【投資と心理94】サッカーの代表が大事な試合で負けた翌日、その国の株は下がっていた。勝った翌日は、何も起きていませんでした

【投資と心理94】サッカーの代表が大事な試合で負けた翌日、その国の株は下がっていた。勝った翌日は、何も起きていませんでした

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

投資と心理の話の94回目です。前回は、兵役の知能検査と株の売買の記録を突き合わせた研究でした。
今回は、相場とは関係のない出来事が、気分を通して市場を動かすかを調べた研究です。



調べたのは、エドマンス、ガルシア、ノルリです。2005年の論文の草稿で、のちに学術誌に載っています。

材料は、39か国の、1973年から2004年までのサッカーの国際試合です。ワールドカップや大陸の大会など、国中が見る大事な試合だけを選んで、1,162試合ありました。勝ちが638、負けが524です。
その試合の翌日、負けた国、勝った国の株価の指数がどう動いたかを見ました。



結果はこうでした。

負けた翌日、その国の株は、ふだんより下がっていました。ワールドカップの勝ち抜きの試合で負けて敗退した翌日は、ふだんより0.38%低くなっていました。
試合の大事さが大きいほど、下がり方も大きくなっていました。

ところが、勝った翌日には、それに見合う上げはありませんでした。
気分は、負けで大きく沈み、勝ちではそれほど浮かない。その偏りが、そのまま株価に出ていました。



試合の前の予想を入れても、この下げは残っていました。負けて経済が悪くなる、という話では説明できません。

下がり方は、小さい会社の株で大きくなっていました。小さい会社の株は、その国の中の投資家が多く持っている株です。
クリケット、ラグビー、バスケットボールの負けのあとにも、小さめながら同じ下げが出ていました。



取引に置き換えるなら、自分の気分の大きな沈みだと思います。

相場と関係のないことで気分が大きく沈んだ日は、記録に一言残してみてください。その日の取引と、ふだんの日の取引を分けて比べると、気分が手を動かしていたかが見えてきます。

なお、これは株の指数の研究で、FXで確かめた研究ではありません。

日ごとの出来事と取引を分けて数える過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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