【開発の裏側119】予約注文だけをコピーする設定にすると、約定した瞬間に、受ける側では取引が消えたように見える。コピーする範囲を選べるようにしたときの注意点の話

【開発の裏側119】予約注文だけをコピーする設定にすると、約定した瞬間に、受ける側では取引が消えたように見える。コピーする範囲を選べるようにしたときの注意点の話

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

開発の裏側の119回目です。前回は、チャートの形を見つけるインジケーターで、成立した形を持ち続ける作りに変えた話でした。
今回は、コピートレードのEAで、送る側がコピーする範囲を選べるようにした話です。



送る側では、どの取引を送るかを6通りから選べます。

口座の中の取引すべて、口座の中の成行の取引だけ、口座の中の予約注文だけ。そして、送るEAを置いたチャートの通貨ペアについて、同じ3通りです。
最初の設定は、口座の中の取引すべてです。予約注文は、指値と逆指値の買いと売り、4種類とも送ります。
マジック番号で絞る、コメントで外す、という前からの決まりも残し、範囲と組み合わせて使えます。



ここで気を付けたのが、範囲の外に出た取引の扱いです。

受ける側は、送られてきた一覧と自分の口座を比べて動きます。一覧から消えた取引は、決済された、または取り消された、とみなします。

予約注文だけを送る設定にしていると、予約が約定した瞬間に、その取引は予約から、持っている取引に変わります。送る側では持ったままなのに、範囲からは外れるので、受ける側からは消えたように見え、受ける側のコピーは決済されます。
範囲の設定を途中で変えたときも、同じことが起きます。

そこで、範囲を変えるときは取扱説明書で注意する、と決めました。送る側の範囲は一覧の頭にも載せ、受ける側の画面に、送る側のコピー範囲として出します。



予約が約定したときの扱いも決めています。

範囲が口座の中の取引すべてなら、送る側の予約が約定すると、一覧の上でも予約から持っている取引に移ります。受ける側の予約がまだ約定していなければ、予約を消して成行で建て、送る側と同じ状態にそろえます。
ただし、受ける側で手を加えて受ける側の管理になった予約は、送る側が約定しても、成行に置き換えません。



選べる項目を足すと、その組み合わせで起きることも増えます。設定1つで、受ける側の取引が閉じることもあるので、使う人に見える場所で知らせる形にしました。

EAの制作や、今お使いのEAに設定を足す改修も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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