【検証ノート102】押し目を中身で分けたら、荒い押しは負けやすかった。ただし、使えるのは入らない判断だけでした

【検証ノート102】押し目を中身で分けたら、荒い押しは負けやすかった。ただし、使えるのは入らない判断だけでした

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マネー・副業
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

検証ノートの102回目です。前回は、ドル円5分足で、全部の押し目で入ると負けた話でした。
今回は、その続きの考え方です。押し目を1つずつ、中身で分けたら差が出るのかを測りました。



取引の形はこうです。

ダウ理論で上向きのとき、押し安値の少し手前に買いの指値を置きます。損切りは押し安値、利確は直近の高値です。
この形だと、勝つ見込みの基準は、指値を置く位置で決まります。真ん中に置けば、勝率の基準は50%です。

材料は、金、ドル円、ポンド円の1時間足の2007年から。15分足の2016年からでも確かめました。



押し目の中身は、いくつかの物差しで分けました。

上昇の強さ、押しの速さ、時間帯、キリのいい価格。このあたりは、銘柄や期間で向きがそろいませんでした。

そろったのは、出来高の形でした。
押しのときの1本あたりの出来高(ティックの数)を、上昇のときの1本あたりの出来高で割ります。押しで出来高が増えている押し目は、負けやすくなっていました。

1時間足の4つの設定、3つの銘柄、買いと売りで、24の組を作りました。押しで出来高が増えた組の勝率は、24のうち22の組で基準より低く、2〜5ポイント下でした。
2007年から2015年の前半でも、2016年からの後半でも、同じ向きでした。15分足では、6つの組すべてで基準より下でした。



ただ、出来高は、足の大きさと強く結びついています。

そこで、押しの1本の足の大きさを、上昇の1本の足の大きさで割って分けてみました。押しの足のほうが大きい押し目、つまり売りが強い荒い押しです。こちらでも、同じ形が出ました。
出来高を足の大きさで割ると、向きはそろわなくなりました。効いていたのは押しの荒さで、出来高はその言い換えでした。



ここで、大事な点があります。

荒い押しを除いた残りの押し目は、勝率がほぼ基準どおりでした。プラスが生まれるわけではありません。
使えるのは、荒い押しには入らない、という判断だけです。



押し目買いをしている方は、押しの足が、その前の上昇の足より大きいときの成績を、記録から抜き出してみてください。
入らない場面を1つ決めるだけでも、無駄な負けを減らせるかもしれません。

押し目の中身を分けて数える過去検証も、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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