【開発の裏側97】数字では何も出なかったのに、絵にしたら誤りが3つ見つかった。チャートの形を見つけるインジケーターの話

【開発の裏側97】数字では何も出なかったのに、絵にしたら誤りが3つ見つかった。チャートの形を見つけるインジケーターの話

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IT・テクノロジー
どうも、FXトレーダー兼システムエンジニアのナオトです。

開発の裏側の97回目です。前回は、チャートに付けた直後に、何日も前のサインで音が鳴った話でした。
今回は、別のインジケーターです。ダブルトップや三角保ち合いのような、チャートの形を見つけて名前を出すインジケーターを作っています。まだ出していないインジケーターです。



確かめ方は、最初は数字でした。

私が過去のチャートで手で印を付けた形が20例あります。それを何例拾えたか。形が見つかる回数が、でたらめと比べてどれくらいか。
数字は、それなりに出ていました。

そこで、見つけた形を過去のチャートに重ねて描き、1枚ずつ絵にして見ることにしました。
すると、誤りが3つ見つかりました。



1つ目は、形の範囲です。

ダブルトップは、山、谷、山の3つの点で決まります。
ところが前の版は、その前の2つの点まで含めて、5つ分を形の範囲にしていました。

絵にすると、形の本体より前まで帯が伸びていて、すぐ分かりました。
形は見つけられていたので、どの数字にも異常として出てきません。数字だけ見ていたら、気づけなかったと思います。



2つ目は、MT5に移したときの抜けです。

山や谷は、右に何本か足ができてから決まります。なので、いくつかの山や谷が同時に決まることがあります。
試作の版は、少し前の点まで遡って形を探していました。MT5の版には、この遡る処理が入っていませんでした。

このせいで、1時間足のダブルボトムを1つ取りこぼしていました。直した版では、遡る数を設定で決められるようにしました。



3つ目は、既定の厳しさです。

形を、近くの線に紐づいているものだけに絞る設定があります。前の版の既定は、少し厳しめでした。
1つ目を直したあと、この既定のままだと、20例のうち14例しか拾えなくなりました。既定をゆるめると、19例を拾えました。

直した版では、既定をゆるめるほうにしました。



数字で測るだけでは、見つからない誤りがあります。

インジケーターを確かめるときは、数字のほかに、見つけたものを絵にして、何枚か自分の目で見てみてください。

インジケーターの見直しや作り直しも、ご依頼をお受けしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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