません。名前が似ていても中身が違う銘柄を、取り違えないためです。
決まった組み合わせは画面とログに出し、見つからなければ、対応表に書いてください、と知らせます。



もう1つは、両建てができない口座です。

MT5には、銘柄ごとにポジションを1つにまとめる口座があります。同じ向きは足し合わさり、逆向きは減らします。送る側の取引を、1本ずつそのまま写すことができません。

この口座のときだけ、差分で合わせることにしました。送る側が建てたら、その分のロットを同じ向きに足す。送る側が閉じたら、足した分だけ逆向きに出す。
お客さんが同じ銘柄を手で取引していても、EAは自分が足した分だけを出し入れし、ほかには触りません。



業者が変わると、名前も、口座の作りも変わります。コピーのEAを作るときは、名前で探すだけでなく、価格で中身を確かめる手を、最後に1つ入れておくと安心です。

EAの制作や、業者ごとの違いへの対応も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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